米・農務省が発表した世界のコメ需給報告(2015年12月報告)によると、2015/16年度の期末在庫率は、18.2%となりました。
前月比0.5ポイントの低下です。
前月比0.5ポイントの低下です。
上のグラフは、1973年からの世界のコメ需給における期末在庫率の推移です。
注)
点線は、全期間の期末在庫率の平均値(25.6%)です。
注)
点線は、全期間の期末在庫率の平均値(25.6%)です。
供給量:469.32(-1.9%)
消費量:484.64(+0.5%)
需給バランス:▲15.32
期末在庫量:88.42(-14.8%)
期末在庫率:18.2%(-3.3ポイント)
消費量:484.64(+0.5%)
需給バランス:▲15.32
期末在庫量:88.42(-14.8%)
期末在庫率:18.2%(-3.3ポイント)
単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比
【需給】
生産量は、インド北東部でカリフ米の単収低下及び乾燥によるラビ米の作付遅延、タイで乾燥による収穫面積の減少及び単収の低下により減少することから、世界全体では前年度を下回る見込み。また、消費量は、中国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下し、2006/07 年度以来の低い水準。
生産量は、インド北東部でカリフ米の単収低下及び乾燥によるラビ米の作付遅延、タイで乾燥による収穫面積の減少及び単収の低下により減少することから、世界全体では前年度を下回る見込み。また、消費量は、中国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下し、2006/07 年度以来の低い水準。
【価格】
2015年1月以降も、引き続きタイの政府在庫放出から380ドル/トン台まで値を下げた。タイの干ばつによる供給不足懸念から、7月半ばには410ドル/トン前後まで値を上げたものの、その後のタイの更なる政府在庫放出から9月下旬には360ドル/トン前後まで値を下げた。10月以降、フィリピン、インドネシアの輸入見込みから値を上げ、現在は380ドル/トン前後で推移。
2015年1月以降も、引き続きタイの政府在庫放出から380ドル/トン台まで値を下げた。タイの干ばつによる供給不足懸念から、7月半ばには410ドル/トン前後まで値を上げたものの、その後のタイの更なる政府在庫放出から9月下旬には360ドル/トン前後まで値を下げた。10月以降、フィリピン、インドネシアの輸入見込みから値を上げ、現在は380ドル/トン前後で推移。
【データ源泉】
米国農務省穀物等需給報告
World Rice Supply & Demand - schwieterman inc(1984年)
USDA Grain: World Markets and Trade(1985年~)
Production, Supply and Distribution Online=>Grains=>World Rice Production, Consumption, and Stocks=>DownLoad Files (2010年~直近)
米国農務省穀物等需給報告
World Rice Supply & Demand - schwieterman inc(1984年)
USDA Grain: World Markets and Trade(1985年~)
Production, Supply and Distribution Online=>Grains=>World Rice Production, Consumption, and Stocks=>DownLoad Files (2010年~直近)
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