2015年3月31日火曜日

2015/1 不動研住宅価格指数(首都圏) 83.83 ▼



日本不動産研究所が発表した、2015年1月の不動研住宅価格指数は、首都圏総合指数が、前月比0.27ポイント減の83.83ポイントとなりました。
5ヶ月ぶりの減少です。


首都圏総合指数の前年同月比では、4.97%増となり、20か月連続の増加となりました。




上の最初のグラフは、1993年6月からの不動研住宅価格指数の首都圏総合指数の推移です。


上の二番目のグラフは、2005年1月からの不動研住宅価格指数の首都圏総合指数の推移です。


上の三番目のグラフは、1994年6月からの不動研住宅価格指数の首都圏総合指数の前年同月比の推移です。


注)
不動研住宅価格指数とは、首都圏の中古マンションに関して、財団法人東日本不動産流通機構に登録された成約情報を活用し、同一物件の価格変化に基づいて算出された指数です。

2015/2 新設住宅着工戸数 前年同月比 -3.1% △

国土交通省が発表した2015年2月の新設住宅着工戸数は、前年同月比3.1%減の6万7552戸となりました。
前年同月比の減少は、12ヶ月連続です。


新設住宅着工戸数のトレンドを表す12ヶ月移動平均は、7万3858戸となり、前月比0.24%減となりました。
こちらも、12か月連続の減少です。




上のグラフは、2003年7月からの新設住宅着工戸数の12ヶ月移動平均の推移です。

2015/3 日本のCPI +3.0% 前年同月比 △



内閣府が発表した2015年3月の東京都区部のCPI(消費者物価指数)は、帰属家賃を除く総合が、前年同月比3.0%増となりました。
前月比で0.1ポイントの上昇でした。




上の最初のグラフは、1947年7月からのCPI(消費者物価指数、東京都区部持家の帰属家賃を除く総合)の12ヶ月移動平均の推移です。


上の二番目のグラフは、2005年1月からのCPI(消費者物価指数、東京都区部持家の帰属家賃を除く総合)の12ヶ月移動平均の推移です。


上の三番目のグラフは、2005年1月からのCPI(消費者物価指数、東京都区部持家の帰属家賃を除く総合)の12ヶ月移動平均の前年同月比の推移です。

2015/2 米・個人消費支出 +0.1% 前月比 ▼

米・商務省から、2015年2月の米国の個人消費支出が発表され、前月比0.1%増となりました。




【個別指標】


個人所得 +0.4%(前月比) =>
個人消費支出 +0.1%(前月比) △
PCE価格指数 +0.3%(前年比) △
コアPCE価格指数 +1.4%(前年比) △

2015年3月30日月曜日

2015/2 商品価格指数(実質) 516.31 △


2015年2月末時点で計算した2015年の商品価格指数(実質)は、516.31となりました。
前月から、12.5ポイントの上昇です。


上の最初のグラフは、1866年からの商品価格指数(実質)の推移です。


二番目のグラフは、1971年からの同指数の推移です。




【商品価格指数構成比】
・農産物価格指数・・・35%
・エネルギー価格指数・・・44%
・金属価格指数・・・21%

2015/2 金属価格指数(実質) 60.10 ▼


2015年2月末時点で計算した2015年の金属価格指数(実質)は、60.10となりました。
前月より0.57ポイントの減少です。

上の最初のグラフは、1866年からの金属価格指数(実質)の推移です。

上の二番目のグラフは、1971年からの金属価格指数(実質)の推移です。

【金属価格指数(実質)】

・1850年を100とする。
・金、銀、プラチナ、銅、アルミニウム、鉛、亜鉛の価格から、物価変動分を除去し、実質価格を求めて、指数化したもの。
・構成比は、金(16%)、銀(10%)、プラチナ(10%)、銅(22%)、アルミニウム(22%)、鉛(10%)、亜鉛(10%)とする。


