2015年4月30日木曜日

2015/3 イラク原油生産量 367万バレル/日 △

IEAが発表した2015年3月のイラクの原油生産量は、前月から35万バレル増えて、日量367万バレルとなりました。


【2013年】
年平均 3.08


【2014年】
年平均 3.33
4Q 3.48


【2015年】
1Q 3.48
1月 3.44
2月 3.32
3月 3.67


単位:百万バレル/日

2015/3 サウジアラビア原油生産量 1,000万バレル/日 △

IEAが発表した2015年3月のサウジアラビアの原油生産量は、前月から39万バレル増えて、日量1,000万バレルとなりました。


【2013年】
年平均 9.40


【2014年】
年平均 9.53
4Q 9.53


【2015年】
1Q 9.74
1月 9.59
2月 9.61
3月 10.00


単位:百万バレル/日


◆◆◆


夏季の国内発電需要に向けて増産していると思われます。

2015/4/24 米・非金融レバレッジ量リスク指数 -0.84 ▼

米シカゴ連銀より、2015年4月24日付の非金融レバレッジ量指数(NFCI)が発表され、同リスク指数は、5週間前から0.84ポイント低下して、-0.84ポイントとなりました。


上のチャートは、2005年1月7日からの非金融レバレッジ量リスク指数の推移です。




シカゴ連銀の非金融レバレッジ量は、金融システムのストレスを測定するために用いられ、金融危機の先行指標として有効であると言われています。


同指数は、プラス方向が金融に対して、ストレスがかかっている状態で、マイナス方向は、ストレスが緩和的になっている状態を示しています。

2015年4月29日水曜日

銀価格 1960/1 ~ 2015/3


上の最初のグラフは、1960年1月からの金価格(※)の推移です。


上の二番目のグラフは、同じものの2005年1月からの月次価格です。


価格単位:1トロイオンス当たりの米ドル


※ロンドン市場の午後終値・・・1976年7月以降
 Handy & Harman社の銀取引価格・・1976年7月以前
 1962年以前の純度は、未精製。


2015/3 金属価格指数(実質) 59.44 ▼


2015年3月末時点で計算した2015年の金属価格指数(実質)は、59.44となりました。
前月より0.66ポイントの減少です。


上の最初のグラフは、1866年からの金属価格指数(実質)の推移です。


上の二番目のグラフは、1971年からの金属価格指数(実質)の推移です。


【金属価格指数(実質)】


・1850年を100とする。
・金、銀、プラチナ、銅、アルミニウム、鉛、亜鉛の価格から、物価変動分を除去し、実質価格を求めて、指数化したもの。
・構成比は、金(16%)、銀(10%)、プラチナ(10%)、銅(22%)、アルミニウム(22%)、鉛(10%)、亜鉛(10%)とする。


2015/4/27 米国債イールドカーブ 1.96 ▼

2015年4月27日時点における米国債イールドカーブの90日移動平均は、1.96ポイントとなりました。
前回の測定時点(2015年3月19日)から、0.10ポイントの低下となりました。


注)
米国債イールドカーブ = 10年米国債利回り - 3ヶ月米国債利回り




上のチャートは、2005年1月3日からの米国債イールドカーブの90日移動平均の推移です

2015年4月28日火曜日

2015/3 エネルギー価格指数(実質) 188.22 △


2015年3月末時点で計算した2015年のエネルギー価格指数(実質)は、188.22となりました。
前月から、2.96ポイントの増加です。


上の最初のグラフは、1901年からのエネルギー価格指数(実質)の推移です。


二番目のグラフは、1971年からのエネルギー価格指数(実質)の推移です。


【エネルギー価格指数(実質)の構成比】
・WTI・・・95%
・米国内天然ガス価格・・・5%


【データ源泉】
1901年~2012年
EIA Crude Oil
EIA Natural Gas...Well head price
2013年~2015年
IMF Primary Commodity Prices

2015/2 不動研住宅価格指数(首都圏) 83.91 △



日本不動産研究所が発表した、2015年2月の不動研住宅価格指数は、首都圏総合指数が、前月比0.08ポイント増の83.91ポイントとなりました。
2ヶ月ぶりの増加です。


首都圏総合指数の前年同月比では、4.94%増となり、21か月連続の増加となりました。




上の最初のグラフは、1993年6月からの不動研住宅価格指数の首都圏総合指数の推移です。


上の二番目のグラフは、2005年1月からの不動研住宅価格指数の首都圏総合指数の推移です。


上の三番目のグラフは、1994年6月からの不動研住宅価格指数の首都圏総合指数の前年同月比の推移です。


注)
不動研住宅価格指数とは、首都圏の中古マンションに関して、財団法人東日本不動産流通機構に登録された成約情報を活用し、同一物件の価格変化に基づいて算出された指数です。

