2019年5月31日金曜日

2019/3 中国・外貨準備充足率 93.1% ▼


2019年3月の中国の外貨準備充足率は、前月比1.0ポイント減の93.1%となりました。

外貨準備充足率 = 外貨準備高 ÷ 外貨準備必要額

上のグラフは、2014年6月からの中国の外貨準備高の実額と必要額の推移です。

注)
1.外貨準備必要額は、IMFの基準に準拠して、以下の計算式で求めています。

  外貨準備必要額 = 10%×輸出額 + 10%×広義マネーサプライ(M2) + 30%×短期負債 + 20%×その他負債(長期債務)

2.直近の対外債務は、2018年4Q時点の値です。


2019/2 国交省不動産価格指数 +2.1% 前年同月比 ▼


・国土交通省
・2019年2月
・不動産価格指数
・南関東圏の住宅総合指数、117.0ポイント
・前月比、1.8ポイント減
・前年同月比、2.1%増
国交省報道発表資料

2019/5/4週 米・失業保険申請 21.5万件 △


・米・労働省
・2019年5月25日
・米・新規失業保険申請件数、21.5万件
・前週比、0.3万件増
IC4WSA

2019年5月30日木曜日

2019/3 中国・輸出額 +16.5% 前年同月比 △


・OECD
・2019年3月
・中国・輸出額
・2273億ドル
・前月比、11.1%増
・前年同月比、16.5%増
FRED XTEXVA01CNM667S

水色の部分は、米国の景気後退期間です。

2019/3 中国・M2 +1.6% 前月比 △


・IMF
・2019年3月
・中国・M2(季節調整前)
・28兆1502億ドル
・前月比、1.6%増
・前年同月比、2.2%増


水色の部分は、米国の景気後退期間です。

2019/3 中国・外貨準備高 -1.4% 前年同月比 =>


・IMF
・2019年3月
・中国外貨準備高(金を除く)
・3兆1179億ドル
・前月比、0.3%増
・前年同月比、1.4%減


注)グラフの水色の範囲は、米国の景気後退期間です。

2019/4 世界の原油需要  1億40万バレル/日 ▼


IEAが発表した2019年5月15日付のレポートによると、2019年4月時点における2019年の世界の原油需要予測は、前月比20万バレル減の、日量1億40万バレルでした。

上のグラフは、2017年1Qからの世界の原油需要量と原油供給量の推移です。

2019年5月29日水曜日

2019/4 世界の原油生産量 9933万バレル/日 ▼


IEAが発表した、2019年4月の世界の原油生産量は、前月比0.3%減の、日量9933万バレルとなりました。

上のグラフは、原油生産量上位5ヶ国の、2018年11月からの、原油生産量の推移です。
順位の変動はありませんでした。

2019/3 米・住宅価格指数 +2.7% 20都市 前年比 ▼



米S&P社から、2019年3月の米国の住宅価格指数(ケースシラー指数、20都市圏、季節調整前)が発表され、前年比2.7%の上昇となりました。

全国指数は、前年比3.7%増となっています。


上の最初のグラフは、1987年からのケースシラー指数(名目、季節調整後)の推移です。
青い線が、10都市の指数で、赤い線が、20都市の指数、黄色い線が、全国市場指数です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Case-Shiller: National House Price Index increased 3.7% year-over-year in March

上の二番目のグラフは、ケースシラー指数(名目、季節調整後)の対前年比の推移です。

2019年5月28日火曜日

2019/2Q 米・政策金利スプレッド 1.15 ▼



2019年2Qの米国の政策金利スプレッド(※)は、前期より0.39ポイント縮小して、1.15ポイントとなりました。

(※)政策金利スプレッド = (FFレート - テイラールールによる理論金利)の絶対値

上の最初のグラフは、1960年1Qからの、テイラールールによる理論金利と、FFレートの推移です。

上から二番目のグラフは、2006年1Qからの、テイラールールによる理論金利と、FFレートの推移です。



注)
1.テイラールールによる算出レートは、アトランタ連銀が算出している値を使用しました。
2.FFレートの過去データは、実行レートの四半期平均を取得。
3.FFレートの直近データは、直近の実行レートの週平均を取得。