◆◆◆

今月から2014年の産業金属の価格は、USGSが公表している値を使用しています。

2015/3/4週 日本の倒産 大型 1 中小規模 3

2015年3月第4週の日本の大型倒産(負債200億円以上)は、株式会社鷹彦など3社の1件でした。
4週間ぶりに大型倒産が発生しました。


●株式会社鷹彦など3社 ゴルフ場経営 破産手続き開始決定受ける 負債203億円


負債200億円未満の中小規模の倒産は、3件でした。
TDB


中小規模の倒産の中で最大の負債額は、インテグレート・メディカル・システム株式会社の137億円でした。

2015/3/4週 黒点数 119=>82 Max:127 Min:82

2015年3月第4週の黒点情報・・・黒点数は、82とほぼ変わらず。






2015/ 3/25 08:52 太陽の裏側でCMEが起きました。太陽風は550km/秒の高速風が続いています。
2015/ 3/26 09:43 太陽風は500km/秒台の高速風が続いています。太陽でCクラスのフレアが発生しています。
2015/ 3/27 10:01 高速の太陽風は終わりました。太陽のフレアも穏やかです。
2015/ 3/28 10:04 太陽風は低速風に変わっています。明日くらいから再び速度が高まりそうです。
2015/ 3/29 12:29 太陽風の磁場強度が高まっています。速度の上昇も始まるかもしれません。
2015/ 3/30 11:25 太陽風は350km/秒の低速風になっています。

2015年3月29日日曜日

2014/12 米・石油消費額 対GDP比 2.1% ▼

2014年12月の米国の石油製品消費額の対GDP比は、2.1%となりました。
前月より0.6ポイントの低下です。


上のグラフは、米国における石油製品の消費額のGDPに対する比率を、1973年1月からプロットしたものです。


【計算方法】
・石油消費額 = 石油製品の消費量 × WTI原油価格
・石油消費額の過去データは、EIAのサイトから取得。
・石油消費額の直近データは、IEAのサイトから取得。
・GDPの過去データは、セントルイス連銀のサイトから取得。
・GDPの直近データは、IMFの推定値を使用。


2015/2 エネルギー価格指数(実質) 185.26 ▼


2015年2月末時点で計算した2015年のエネルギー価格指数(実質)は、185.26となりました。
前月から、0.09ポイントの減少です。


上の最初のグラフは、1901年からのエネルギー価格指数(実質)の推移です。


二番目のグラフは、1971年からのエネルギー価格指数(実質)の推移です。


【エネルギー価格指数(実質)の構成比】
・WTI・・・95%
・米国内天然ガス価格・・・5%


【データ源泉】
1901年~2012年
EIA Crude Oil
EIA Natural Gas...Well head price
2013年~2015年
IMF Primary Commodity Prices

2015/3 世界の綿花需給 在庫率 99.2% △

米農務省(USDA)が発表した、2015年3月の世界の綿花需給報告によると、2014/15年度の期末在庫率は、99.2%となりました。
前月より0.5ポイントの上昇です。


上のグラフは、1982/83年度からの世界の綿花需給における期末在庫率の推移です。
注)
点線は、全期間の期末在庫率の平均値です。


Production, Supply and Distribution Online=>cotton=>World Cotton Supply and Distribution =>DownLoad Files (1983年~直近)

2015年3月28日土曜日

2015/2 農産物価格指数(実質) 178.19 ▼


2015年2月末時点で計算した2015年の農産物価格指数(実質)は、178.19となりました。
前月から2.04ポイントの低下です。

上の最初のグラフは、1866年からの農産物価格指数(実質)の推移です。

上の二番目のグラフは、1971年からの農産物価格指数(実質)の推移です。

【農産物価格指数(実質)】
・1866年を100とする。
・トウモロコシ、大豆、小麦、綿花、砂糖、コーヒーの価格から、物価変動分を除去し、実質価格を求めて、指数化したもの。
・構成比は、トウモロコシ(22%)、大豆(22%)、小麦(22%)、綿花(22%)、砂糖(6%)、コーヒー(6%)とする。