2015/3 米・株式時価総額 対GNP比 150% ▼

2015年3月末の米国の上場株式時価総額の合計は、前月比0.3%減の、26兆6966億ドルとなりました。


上場株式時価総額の対GNP比は、前月比1ポイント減の、150%となりました。


上のグラフは、1988年からの米国の上場株式時価総額の対GNP比の推移です。


注)
1.未だ計算されていない直近年のGNPは、直近のGDP成長率(名目)の経過月数分を、前年のGNPに乗じて求めています。
2.対象企業は、ニューヨーク証券取引所とナスダック市場の上場企業のうち、外国企業を除く米国の国内企業です。


【データ源泉】
1988年~2012年の時価総額・・・World Bank, Market capitalization of listed companies (current US$)
2013年以降の時価総額・・・World Federation Exchanges
GNP・・・GNPA
GDP・・・GDP

2015年4月27日月曜日

2015/3 米・マネタリーベース 前月比 +5.6% △


FRBが発表した2015年3月の米国のマネタリーベースは、前月比5.6%の増加となりました。
2ヶ月ぶりの増加です。
また、前年同月比では、4.0%の増加となりました。


上の最初のグラフは、2005年1月からの米国のマネタリーベースの推移です。
二番目のグラフは、同じ期間でのマネタリーベースの前年同月比の推移です。




注)マネタリーベースとは、現金通貨と民間金融機関が保有する中央銀行預け金の合計のことです。

2015/4/4週 日本の倒産 大型 0 中小規模 2

2015年4月第4週の日本の大型倒産(負債200億円以上)は、有りませんでした。
4週連続で大型倒産が発生しませんでした。


負債200億円未満の中小規模の倒産は、2件でした。
TDB


中小規模の倒産の中で最大の負債額は、株式会社アートヴィレッヂの39.8億円でした。

2015/4/4週 黒点数 125=>55 Max:153 Min:55

2015年4月第4週の黒点情報・・・黒点数は、大幅に減少して、55に。






2015/ 4/21 12:01 高速太陽風が到来して、速度は580km/秒に上がっています。磁気圏は穏やかです。
2015/ 4/22 12:12 太陽の活動が強まり、Mクラスのフレアが7回発生しました。
2015/ 4/23 13:03 太陽の活動的な領域は裏側に回り、フレアは見えなくなっています。
2015/ 4/24 13:41 太陽の西の裏側で、M1のフレアが発生しました。太陽風、磁気圏は穏やかです。
2015/ 4/25 11:26 太陽風は低速になり、磁気圏も穏やかです。
2015/ 4/26 09:59 太陽の反対側でCMEが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。

書籍 友だちの数で寿命はきまる 石川善樹 著



本書では、予防医学研究者の石川善樹が、国内外で行われた数多くの研究を例に挙げながら、健康にとっての「つながり」の重要性を面白く、わかりやすく解説していきます。

2015年4月26日日曜日

金価格 1960/1 ~ 2015/3


上の最初のグラフは、1960年1月からの金価格(※)の推移です。


上の二番目のグラフは、同じものの2005年1月からの月次価格です。


価格単位:1トロイオンス当たりの米ドル


※ロンドン市場の日次終値の月間平均価格


2015/3 農産物価格指数(実質) 176.33 ▼


2015年3月末時点で計算した2015年の農産物価格指数(実質)は、176.33となりました。
前月から1.86ポイントの低下です。


上の最初のグラフは、1866年からの農産物価格指数(実質)の推移です。


上の二番目のグラフは、1971年からの農産物価格指数(実質)の推移です。


【農産物価格指数(実質)】
・1866年を100とする。
・トウモロコシ、大豆、小麦、綿花、砂糖、コーヒーの価格から、物価変動分を除去し、実質価格を求めて、指数化したもの。
・構成比は、トウモロコシ(22%)、大豆(22%)、小麦(22%)、綿花(22%)、砂糖(6%)、コーヒー(6%)とする。




【注意】
・直近データは、暦年平均。それ以前のデータは、穀物年度での平均。

2015/3 米・M2 前月比 +0.2% ▼

FRBが発表した2015年3月の米国の季節調整後マネーサプライ(M2)は、前月比0.2%増となりました。
前年同月比では、6.2%の増加です。


上のグラフは、2005年1月からの、米国の季節調整後マネーサプライ(M2)の前年同月比の推移です。
M2SL


2015年4月25日土曜日

2015/3 商品価格指数(実質) 514.58 ▼


2015年3月末時点で計算した2015年の商品価格指数(実質)は、514.58となりました。
前月から、1.73ポイントの低下です。


上の最初のグラフは、1866年からの商品価格指数(実質)の推移です。


二番目のグラフは、1971年からの同指数の推移です。




【商品価格指数構成比】
・農産物価格指数・・・35%
・エネルギー価格指数・・・44%
・金属価格指数・・・21%

2015/4 FRB総資産 対GNP比 25.4% =>

2015年4月23日の週におけるFRBの総資産は、4兆5298億ドルとなり、GNPとの比率で、25.4%となりました。
前月と変わりませんでした。


上のグラフは、1929年からの、米国のGNPに対するFRB総資産の比率の推移です。
注)
直近年のGNPは、直近の四半期の名目GDPの前年同期比の平均値を前年のGNPに乗じて、求めています。


