2020年2月29日土曜日

2019/4Q 米・理論金利(改定値) 3.69% 



2019年4Q(改定値)時点の米国の理論金利(※1)は、前期より0.16ポイント低下して、3.69%となりました。

政策金利スプレッド(※2)は、前期より0.40ポイント拡大して、2.03ポイントとなりました。

(※1)理論金利・・テイラールールによって算出した値
(※2)政策金利スプレッド = (FFレート - 理論金利)の絶対値

上の最初のグラフは、1960年1Qからの、テイラールールによる理論金利と、FFレートの推移です。

上から二番目のグラフは、2006年1Qからの、テイラールールによる理論金利と、FFレートの推移です。


注)
1.テイラールールによる算出レートは、アトランタ連銀が算出している値を使用しました。
2.FFレートの過去データは、実行レートの四半期平均を取得。
3.FFレートの直近データは、直近の実行レートの週平均を取得。

2019/4Q 米・GDPギャップ(改定値) +0.63% ▼



2019年4Qの米国のGDPギャップ(改定値)は、前期と変わらず、0.63%となりました。

上の最初のグラフは、1949年1Qからの米国のGDPギャップの推移です。

上から二番目のグラフは、2006年1Qからの米国のGDPギャップの推移です。

2019/4Q 米・GDP 年率前期比 +2.1% (改定値) =>


・米・商務省
・2019年4Q
・米・GDP(改定値)
・実質GDP、19兆2204億ドル
・前期比、0.52%増
・前年同期比、2.3%増
・年率換算前期比、2.1%増
米GDP:10-12月改定値、前期比年率2.1%増-市場予想に一致
FRED GDPC1
 GDPPOT quarterly
 FF quarterly
 PCEPILFE quarterly

2020/2 日本のCPI +0.4% 前年同月比 ▼





・内閣府
・2020年2月
・東京都区部消費者物価指数
・CPI(持ち家の帰属家賃を除く総合)、102.2ポイント
・前年同月比、0.4%増
e-stat 品目別価格指数

2020年2月28日金曜日

2020/1 米・株式時価総額 対GNP比 165% ▼


2020年1月末の米国の上場株式時価総額の対GNP比は、165%となりました。
前月比、1ポイントの低下です。

上のグラフは、1988年からの米国の上場株式時価総額の対GNP比の推移です。

注)
1.直近年は、直近月末の時価総額を、過去年は年末時点の時価総額を取得しています。
2.未確定の直近年のGNPは、GDP成長率(名目)の直近の4四半期移動平均を前年のGNPに乗じて求め、経過月数分を按分比例して、調整しています。
3.時価総額の対象企業は、ニューヨーク証券取引所とナスダック市場の上場企業のうち、外国企業を除く米国国内企業です。

【データ源泉】
1988年~2012年の時価総額・・・World Bank, Market capitalization of listed companies (current US$)
2013年以降の時価総額・・・World Federation Exchanges
GNP・・・GNPA
GDP・・・GDP

2020/1 米・住宅販売レシオ 7.14 ▼


2020年1月の米国の住宅販売レシオは、7.14となりました。
 
中古住宅販売(年率)A:546万戸
新築住宅販売(年率)B:76.4万戸
住宅販売レシオ(=A/B):7.14

上のグラフは、1994年からの新築住宅販売と中古住宅販売を重ね合わせたものです。
住宅バブル崩壊の影響で、ギャップが広がりましたが、現在は縮小傾向にあります。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
A few Comments on January New Home Sales

2020/1 米・新築住宅販売 年率 76.4万戸 △


・米・商務省
・2020年1月
・米新築住宅販売戸数
・新築一戸建て住宅の販売戸数(季節調整済み)年率換算、76.4万戸
・前月比、7.9%増
FRED HSN1F

2020年2月27日木曜日

2020/2 米・化学活動バロメーター 124.08 ▼



・米国化学評議会
・2020年2月
・米・化学活動バロメーター(CAB)
・CAB、124.08
・前月比、0.56ポイント減
・前年同月比、2.2%増
Chemical Activity Barometer=>Chemical Activity Barometer vs. Industrial Production

2019/11 米・自動車走行マイル数 +0.9% 前年同月比 △




・米・運輸省
・2019年11月
・自動車走行マイル数
・2728億マイル
・前年同月比、0.9%増
DOT Traffic Volume Trends Historical cvmt

2019/12 米・住宅価格指数 +2.9% 20都市 前年比 △



米S&P社から、2019年12月の米国の住宅価格指数(ケースシラー指数、20都市圏、季節調整前)が発表され、前年比2.9%の上昇となりました。

全国指数は、前年比3.8%増となっています。

米20都市住宅価格指数、12月は約1年ぶりの大幅上昇


上のグラフは、ケースシラー指数とその前年同月比の推移です。
拡大図は、以下のグラフをクリックしてください。

2020年2月26日水曜日

2020/2/14 米・金融環境指数リスク指数 -0.80 ▼



・米シカゴ連銀
・2020年2月14日
・金融環境指数(NFCI)
・NFCIリスク指数、マイナス0.80ポイント
・4週前から0.03ポイント減
FRED NFCIRISK
注)
シカゴ連銀・金融環境指数は、資金調達の容易さを測る代表的な指標であり、その中のリスク指数は、合計105の変数に基づいて算出されます。
Risk Indicators in the NFCI and ANFCI https://www.chicagofed.org/~/media/publications/nfci/nfci-indicators-list-pdf.pdf