【注意】
・直近データは、暦年平均。それ以前のデータは、穀物年度での平均。

◆◆◆

今月から、2014年のデータは、USDAが公開している穀物年度のデータを使用しています。

2015/2 米・株式時価総額 対GNP比 151% △

2015年2月の米国の上場株式時価総額の合計は、前月比2.8%増の、26兆7820億ドルとなりました。


上場株式時価総額の対GNP比は、前月比4ポイント増の、151%となりました。


上のグラフは、1988年からの米国の上場株式時価総額の対GNP比の推移です。


注)
1.未だ計算されていない直近年のGNPは、直近のGDP成長率(名目)の経過月数分を、前年のGNPに乗じて求めています。
2.対象企業は、ニューヨーク証券取引所とナスダック市場の上場企業のうち、外国企業を除く米国の国内企業です。


【データ源泉】
1988年~2012年の時価総額・・・World Bank, Market capitalization of listed companies (current US$)
2013年以降の時価総額・・・World Federation Exchanges
GNP・・・GNPA
GDP・・・GDP

2015/3 世界の大豆需給 在庫率 31.0% △

米・農務省が発表した世界の大豆需給報告(2015年3月報告)によると、2014/15年度の期末在庫率が、31.0%となりました。
前月より0.1ポイントの上昇です。


上のグラフは、1975年からの世界の大豆需給における期末在庫率の推移です。
注)
点線は、全期間の期末在庫率の平均値です。


【2014/15年度】
供給量:315.06(+11.0%)
消費量:288.50(+5.7%)
需給バランス:△26.56
在庫量:89.53(+35.0%)
在庫率:31.0%(+6.7ポイント)


単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比


【需給】
生産量は、米国、ブラジルで収穫面積の増加と単収の上昇により共に史上最高となること、大豆がとうも
ろこしに比べ価格優位にあること等から、世界全体では史上最高の前年度を更に上回る見込み。また、消
費量も中国、アルゼンチン、米国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。


【価格】
2015年1月以降、南米の豊作見込み等からやや値を下げた後、2月中旬から3月初旬のブラジルでのトラック運転手によるストライキを受けて一旦値を戻したものの、現在は9ドル/bu台後半で推移。


【データ源泉】
米国農務省穀物等需給報告
AgManager・・・1975年~2000年
Production, Supply and Distribution Online=>Oilseeds=>World: Soybeans and Products Supply and Distribution =>DownLoad Files (2010年~直近)

2015年3月27日金曜日

2015/3 世界のコメ需給 在庫率 20.2% ▼

米・農務省が発表した世界のコメ需給報告(2015年3月報告)によると、2014/15年度の期末在庫率は、20.2%となりました。
前月比0.1ポイントの減少でした。

上のグラフは、1973年からの世界のコメ需給における期末在庫率の推移です。
注)
点線は、全期間の期末在庫率の平均値です。

【2014/15年度】
供給量:474.86(-0.5%)
消費量:483.68(+0.6%)
需給バランス:▲8.82
期末在庫量:97.64(-8.3%)
期末在庫率:20.2%(-2.0ポイント)

単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比

【需給】
生産量は、中国、米国等で増加するものの、インドでモンスーン到来の遅れによる作付遅延から収穫面積が減少、タイで乾期米が干ばつにより減少することから、世界全体では前年度を下回る見込み。また、消費量は中国、インドネシア等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。

【価格】
2014年3月以降、タイにおける更なる政府在庫の放出により値を下げたものの、5月末から8月末まで、タイが政府在庫の数量や品質を検査するために放出を一時停止したことにより値を戻し、現在は400ドル/トン前半で推移。

【データ源泉】
米国農務省穀物等需給報告
World Rice Supply & Demand - schwieterman inc(1984年)
USDA Grain: World Markets and Trade(1985年~)
Production, Supply and Distribution Online=>Grains=>World Rice Production, Consumption, and Stocks=>DownLoad Files (2010年~直近)

2015/3 世界のコーン需給 在庫率 19.0% ▼

米・農務省が発表した世界のトウモロコシ需給報告(2015年3月報告)によると、2014/15年度の期末在庫率は、19.0%となりました。
前月比0.4ポイントの低下です。




上のグラフは、1960年からの世界のトウモロコシの期末在庫率の推移です。
注)
点線は、全期間の期末在庫率の平均値です。
 
生産量:989.66(+0.01%)
消費量:976.52(+2.5%)
需給バランス:△13.14
期末在庫量:185.28(+7.6%)
期末在庫率:19.0%(+0.9ポイント)
単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比