2019/4 米・株式時価総額 対GNP比 162% ▼


2019年4月末の米国の上場株式時価総額の対GNP比は、162%となりました。
前月から2ポイントの低下です。

上のグラフは、1988年からの米国の上場株式時価総額の対GNP比の推移です。

注)
1.直近年は、直近月末の時価総額を、過去年は年末時点の時価総額を取得しています。
2.未確定の直近年のGNPは、GDP成長率(名目)の直近の4四半期移動平均を前年のGNPに乗じて求め、経過月数分を按分比例して、調整しています。
3.時価総額の対象企業は、ニューヨーク証券取引所とナスダック市場の上場企業のうち、外国企業を除く米国国内企業です。

【データ源泉】
1988年~2012年の時価総額・・・World Bank, Market capitalization of listed companies (current US$)
2013年以降の時価総額・・・World Federation Exchanges
GNP・・・GNPA
GDP・・・GDP

2019/3 不動研住宅価格指数(首都圏) 91.55 ▼




・日本不動産研究所
・2019年3月
・不動研住宅価格指数
・首都圏総合指数、91.55ポイント
・前月比、0.38ポイント減
日本不動産研究所 不動研住宅価格指数
・不動研住宅価格指数とは、首都圏の中古マンションに関して、財団法人東日本不動産流通機構に登録された成約情報を活用し、同一物件の価格変化に基づいて算出された指数です。

2019年5月27日月曜日

2019/5 米・化学活動バロメーター 122.76 ▼



・米国化学評議会
・2019年5月
・米・化学活動バロメーター(CAB)
・CAB、122.76
・前月比、0.25ポイント減
・前年同月比、0.6%増
Chemical Activity Barometer=>Chemical Activity Barometer vs. Industrial Production

2019/5/17 米・金融環境指数リスク指数 -0.89 △



・米シカゴ連銀
・2019年5月17日
・金融環境指数(NFCI)
・NFCIリスク指数、マイナス0.89ポイント
・4週前から0.01ポイント増
FRED NFCIRISK
注)
シカゴ連銀・金融環境指数は、資金調達の容易さを測る代表的な指標であり、その中のリスク指数は、合計105の変数に基づいて算出されます。
Risk Indicators in the NFCI and ANFCI https://www.chicagofed.org/~/media/publications/nfci/nfci-indicators-list-pdf.pdf

NFCIを構成する変数の中で、ウェイトの高い上位10の変数とウェイト値は以下の通りです。

Citigroup Global Markets ABS/5-Year Treasury yield spread 3.64
Bank Of America/Merrill Lynch 3-5 year AAA CMBS OAS spread 3.25
Senior Loan Officer Opinion Survey: Tightening Standards on Small C&I Loans 3.18
Senior Loan Officer Opinion Survey: Tightening Standards on RRE Loans 3.07
CBOE S&P 500 Volatility Index (VIX) 3.05
2-year Interest Rate Swap/Treasury yield spread 2.99
30-year Jumbo/Conforming fixed rate mortgage spread 2.97
Senior Loan Officer Opinion Survey: Tightening Standards on Large C&I Loans 2.97
Senior Loan Officer Opinion Survey: Tightening Standards on CRE Loans 2.97
Senior Loan Officer Opinion Survey: Increasing Spreads on Small C&I Loans 2.95

2019年5月26日日曜日

2000年~2002年 日本のガソリン価格の推移 (景気後退期)




