上の最初のグラフは、1973年から1975年までの米国の景気後退期における、CPI-U(都市部の全消費者)の前年同月比の12ヶ月移動平均の推移と景気指標との関係を表したものです。
点線は、株式投資に適したCPIの上限と言われている、4%のラインです。
景気後退期間中も、4%を超える激しいインフレが続いていました。
点線は、株式投資に適したCPIの上限と言われている、4%のラインです。
景気後退期間中も、4%を超える激しいインフレが続いていました。
上から二番目のグラフは、同じ期間での米・S&P500指数の名目値と実質値の推移です。
グラフ上、実線が名目値で、破線が実質値です。
実質値は、米国債イールドカーブに逆イールドが出現した年月を起点として、CPI-U(都市部の全消費者)を使用して、算出しています。
激しいインフレの影響で、実質値は名目値と比べて大きく下方に乖離しています。
グラフ上、実線が名目値で、破線が実質値です。
実質値は、米国債イールドカーブに逆イールドが出現した年月を起点として、CPI-U(都市部の全消費者)を使用して、算出しています。
激しいインフレの影響で、実質値は名目値と比べて大きく下方に乖離しています。
上から三番目のグラフは、米国の過去のS&P500指数の名目値と実質値の上昇率を景気後退期毎に示したものです。
グラフ上、水色が名目上昇率で、紫色が実質上昇率です。
1973年から1975年までの米国の景気後退期においては、名目の上昇率は、マイナス16%だったのに対して、実質の上昇率は、その二倍強のマイナス33%まで下がっています。
グラフ上、水色が名目上昇率で、紫色が実質上昇率です。
1973年から1975年までの米国の景気後退期においては、名目の上昇率は、マイナス16%だったのに対して、実質の上昇率は、その二倍強のマイナス33%まで下がっています。
【注意事項】
1.当記事における景気後退期は、米国債イールドカーブに逆イールドが出現した時からCAB(化学活動バロメータ)の反転までの期間とし、NBERが発表している公式見解とは異なります。
1.当記事における景気後退期は、米国債イールドカーブに逆イールドが出現した時からCAB(化学活動バロメータ)の反転までの期間とし、NBERが発表している公式見解とは異なります。
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