2009年において50年以上、連続増配していた米国企業(10社)に、均等に投資を行った場合のパフォーマンスを計算してみました。
投資期間は、2009年3月~2017年4月とし、期間内に行われた株式分割を遡及修正しています。
計算は、現地通貨(米ドル)ベースを行っており、為替の影響は考慮されていません。
【連続増配企業への投資】
株価上昇率・・・160%
2017年4月現在の株価に対する配当利回り・・・2.60%
初期投資額に対する配当利回り・・・6.73%
【SP500ETFへの投資】
比較のために、同時期に、S&P500指数連動型ETF(SPY)に投資を行った場合のパフォーマンスを計算してみます。
但し、同期間内に行われた株式分割を把握することが難しいため、こちらは、遡及修正を行っていません。
株価上昇率・・・168%
2017年4月現在の株価に対する配当利回り・・・1.92%
信託報酬・・・0.09% 実質利回り・・・1.83%
初期投資額に対する実質利回り・・・5.05%
【2009年の連続増配企業】
企業名 (連続増配年数。※は、2017年4月現在も連続増配が続いている企業。@は、期間内に株式分割が行われた企業)
----------- Diebold Inc. (56) American States Water (54) ※ @ Dover Corporation (53) ※ @ Northwest Natural Gas (53) ※ Genuine Parts Company (53) ※ Procter & Gamble (52) ※ Parker-Hannifin (52) ※ Emerson Electric (52) ※ 3M (51) ※ Integrys Energy Group (50) ----------- Vectren Corp. (49)
注)Integrys Energy Groupは、買収によって、2015年6月に上場廃止となったため、
最終取引日の価格で、同社よりも連続増配年数が一年短い、 Vectren Corp.(VVC)を購入したと仮定して、株価上昇率を計算しています。 また、初期投資額に対する配当利回りについては、2009年3月時点から、 Vectren Corp.(VVC)を保有していたと仮定して計算しています。 |
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