NFCIを構成する変数の中で、ウェイトの高い上位5位の変数は以下の通りです。

BofAML 3-5 yr AAA CMBS OAS spread4
ICE BofAML ABS/5-yr Treasury yield spread
CBOE Market Volatility Index VIX
BofAML Home Equity ABS/MBS yield spread
ICE BofAML Financial/Corporate Credit bond spread

2019/12 不動研住宅価格指数(首都圏) 92.83 △





・日本不動産研究所
・2019年12月
・不動研住宅価格指数
・首都圏総合指数、92.83ポイント
・前月比、1.28ポイント増
日本不動産研究所 不動研住宅価格指数
・不動研住宅価格指数とは、首都圏の中古マンションに関して、財団法人東日本不動産流通機構に登録された成約情報を活用し、同一物件の価格変化に基づいて算出された指数です。

2020年2月25日火曜日

2020/2/20 米国債イールドカーブ +0.19 △



2020年2月20日時点における米国債イールドカーブの90日移動平均は、プラス0.19%となりました。
30日前から0.12ポイントの上昇でした。

注)
米国債イールドカーブ = 10年米国債利回り - 3ヶ月米国債利回り


上の最初のグラフは、1982年5月12日からの米国債イールドカーブの90日移動平均の推移です。

上から二番目のグラフは、2006年1月3日からの米国債イールドカーブの90日移動平均の推移です。

2020年2月24日月曜日

2020/1 米・M2 前月比 +0.8% △


・FRB
・2020年1月
・米・マネーサプライ(通貨供給量)統計
・M2、15兆4381億ドル
・前月比、0.8%増
・前年同月比、7.0%増
FRB current release
 FRED M2SL

2020/2 FRB総資産 対GNP比 19.4% =>



2020年2月20日の週におけるFRBの総資産は、4兆2314億ドルとなり、対GNP比で、19.4%となりました。
前月と変わりませんでした。

上の最初のグラフは、1929年からの、米国のGNPに対するFRB総資産の比率の推移です。

上の二番目のグラフは、2006年からの、米国のGNPに対するFRB総資産の比率の推移です。
注)
1.直近年のGNPは、直近の四半期の名目GDPの前年同期比の平均値を前年のGNPに乗じ、さらに、経過月数を按分比例して求めています。
2.FRB総資産は、直近年は直近の週の値を取得し、過年度は、年末の値を取得しています。

【FRB総資産】
1914年~2001年・・・Annual Report of the Board of Governors of the Federal Reserve System
2002年~前年・・・WALCL=>Annual,End of Period
直近・・・FRB Current Release

【米国の名目GNP、季節調整前】
GNPA

【米国の名目GDP、季節調整前】
GDP

2020/2/3週 日本の倒産 0 中小規模 0

2020年2月第3週の日本の大型倒産(負債200億円以上)は、有りませんでした。

8週連続で大型倒産が発生しませんでした。

負債200億円未満の中小規模の倒産も、有りませんでした。

TDB

2020年2月23日日曜日

2020/1 米・実質株価 -0.8% 前月比 ▼





2020年1月の米・S&P500指数は、物価変動を除いた実質値で、前月比0.8%減となりました。
前年同月比では、15.0%増です。

グラフ-1・・・2009年1月からの米国のCPIの前年同月比の推移。(季節調整前、12ヶ月移動平均)

グラフ-2・・・2009年1月からの米・S&P500指数の名目値と実質値の推移。

グラフ-3・・・1961年1月からの米国のCPIの前年同月比の推移。(季節調整前、12ヶ月移動平均)

グラフ-4・・・1961年1月からの米国の景気循環(景気拡大期と景気後退期)毎のS&P500指数の上昇率の推移。但し、景気循環の期間は、NBERの公式判定ではなく、CAB指数の反転を底、逆イールドの発生を頂きとして、独自に算出したもの。
景気拡大期・・・実質値の上昇率。景気後退期・・・名目値の上昇率。

2020/1 米・中古住宅販売 年率 546万戸 ▼




・全米リアルター協会(NAR)
・2020年1月
・米・中古住宅販売
・販売戸数、年率546万戸
・前月比、1.3%減
中古住宅販売件数:1月は1.3%減、2年ぶり高水準近辺を維持
 FRED EXHOSLUSM495S
 FRED HOSINVUSM495N
・グラフは、上から順に、中古住宅販売戸数、中古住宅在庫戸数、中古住宅在庫戸数前年同月比。
 拡大図は、以下をクリック。
 NAR: Existing-Home Sales Increased to 5.54 million in December