【需給】
生産量は、ブラジル、アルゼンチンで作付面積減少、南アフリカでは2015 年2 月の受粉期に西部及び中央部産地で高温・乾燥に見舞われたことにより減少するものの、EU で2014 年7 月の豊富な降雨量と生育に適した気温、米国で記録的な高単収により増加すること等から、世界全体では史上最高となる見込み。また、消費量も米国、中国、EU 等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
なお、アルゼンチンは、受粉/結実期を迎えた地域で十分な土壌水分に恵まれ、前月より上方修正。


【価格】
2015年1月以降、南米の豊作見込み等からやや値を下げ、現在は3ドル/bu台後半で推移。

2015/3/4週 米・失業保険申請 28.2万件 ▼

米・労働省から2015年3月第4週の米国の新規失業保険申請件数が発表され、前週から0.9万件減って、28.2万件となりました。


新規申請件数の4週移動平均は、前週から7,750件減って、29万7000件となりました。


上のグラフは、2000年からの米国の失業保険週間申請件数(四週移動平均)の推移です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Weekly Initial Unemployment Claims decreased to 282,000

2015年3月26日木曜日

2014/12 国交省不動産価格指数 +3.0% 前年同月比 △

国土交通省が発表した、2014年12月の不動産価格指数は、南関東圏の住宅総合指数が、前月比1.2ポイント増の103.0ポイントとなりました。
2ヶ月ぶりの上昇です。


前年同月比では、3.0%増でした。




上のグラフは、2009年3月からの南関東圏の住宅総合指数(速報)の推移です。
トレンドを明らかにするために、12ヶ月移動平均をプロットしています。


【注意】
これまで、試験運用だった国交省不動産価格指数は、2014年12月から、本格運用に変わりました。
指数の値も大きく変更されていることに、ご注意ください。

2015/2 米CPI 総合指数(季節調整前) -0.03% 前年同月比 △


米労働省が発表した2015年2月の米消費者物価指数(CPI)統計によると、季節調整前の総合指数の前年同月比が、前月比0.06ポイント増の、0.03%減となりました。
二ヶ月連続の前年同月比のマイナスです。


直近の景気循環の底である2009年6月からの前年同月比の平均は、前月比0.03ポイント減の、1.70%となりました。




上の最初のグラフは、2005年1月からの季節調整前のCPI総合指数の推移です。
見易さのために、縦軸の初期値を170に設定しています。


上の二番目のグラフは、2005年1月からの季節調整前のCPI総合指数の前年同月比の推移です。

2015/3/20 米・非金融レバレッジ量リスク指数 -0.79 ▼

米シカゴ連銀より、2015年3月20日付の非金融レバレッジ量指数(NFCI)が発表され、同リスク指数は、4週間前から0.03ポイント低下して、-0.79ポイントとなりました。


上のチャートは、2005年1月7日からの非金融レバレッジ量リスク指数の推移です。




シカゴ連銀の非金融レバレッジ量は、金融システムのストレスを測定するために用いられ、金融危機の先行指標として有効であると言われています。


同指数は、プラス方向が金融に対して、ストレスがかかっている状態で、マイナス方向は、ストレスが緩和的になっている状態を示しています。

2015年3月25日水曜日

2015/2 米CPI 総合指数(季節調整済み) +0.2% 前月比 △

米・労働省が2015年2月の米消費者物価指数(CPI)統計を発表し、総合指数(季節調整済み)は、前月比0.2%上昇しました。


また、食品とエネルギーを除くコア指数は、前月比0.2%上昇しました。




上のグラフは、1990年からの各CPI指数の前年比の推移です。
赤色がコアCPI指数、緑色がコアPCE指数、黄色がクリーブランド連銀が算出しているCPI-Median(中間値)、青色が同じくクリーブランド連銀のTrimmed-Mean CPI (刈り込み平均 CPI) です。


拡大図は、以下のリンクを開いてグラフをクリックしてください。
Key Measures Show Low Inflation in February


【各CPI指数の前年比】
CPI-Median : +2.2% =>
Trimmed-mean CPI : +1.8% =>
Core CPI : +1.7% △
Core PCE : +1.3% =>