グラフ-1

・2000年~2002年の日本の景気後退期におけるCPIの推移。
・CPIは、東京都区部持ち家の帰属家賃を除く総合の前年同月比の12ヶ月移動平均をプロット。

グラフ-2

・2000年~2002年の日本の景気後退期におけるガソリン価格の推移。
・名目値は、東京都区部のCPIのガソリン価格指数の12ヶ月移動平均をプロット。
・実質値は、上記の名目値に対して、CPI(東京都区部持ち家の帰属家賃を除く総合)を使って、調整した値。

グラフ-3

・2000年~2002年の日本の景気後退期における日経平均株価の推移(名目と実質)。

2019年5月25日土曜日

2019/4 米・M2 前月比 +0.3% △


・FRB
・2019年4月
・米・マネーサプライ(通貨供給量)統計
・M2、14兆5132億ドル
・前月比、0.3%増
・前年同月比、3.9%増
FRB current release
 FRED M2SL

2019/4 米・マネタリーベース 前月比 -2.8% ▼



・FRB
・2019年4月
・米・マネタリーベース
・マネタリーベース、3兆3140億ドル
・前月比、2.8%減
・前年同月比、11.8%減
FRED AMBSL
・グラフの値は、セントルイス連銀による補正後の値であり、報道発表の値とは異なります。

2019/5/23 米国債イールドカーブ 0.15 ▼



2019年5月23日時点における米国債イールドカーブの90日移動平均は、0.15%となりました。
30日前から0.11ポイントの低下でした。

注)
米国債イールドカーブ = 10年米国債利回り - 3ヶ月米国債利回り


上の最初のグラフは、1982年5月12日からの米国債イールドカーブの90日移動平均の推移です。

上から二番目のグラフは、2006年1月3日からの米国債イールドカーブの90日移動平均の推移です。

2019/4 米・住宅販売レシオ 7.7 △


2019年4月の米国の住宅販売レシオは、7.7となりました。
 
中古住宅販売(年率)A:519万戸
新築住宅販売(年率)B:67.3万戸
住宅販売レシオ(=A/B):7.7

上のグラフは、1994年からの新築住宅販売と中古住宅販売を重ね合わせたものです。
住宅バブル崩壊の影響で、ギャップが広がりましたが、現在は縮小傾向にあります。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
A few Comments on April New Home Sales

2019年5月24日金曜日

2019/4 米・新築住宅販売 年率 67.3万戸 ▼


・米・商務省
・2019年4月
・米新築住宅販売戸数
・新築一戸建て住宅の販売戸数(季節調整済み)年率換算、67.3万戸
・前月比、6.9%減
FRED HSN1F

2019/5/3週 米・失業保険申請 21.1万件 ▼


・米・労働省
・2019年5月18日
・米・新規失業保険申請件数、21.1万件
・前週比、0.1万件減
IC4WSA

2019年5月23日木曜日

2019/5 FRB総資産 対GNP比 18.6% ▼



2019年5月18日の週におけるFRBの総資産は、3兆9374億ドルとなり、対GNP比で、18.6%となりました。
前月から0.3ポイントの低下です。

上の最初のグラフは、1929年からの、米国のGNPに対するFRB総資産の比率の推移です。

上の二番目のグラフは、2006年からの、米国のGNPに対するFRB総資産の比率の推移です。
注)
1.直近年のGNPは、直近の四半期の名目GDPの前年同期比の平均値を前年のGNPに乗じ、さらに、経過月数を按分比例して求めています。
2.FRB総資産は、直近年は直近の週の値を取得し、過年度は、年末の値を取得しています。

【FRB総資産】
1914年~2001年・・・Annual Report of the Board of Governors of the Federal Reserve System
2002年~前年・・・WALCL=>Annual,End of Period
直近・・・FRB Current Release

【米国の名目GNP、季節調整前】
GNPA

【米国の名目GDP、季節調整前】
GDP

2019/4 米・建築請求指数 50.5 △


米国建築家協会(AIA)から、2019年4月の米国の非住宅建設ABI指数(建築請求指数)が発表され、前月から2.7ポイント上昇して、50.5ポイントとなりました。

