米農務省が発表した世界のコメ需給報告(2015年2月報告)によると、2014/15年度の期末在庫率は、20.3%となりました。
前月比0.2ポイントの減少でした。
前月比0.2ポイントの減少でした。
上の最初のグラフは、1973年からの世界のコメ需給における期末在庫率の推移です。
上の二番目のグラフは、期末在庫率から求めた1973年からの世界のコメの需給逼迫率の推移です。
注)
供給量:474.56(-0.5%)
消費量:483.13(+0.6%)
需給バランス:▲8.57
期末在庫量:98.22(-8.0%)
期末在庫率:20.3%(-1.9ポイント)
需給逼迫率 = ( 期末在庫率 - 期末在庫率の全期間平均値 )× (-1)
【2014/15年度】供給量:474.56(-0.5%)
消費量:483.13(+0.6%)
需給バランス:▲8.57
期末在庫量:98.22(-8.0%)
期末在庫率:20.3%(-1.9ポイント)
単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比
【需給】
生産量は、中国、米国等で増加するものの、インドでモンスーン到来の遅れによる作付遅延から収穫面積が減少、タイで乾期米が干ばつにより減少することから、世界全体では前年度を下回る見込み。また、消費量は中国、インドネシア等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。
生産量は、中国、米国等で増加するものの、インドでモンスーン到来の遅れによる作付遅延から収穫面積が減少、タイで乾期米が干ばつにより減少することから、世界全体では前年度を下回る見込み。また、消費量は中国、インドネシア等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。
【価格】
2013年1月以降、輸出向け供給量の引き締まりから価格は堅調に推移したものの、2月以降、タイにおける政府在庫の放出や輸出需要の動きが鈍いこと等により、500ドル/トン半ばから後半で推移し、8月中旬以降にも政府在庫の放出により400ドル/トン前半で推移。
2013年1月以降、輸出向け供給量の引き締まりから価格は堅調に推移したものの、2月以降、タイにおける政府在庫の放出や輸出需要の動きが鈍いこと等により、500ドル/トン半ばから後半で推移し、8月中旬以降にも政府在庫の放出により400ドル/トン前半で推移。
2014年3月以降、タイにおける再度の政府在庫の放出により値を下げたものの、5月末以降、タイが政府在庫の数量や品質を検査するために放出を一時停止したため、現在は400ドル/トン前半で推移。
【データ源泉】
米国農務省穀物等需給報告
World Rice Supply & Demand - schwieterman inc(1984年)
USDA Grain: World Markets and Trade(1985年~)
Production, Supply and Distribution Online=>Grains=>World Rice Production, Consumption, and Stocks=>DownLoad Files (2010年~直近)
米国農務省穀物等需給報告
World Rice Supply & Demand - schwieterman inc(1984年)
USDA Grain: World Markets and Trade(1985年~)
Production, Supply and Distribution Online=>Grains=>World Rice Production, Consumption, and Stocks=>DownLoad Files (2010年~直近)
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