2015/2 米・住宅販売レシオ 9.0 ▼

2015年2月の米国の住宅販売レシオは、9.0となりました。
 
中古住宅販売(年率)A:488万戸
新築住宅販売(年率)B:53.9万戸
住宅販売レシオ(=A/B):9.0


上のグラフは、1994年からの新築住宅販売と中古住宅販売を重ね合わせたもので、住宅バブル崩壊でギャップ(=住宅販売レシオ)が拡大していることを示しています。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Comments on New Home Sales


平常時の住宅販売レシオは、6ポイント程度ですので、現在は、平常時の約1.5倍のギャップが存在していることになります。


これは、米国の住宅バブルの崩壊で、過剰な中古住宅在庫が発生し、その結果、割安となった中古住宅の販売が、新築住宅よりも優勢となったためです。


今後は、主に、新築住宅販売の増加によって、ギャップが解消に向かい、その間は、住宅投資の波及効果によって、米国経済が堅調に推移するものと考えられます。

2015/2 米・新築住宅販売 年率53.9万戸 △



米・商務省が発表した2015年2月の米国の新築住宅販売は、季節調整済みで前月比7.8%増の年率53.9万戸となりました。




上のグラフは、米国の新築住宅に関する以下の推移です。(1963年~)
・販売戸数
・供給月数(=在庫戸数÷販売戸数)
・在庫戸数・・・緑色:未着工、青色:建設中、赤色:完工


拡大図は、以下のリンクを開いて、各グラフをクリックしてください。
New Home Sales at 539,000 Annual Rate in February

2015年3月24日火曜日

2015/3 世界の小麦需給 在庫率 27.7% =>

米農務省が発表した世界の小麦需給報告(2015年3月報告)によると、2014/15年度の期末在庫率は、27.7%となりました。
前月と変わりませんでした。




上のグラフは、1960年からの世界の小麦の期末在庫率の推移です。
注)
点線は、全期間の期末在庫率の平均値です。


供給量:724.76(+1.2%)
消費量:714.53(+1.5%)
需給バランス:△10.23
期末在庫量:197.71(+5.5%)
期末在庫率:27.7%(+1.0ポイント)


単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年度比


【需給】
生産量は、米国で乾燥及び2014年4月の低温、カナダ等でも減少するものの、EU で春から初夏にかけての好天による増加、ロシア、中国の単収上昇等から、世界全体では史上最高となる見込み。また、消費量もEU、中国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。


【価格】
2015年1月以降、世界的に潤沢な在庫・供給量が改めて確認される中、米ドル高の進展による米国産の割高感、米国大平原での降雨・降雪等から値を下げ、現在は5ドル/bu台前後で推移。

2015/3 米・化学活動バロメーター 98.2 △


米国化学評議会から発表された、2015年3月の化学活動バロメーター(CAB)は、前月から0.2ポイント上昇して、98.2ポイントとなりました。
前年同月比では、2.7%の増加です。


同月のCABの3か月移動平均は、前月から0.1ポイント上昇して、98.1ポイントとなりました。


【取得方法】
Chemical Activity Barometerでユーザー登録。
月次報告メール→Press Release閲覧
または
Chemical Activity BarometerでChemical Activity Barometer vs. Industrial Production をクリック→Download Full Datasetをクリック→氏名など必要事項を記入してダウンロード


上の最初のグラフは、1919年3月からの化学活動バロメーターの3か月移動平均の推移です。


上の二番目のグラフは、2005年1月からの化学活動バロメーターの3か月移動平均の推移です。
見易さのために、縦軸の初期値を、60ポイントに設定しています。


注)
化学活動バロメーターは、米国の化学工業業界の活動状況を示す指標で、景気のピークに対して、平均8ヶ月先行し、景気のボトムに対して、平均4ヶ月先行すると言われています。


化学活動バロメーター(CAB)は、特に、米国の景気後退の終了に対する先行指標として、優れていると言えます。

2015/2 米・中古住宅販売 年率488万戸 △



全米リアルター協会(NAR)から、2015年2月の米国の中古住宅販売と中古住宅在庫が発表され、中古住宅販売戸数は、前月より1.2%増加し、季節調整済みの年率換算で488万戸となりました。
中古住宅在庫は、前年比0.5%減って、189万戸となりました。