強気と弱気の分かれ目である50ポイントを、2ヶ月ぶりに上回りました。

上のグラフは、1996年からのABI指数(建築請求指数)の推移です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
AIA: "Slight rebound for architecture billings in April"

ABI指数(建築請求指数)は、商業用不動産(ホテル、集合住宅、オフィスビル、学校、病院など)の建築活動の先行指標です。

商業用ビルのデザインなどの請求増減を調査したもので、商業用不動産の9~12カ月後の建築活動を示す先行指標とされています。

2019年5月22日水曜日

2018/4Q 日本のGDPギャップ +2.23% △


日本銀行が算出した、2018年4Qの日本のGDPギャップは、+2.23%となりました。
前期比、0.97ポイント増です。

上のグラフは、1983年1Qからの日本のGDPギャップの推移です。

2019/4 米・中古住宅販売 年率519万戸 ▼




・全米リアルター協会(NAR)
・2019年4月
・米・中古住宅販売
・販売戸数、年率519万戸
・前月比、0.4%減
4月の米中古住宅販売 2カ月連続で減少
 FRED EXHOSLUSM495S
 FRED HOSINVUSM495N
・グラフは、上から順に、中古住宅販売戸数、中古住宅在庫戸数、中古住宅在庫戸数前年同月比。
 拡大図は、以下をクリック。
 NAR: Existing-Home Sales Decreased to 5.21 million in March

2019年5月21日火曜日

2019/4 首都圏マンション平米単価 93.1万円 ▼


・不動産経済研究所(民間)
・2019年4月
・首都圏マンション・建売市場動向
・首都圏マンション平米単価、93.1万円
・前年同月比、16.4%増
不動産経済研究所 マンション・建売市場動向
・グラフの縦軸初期値:50万円/㎡

2019/4 首都圏マンション発売戸数 前年同月比 -39.3% ▼


・不動産経済研究所(民間)
・2019年4月
・首都圏マンション・建売市場動向
・首都圏マンション発売戸数、1421戸
・前年同月比 39.3%減
不動産経済研究所 マンション・建売市場動向

2019/4 首都圏マンション契約率 64.3% ▼



・不動産経済研究所(民間)
・2019年4月
・首都圏マンション・建売市場動向
・首都圏マンション契約率、64.3%
・前月比、7.9ポイント減。
不動産経済研究所 マンション・建売市場動向

2019/4 米・実質株価 +3.1% 前月比 △





2019年4月の米・S&P500指数は、物価変動を除いた実質値で、前月比3.1%増となりました。
前年同月比では、8.1%増です。

グラフ-1

2009年1月からの米国のCPIの前年同月比の推移。(季節調整前、12ヶ月移動平均)


グラフ-2

2009年1月からの米・S&P500指数の名目値と実質値の推移。


グラフ-3

1961年1月からの米国のCPIの前年同月比の推移。(季節調整前、12ヶ月移動平均)


グラフ-4

1961年1月からの米国の景気循環(景気拡大期と景気後退期)毎のS&P500指数の上昇率の推移。
景気拡大期・・・実質値の上昇率。景気後退期・・・名目値の上昇率。

2019/4 米・長期金利 2.52% ▼



2019年4月の米国の長期金利(※)は、前月から0.05ポイント減の、2.52%となりました。

米国の長期金利のトレンドを表す、12ヶ月移動平均は、前月より0.03ポイント低下して、2.85%となりました。
トレンドの低下は、3ヶ月連続です。

※10年物米国債流通利回りの月間平均値

上の最初のグラフは、1871年1月からの米国の長期金利(10年物米国債利回り)の名目値の推移です。
トレンドを明らかにするために、12ヶ月移動平均をプロットしています。

上から二番目のグラフは、1970年1月からの米国の長期金利(10年物米国債利回り)の名目値と実質値の推移です。
やはり、トレンドを明らかにするために、12ヶ月移動平均をプロットしています。
また、実質値を求めるため、CPI (Less Shelter) の前年同月比を使っています。