2017年8月29日火曜日

2017/2Q 新規住宅資金貸付額 前年同期比 -17.0% ▼





日本銀行が発表した2017年2Qの預金・貸出関連統計によると、日本の国内銀行による新規・個人向け住宅資金貸付金額は、前年同期比17.0%減少して、3兆3684億円となりました。

前年同期比では、5期ぶりの減少です。

新規住宅資金貸付額のトレンドを表す4四半期移動平均は、前期比4.0%減となりました。

注)
日本の国内銀行による新規・住宅資金貸付金額は、日本銀行の統計データから、以下の条件で抽出しました。
データコード:DL'DLHLLKG71_DLHL2DSFL
系列名称:住宅資金/新規貸出/個人向け貸出金/銀行勘定、信託勘定、海外店勘定の合計/国内銀行


上の最初のグラフは、1974年4Qからの、国内銀行による新規・個人向け住宅貸付金額の推移です。
トレンドを分かり易くするために、4四半期移動平均をプロットしています。

上の二番目のグラフは、同じデータの2006年1Qからの推移です。
注)見やすさのために、縦軸の初期値を2.5兆円に設定しています。

◆◆◆

アパートローンの急拡大を懸念して、当局が抑制するように銀行を指導した結果、残高も減少に転じています。

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