2013年8月17日土曜日

2013/7 LA港・取扱量 -1.48% 前年同月比  △

2013年7月の米・ロサンジェルス港のコンテナ取扱量(季節調整前)は、71.5万TEUsとなり、前年同月比で、1.48%の減少となりました。減少幅が縮小傾向にあります。
PORT OF LA


また、同月の米・ロングビーチ港のコンテナ取扱量(季節調整前)は、56.2万TEUsとなり、こちらは、前年同月比で、7.6%の増加になりました。
PORT OF LONG BEACH


上のグラフは、ロサンジェルス地区(ロサンジェルス港とロングビーチ港)に入出庫するコンテナ数の12ヶ月移動平均の1996年からの推移です。
青い線が入庫数、赤い線が出庫数です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、最初のグラフをクリックしてください。
LA area Port Traffic: Import Traffic Increases in July


12ヶ月移動平均を見ると、入出庫ともに、ほぼ、横這い状態が続いています。
入庫量は、今後の米国の消費を、出庫量は、欧州や中国など海外景気の動向を占う指標となります。

2013/7 米CPI 総合指数(季節調整前) +1.96% 前年同月比 △


米労働省が発表した2013年7月の米消費者物価指数(CPI)統計によると、季節調整前の総合指数の前年同月比は、1.96%増となりました。(前月は、1.75%増)


現在の景気循環の底である2009年6月からの前年同月比の平均は、前月と変わらず、1.83%となりました。




年月 前年同月比 期間平均(景気の底から)
2013年7月 +1.96% +1.83%


上の最初のグラフは、過去10年の季節調整前のCPI総合指数の推移です。


上の二番目のグラフは、過去10年の季節調整前のCPI総合指数の前年同月比の推移です。


◆◆◆


期間平均が10%を大幅に下回っていることから、現在の景気拡大局面では、インフレの影響は小さいと言えます。

2013/7 米・住宅着工件数 年率 89.6万戸 △

米・商務省が発表した2013年7月の米国の住宅着工件数は、季節調整済みの年率換算で前月比5.9%増の89.6万戸となりました。

今後の住宅建設動向の先行指標となる住宅着工許可件数も、前月比2.7%増加しました。


上のグラフは、1968年からの住宅着工件数の推移で、青い線が一戸建ての件数、赤い線が全体の件数です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、二番目のグラフをクリックしてください。
Housing Starts increased in July to 896,000 SAAR

一戸建ての着工件数は減少していますが、許可件数は、高水準を続けており、強気の内容が続いていると考えられます。

2013年8月16日金曜日

2013/7 米CPI 総合指数(季節調整済み) +0.2% 前月比 ▼

米労働省が2013年7月の米消費者物価指数(CPI)統計を発表し、総合指数(季節調整済み)は、前月比0.2%増となりました。


また、食品とエネルギーを除くコア指数も、前月比0.2%上昇しました。




上のグラフは、1990年からの各CPI指数の前年比の推移です。
赤色がコアCPI指数、緑色がコアPCE指数、黄色がクリーブランド連銀が算出しているCPI-Median(中間値)、青色が同じくクリーブランド連銀のTrimmed-Mean CPI (刈り込み平均 CPI) です。


拡大図は、以下のリンクを開いてグラフをクリックしてください。
Key Measures Show Low Inflation in July


【各CPI指数の前年比】
CPI-Median : +2.1%
Trimmed-mean CPI : +1.8%
Core CPI : +1.7%
Core PCE : +1.2%


◆◆◆


上記のように、米国のインフレ指標は、FRBの目標である2%を、概ね下回っています。

2013/7 米・設備稼働率 77.6% ▼

FRBが発表した米国の2013年7月の鉱工業生産指数は、前月から変わりませんでした。
また、鉱工業設備稼働率は、77.6%となり、前月改定値よりも0.1%低下しました。




上の図は、1967年からの米国の設備稼働率の推移です。
青線が全体の設備稼働率で、赤線が製造業の設備稼働率です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Fed: Industrial Production unchanged in July


製造業が落ち込んでいますが、鉱業の伸びが加速しています。


設備稼働率は、依然として、長期平均※を下回っており、低成長で経済システムの中に緩みが残っていることが分かります。


※1972年から2010年の長期平均:80.0%


通常、FRBは、設備稼働率が長期平均に達すると、インフレ警戒を強めます。

2013/8/1週 米・失業保険申請 32.0万件 ▼

米・労働省から2013年8月第1週の米国の新規失業保険申請件数が発表され、前週改定値から1.5万件減って、32.0万件となりました。
新規申請件数の4週移動平均は、前週から4,000件減って、33万2000件となりました。


上のグラフは、2000年からの米国の失業保険週間申請件数(四週移動平均)の推移です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Weekly Initial Unemployment Claims at 320,000, Four Week Average Lowest since 2007

2013年8月15日木曜日

2013/8 世界のコーン需給 16.1% 在庫率 ▼

米・農務省が発表した世界のトウモロコシ需給報告(2013年8月報告)によると、期末在庫率は、前月報告から0.1ポイント低下して、16.1%となりました。




生産量:957.15(+11.5%)
消費量:930.09(+7.1%)
需給バランス:△27.06
期末在庫量:150.17(+22.0%)
期末在庫率:16.1%(+1.9ポイント)
単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比


【前月からの変更点】
なし


【需給】
生産量は、米国で高温・乾燥の影響により単収が低下した前年度と比べて大きく増加し史上最高、旧ソ連諸国、EU、中国等でも増加となることから、世界全体で前年度を上回り史上最高。また、世界の消費量も、米国、中国等で増加することから、史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より増加。


【価格】
2013年1月以降、米国のエタノール生産は減少したものの、飼料用需要が増加したことやアルゼンチンの高温・乾燥天候から値を上げた。2月以降、米国の輸出需要の不振やブラジルの豊作見込みから一旦値を下げたものの、飼料用需要、エタノール生産の増加等の需要回復見込みから値を戻した。その後、3月末の米国四半期在庫報告で市場予想を上回る在庫となったことから値を下げた。4月中旬以降、米国で降雨により土壌水分の改善が見られたものの、低温多雨型の天候による作付け遅れから値を上げた。5月半ばには天候の回復による作付けの進展から6ドル/bu台後半に下げたものの、その後は旧穀の需給の引き締まりから、7ドル/bu前後に上昇した。7月中旬以降、2013/14年度の米国産の豊作が見込まれることから、現在4ドル/bu台後半に下落。