2020年2月22日土曜日

2020/1 米・長期金利 1.76% ▼


2020年1月の米国の長期金利(※)は、前月から0.10ポイント減の、1.76%となりました。

米国の長期金利のトレンドを表す、12ヶ月移動平均は、前月より0.08ポイント減の、2.06%となりました。

物価変動を考慮した実質の長期金利は、0.17%となりました。


※10年物米国債流通利回りの月間平均値

上の最初のグラフは、1871年1月からの米国の長期金利(10年物米国債利回り)の名目値の推移です。
トレンドを明らかにするために、12ヶ月移動平均をプロットしています。

上から二番目のグラフは、1970年1月からの米国の長期金利(10年物米国債利回り)の名目値と実質値の推移です。
やはり、トレンドを明らかにするために、12ヶ月移動平均をプロットしています。
また、実質値を求めるため、CPI (Less Shelter) の前年同月比を使っています。

2020/2/3週 米・失業保険申請 21.0万件 △


・米・労働省
・2020年2月15日
・米・新規失業保険申請件数、21.0万件
・前週比、0.4万件増
IC4WSA
・グラフは、四週移動平均をプロットしたものです。

2020年2月21日金曜日

2020/1 米PPI 前年同月比 +0.2% △



・米・労働省
・2020年1月
・PPI統計
・全コモディティ指数、199.4ポイント
・前月比、0.1%増
・前年同月比 0.2%増
FRED PPIACO

2020/1 米・建築請求指数 52.2 △


米国建築家協会(AIA)から、2020年1月の米国の非住宅建設ABI指数(建築請求指数)が発表され、前月から0.1ポイント上昇して、52.2ポイントとなりました。

強気と弱気の分かれ目である50ポイントを、4ヶ月連続で上回りました。

上のグラフは、1996年からのABI指数(建築請求指数)の推移です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
AIA: "Architecture billings continue growth into 2020"

ABI指数(建築請求指数)は、商業用不動産(ホテル、集合住宅、オフィスビル、学校、病院など)の建築活動の先行指標です。

商業用ビルのデザインなどの請求増減を調査したもので、商業用不動産の9~12カ月後の建築活動を示す先行指標とされています。

2020/1 米・住宅着工件数 年率 156.7万戸 ▼



・米・商務省
・2020年1月
・米住宅着工件数
・住宅着工件数(季節調整済み)年率換算、156.7万戸
・前月比、3.6%減
住宅着工、1月に堅調維持-許可件数は急増し07年以来の高水準
FRED HOUST
 FRED HOUST1F

2020年2月20日木曜日

2019/12 米国債・海外保有残高 -0.7% 前月比 ▼


・米・財務省
・2019年12月
・対米証券投資動向
・外国勢の米国債保有額、6兆6963億ドル
・前月比、0.7%減
・前年同月比、6.8%増
・上位五カ国
 日本、中国、英国、ブラジル、アイルランドの順・・・変動なし
米財務省

2020年2月19日水曜日

2020/1 中国・株式時価総額 対GDP比 59.7% ▼


2020年1月末の中国の上場株式時価総額の合計は、前月比0.3%減の、8兆4923億ドルとなりました。

上場株式時価総額の対GDP比は、59.7%となりました。

上のグラフは、2003年からの中国の上場株式時価総額の対GDP比の推移です。
注)過年度は、各年の12月末時点の値です。

【計算方法】
時価総額・・・中国の上海市場と深セン市場に上場している国内企業の年末時点の時価総額を米ドル換算で集計。
       ただし、直近の年は、直近の月の月末時点の時価総額を集計。
GDP・・・・世界銀行とIMFのサイトより取得。(米ドル換算)
       ただし、直近の年は、IMFの予測値の経過月数分を比例配分して適用。

【データ源泉】
時価総額・・・World Federation Exchanges
GDP・・・World Bank
      IMF

2019/4Q 米・農地価格 前年同期比 +0% △


・米・シカゴ連銀
・2019年4Q
・第7地区(中西部5州・・・イリノイ州、インディアナ州、アイオワ州、ミシガン州、ウィスコンシン州)の農地価格
・前年同期と変わらず
Chicago Fed AgLetter

2020年2月18日火曜日

2020/1 首都圏マンション平米単価 126.2万円 △


・不動産経済研究所(民間)
・2020年1月
・首都圏マンション・建売市場動向
・首都圏マンション平米単価、126.2万円
・前年同月比、55.2%増
不動産経済研究所 マンション・建売市場動向
・グラフの縦軸初期値:50万円/㎡



首都圏マンションの平米単価が100万円を超えるのは、史上初。

2020/1 首都圏マンション発売戸数 前年同月比 -34.5% ▼


・不動産経済研究所(民間)
・2020年1月
・首都圏マンション・建売市場動向
・首都圏マンション発売戸数、1245戸
・前年同月比 34.5%減
不動産経済研究所 マンション・建売市場動向

2020/1 首都圏マンション契約率 63.0% △



・不動産経済研究所(民間)
・2020年1月
・首都圏マンション・建売市場動向
・首都圏マンション契約率、63.0%
・前月比、1.7ポイント増。
不動産経済研究所 マンション・建売市場動向