上のグラフは、米国の中古住宅に関する以下の推移です。
・販売戸数(1994年より)
・在庫戸数(2001年より)
・在庫戸数の前年同月比(青線)と販売に対する在庫比率(赤線)(2001年より)


拡大図は、以下のリンクを開いて、各グラフをクリックしてください。
Existing Home Sales in February: 4.88 million SAAR, Inventory down slightly Year-over-year


中古住宅在庫は、現在の販売ペースでは、4.6ヶ月分となりました。過去の平均である6ヶ月より低い水準が続いています。


中古住宅在庫の前年同月比は、0.5%減となり、2ヶ月連続で減少しました。

2015年3月23日月曜日

2014/4Q JGB発行残高 +2.9% 前期比 △

日本銀行が発表した資金循環表によると、2014年4Q末時点のJGB(国債・財融債)の発行残高は、前期比2.9%増の885兆2014億円となりました。
6期連続の増加です。


前年同期比では、6.8%の増加です。




上のグラフは、1997年4QからのJGBの保有者別残高の推移です。


注)
データはいずれも、日銀の資金循環表より取得しました。

2015/3/3週 日本の倒産 大型 0 中小規模 3

2015年3月第3週の日本の大型倒産(負債200億円以上)は、有りませんでした。
3週連続で大型倒産が発生しませんでした。


負債200億円未満の中小規模の倒産は、3件でした。
TDB


中小規模の倒産の中で最大の負債額は、株式会社カネトモなど2社の72億円でした。

2015/3/3週 黒点数 57=>88 Max:88 Min:27

2015年3月第3週の黒点情報・・・黒点数は、88まで増加。高速太陽風と磁気圏の活動が続く。






2015/ 3/18 11:09 CMEによる太陽風の乱れが到来し、磁気圏が激しく乱れています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2015/ 3/19 11:53 太陽風は670km/秒の高速風になり、磁気圏の活動も続いています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2015/ 3/20 10:05 500km/秒台後半の高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 3/21 14:47 太陽風は600km/秒近い高速風が続き、磁気圏の活動も続いています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2015/ 3/22 12:09 600km/秒台の高速太陽風が続いています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 3/23 12:50 高速太陽風は続いています。ムルマンスクより皆既日食の写真をどうぞ。

2015年3月22日日曜日

2014/4Q 日本の家計・公的債務負担余裕率 11.3% △


日本銀行が発表した2014年4Q末時点の資金循環表によると、日本の家計・公的債務負担余裕率(注)は、前期から、1.7ポイント上昇して、11.3%となりました。
2期ぶりの低下です。


前年同期比では、変わりませんでした


注)
日本の家計・公的債務負担余裕率 = (家計・正味金融資産残高 - 公的債務残高 )÷ 家計・正味金融資産残高 × 100%




上の最初のグラフは、1997年4Qからの日本の家計・正味金融資産残高と公的債務残高を重ね合わせたものです。


二番目のグラフは、同じ期間での、日本の家計・公的債務負担余裕率の推移です。

2015/3/19 米国債イールドカーブ 2.06 ▼

2015年3月19日時点における米国債イールドカーブの90日移動平均は、2.06ポイントとなりました。
前回の測定時点(2015年2月26日)から、0.04ポイントの低下となりました。


注)
米国債イールドカーブ = 10年米国債利回り - 3ヶ月米国債利回り




上のチャートは、2005年1月3日からの米国債イールドカーブの90日移動平均の推移です

2014/4Q 日本の家計・正味金融資産 +2.9% 前期比 △

日本銀行が発表した資金循環表によると、2014年4Q末時点における、日本の家計・正味金融資産(注)の残高は、前期比、2.9%増の1328兆7292億円となりました。
3期連続の増加です。


前年同期比では、3.3%の増加です。


注)
日本の家計・正味金融資産は、資金循環表の家計・金融資産・負債差額を取得したもので、預金や株式、債券などの資産から、住宅ローン、消費者ローン、ショッピングローンなどの負債を控除した残高です。




