上のグラフは、1987年1月を起点として、米国のケースシラー住宅価格指数の全国指数と、新築住宅販売の販売価格の中央値の上昇率を、プロットしたものです。
長期的な基調としては、両者は、同じトレンドで上昇していることが分かります。
ケースシラー住宅価格指数の方は、既存の住宅を含んでいるので、多くの期間で相対的に上昇率が低くなっていましたが、住宅バブルが進んでいた2000年代の前半から半ばにかけては、新築住宅販売の販売価格の中央値の上昇率の方が低くなっていました。
これは、バブルの高進に伴うサブプライムローンの増加により、低所得者向けのより価格の安い住宅が多く販売された結果だと考えられます。
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