上の最初のグラフは、1968年から1970年までの米国の景気後退期における、CPI-U(都市部の全消費者)の前年同月比の12ヶ月移動平均の推移と景気指標との関係を表したものです。
点線は、株式投資に適したCPIの上限と言われている、4%のラインです。
景気後退期間中は、常に4%を超えるインフレとなっていました。
点線は、株式投資に適したCPIの上限と言われている、4%のラインです。
景気後退期間中は、常に4%を超えるインフレとなっていました。
上から二番目のグラフは、同じ期間での米・S&P500指数の名目値と実質値の推移です。
グラフ上、実線が名目値で、破線が実質値です。
実質値は、米国債イールドカーブに逆イールドが出現した年月を起点として、CPI-U(都市部の全消費者)を使用して、算出しています。
景気後退に加えて、インフレの影響で、実質値の値下がり幅が拡大していることが分かります。
グラフ上、実線が名目値で、破線が実質値です。
実質値は、米国債イールドカーブに逆イールドが出現した年月を起点として、CPI-U(都市部の全消費者)を使用して、算出しています。
景気後退に加えて、インフレの影響で、実質値の値下がり幅が拡大していることが分かります。
上から三番目のグラフは、米国の過去のS&P500指数の名目値と実質値の上昇率を景気後退期毎に示したものです。
グラフ上、水色が名目上昇率で、紫色が実質上昇率です。
1969年から1970年までの米国の景気後退期においては、名目の上昇率は、マイナス24%だったのに対して、実質の上昇率は、インフレの影響でマイナス31%まで下がっています。
グラフ上、水色が名目上昇率で、紫色が実質上昇率です。
1969年から1970年までの米国の景気後退期においては、名目の上昇率は、マイナス24%だったのに対して、実質の上昇率は、インフレの影響でマイナス31%まで下がっています。
【注意事項】
1.当記事における景気後退期は、米国債イールドカーブに逆イールドが出現した時からCAB(化学活動バロメータ)の反転までの期間とし、NBERが発表している公式見解とは異なります。
1.当記事における景気後退期は、米国債イールドカーブに逆イールドが出現した時からCAB(化学活動バロメータ)の反転までの期間とし、NBERが発表している公式見解とは異なります。
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