上のグラフは、1997年4Qからの日本の家計・正味金融資産の推移です。
見易さのために、縦軸の初期値を800兆円に設定しています。


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株価の上昇が金融資産の増加につながっています。

2015年3月21日土曜日

2015/2 米・マネタリーベース 前月比 -3.8% ▼


FRBが発表した2015年2月の米国のマネタリーベースは、前月比3.8%の減少となりました。
2ヶ月ぶりの減少です。
また、前年同月比では、0.1%の減少となりました。


上の最初のグラフは、2005年1月からの米国のマネタリーベースの推移です。
二番目のグラフは、同じ期間でのマネタリーベースの前年同月比の推移です。




注)マネタリーベースとは、現金通貨と民間金融機関が保有する中央銀行預け金の合計のことです。

2014/4Q 日本の公的債務 GDP比 240.7% ▼

日本銀行が発表した資金循環表によると、2014年4Q末の日本の公的債務(注)の名目GDP比は、前期比0.2ポイント減の、240.7%となりました。


前年同期比では、3.6ポイントの増加です。


注)
日本の公的債務=(国庫短期証券+国債・財融債+政府機関債+地方債)の各残高合計
名目GDPは、季節調整済みの支出側。




上のグラフは、1997年4Qからの日本の公的債務の名目GDPに対する比率の推移です

2015/2 米・M2 前月比 +1.0% △

FRBが発表した2015年2月の米国の季節調整後マネーサプライ(M2)は、前月比1.0%増となりました。
前年同月比では、6.3%の増加です。


上のグラフは、2005年1月からの、米国の季節調整後マネーサプライ(M2)の前年同月比の推移です。
M2SL


2015年3月20日金曜日

2014/4Q 日本の公的債務 +0.9% 前期比 △

日本銀行が発表した資金循環表によると、2014年4Q末の日本の公的債務(注)の残高は、前期比0.9%増の、1178兆4948億円となりました。
前年同期比では、4.0%の増加です。


注)
日本の公的債務=(国庫短期証券+国債・財融債+政府機関債+地方債)の各残高合計




上のグラフは、1997年4Qからの日本の公的債務の種類別推移です。

2015/3 FRB総資産 対GNP比 25.4% ▼

2015年3月19日の週におけるFRBの総資産は、4兆5430億ドルとなり、GNPとの比率で、25.4%となりました。
前月比0.2ポイントの減少です。


上のグラフは、1929年からの、米国のGNPに対するFRB総資産の比率の推移です。
注)
直近年のGNPは、直近の四半期の名目GDPの前年同期比から求めた年率を前年のGNPに乗じて、求めています。


【米国の名目GNP、季節調整前】
GNPA


【FRB総資産】
1914年~2001年・・・Annual Report of the Board of Governors of the Federal Reserve System
2002年~前年・・・WALCL
直近・・・FRB Current Release


【米国の名目GDP、季節調整前】
GDP


【手順】
1.直近のFRB総資産の書き換え。
2.WALCLのダウンロード。過去のFRB総資産の書き換え。
3.GNPAのダウンロード。過去のGNPの変更を確認。
4.GDPのダウンロード。直近のGNPの算出と書き換え。

2015/3/3週 米・失業保険申請 29.1万件 △

米・労働省から2015年3月第3週の米国の新規失業保険申請件数が発表され、前週から0.1万件増えて、29.1万件となりました。


新規申請件数の4週移動平均は、前週から2,250件増えて、30万4750件となりました。


上のグラフは、2000年からの米国の失業保険週間申請件数(四週移動平均)の推移です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Weekly Initial Unemployment Claims increased to 291,000

2015年3月19日木曜日

2015/2 首都圏マンション平米単価 81.2万円 △

民間の不動産経済研究所から、2015年2月の首都圏マンション平米単価が発表され、前月比17.3万円増の、1平米当たり81.2万円となりました。
前年同月比でも、14.7%の増加です。


首都圏マンション平米単価の12ヶ月移動平均は、前月比0.9ポイント上昇して、1平米当たり71.5万円となりました。
2か月ぶりの上昇です。




上のグラフは、2005年12月からの首都圏マンション平米単価の12カ月移動平均の推移です。


見易さのために、縦軸の初期値を50万円に設定しています。