【米国の名目GNP、季節調整前】
GNPA


【FRB総資産】
1914年~2001年・・・Annual Report of the Board of Governors of the Federal Reserve System
2002年~前年・・・WALCL
直近・・・FRB Current Release


【米国の名目GDP、季節調整前】
GDP


【手順】
1.直近のFRB総資産の書き換え。
2.WALCLのダウンロード。過去のFRB総資産の書き換え。
3.GNPAのダウンロード。過去のGNPの変更を確認。
4.GDPのダウンロード。直近のGNPの算出と書き換え。

2015/3 米・住宅販売レシオ 10.8 △

2015年3月の米国の住宅販売レシオは、10.8となりました。
 
中古住宅販売(年率)A:519万戸
新築住宅販売(年率)B:48.1万戸
住宅販売レシオ(=A/B):10.8


上のグラフは、1994年からの新築住宅販売と中古住宅販売を重ね合わせたもので、住宅バブル崩壊でギャップ(=住宅販売レシオ)が拡大していることを示しています。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Comments on New Home Sales


平常時の住宅販売レシオは、6ポイント程度ですので、現在は、平常時の約1.8倍のギャップが存在していることになります。


これは、米国の住宅バブルの崩壊で、過剰な中古住宅在庫が発生し、その結果、割安となった中古住宅の販売が、新築住宅よりも優勢となったためです。


今後は、主に、新築住宅販売の増加によって、ギャップが解消に向かい、その間は、住宅投資の波及効果によって、米国経済が堅調に推移するものと考えられます。

2015年4月24日金曜日

2015/3 米・新築住宅販売 年率48.1万戸 ▼


米・商務省が発表した2015年3月の米国の新築住宅販売は、季節調整済みで前月比11.4%減の年率48.1万戸となりました。




上のグラフは、米国の新築住宅に関する以下の推移です。(1963年~)
・販売戸数
・供給月数(=在庫戸数÷販売戸数)
・在庫戸数・・・緑色:未着工、青色:建設中、赤色:完工


拡大図は、以下のリンクを開いて、各グラフをクリックしてください。
New Home Sales decline to 481,000 Annual Rate in March

2015/4/4週 米・失業保険申請 29.5万件 △

米・労働省から2015年4月第4週の米国の新規失業保険申請件数が発表され、前週から0.1万件増えて、29.5万件となりました。


新規申請件数の4週移動平均は、前週から1,750件増えて、28万4500件となりました。


上のグラフは、2000年からの米国の失業保険週間申請件数(四週移動平均)の推移です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Weekly Initial Unemployment Claims increased to 295,000

2015/3 米・長期金利 2.04% △

2015年3月の米国の長期金利(※)は、前月より、0.06ポイント上昇して、2.04%となりました。
二ヶ月連続の上昇です。


※10年物米国債流通利回りの月間平均値


上のグラフは、1871年1月からの米国の長期金利(10年物米国債利回り)の推移です。
トレンドを明らかにするために、12ヶ月移動平均をプロットしています。


2015年4月23日木曜日

2015/4 世界の綿花需給 在庫率 99.1% ▼

米農務省(USDA)が発表した、2015年4月の世界の綿花需給報告によると、2014/15年度の期末在庫率は、99.1%となりました。
前月より0.1ポイントの低下です。


上のグラフは、1982/83年度からの世界の綿花需給における期末在庫率の推移です。
注)
点線は、全期間の期末在庫率の平均値(51.7%)です。


Production, Supply and Distribution Online=>cotton=>World Cotton Supply and Distribution =>DownLoad Files (1983年~直近)

2015/3 米・建築請求指数 51.7 △

米国建築家協会(AIA)から、2015年3月の米国の非住宅建設ABI指数(建築請求指数)が発表され、前月から1.3ポイント増の51.7ポイントとなりました。


強気と弱気の分かれ目である50ポイントを、2ヶ月連続で上回りました。


上のグラフは、1996年からのABI指数(建築請求指数)の推移です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
AIA: Architecture Billings Index increases in March, Multi-Family Negative


ABI指数(建築請求指数)は、非住宅部門(ホテル、オフィスビル、学校、病院など)の建築活動の先行指標です。


商業用ビルのデザインなどの請求増減を調査したもので、商業用不動産の9~12カ月後の建築活動を示す先行指標とされています。

2015/3 米・中古住宅販売 年率519万戸 △



全米リアルター協会(NAR)から、2015年3月の米国の中古住宅販売と中古住宅在庫が発表され、中古住宅販売戸数は、前月より6.1%増加し、季節調整済みの年率換算で519万戸となりました。
中古住宅在庫は、前年比2.0%増えて、200万戸となりました。


上のグラフは、米国の中古住宅に関する以下の推移です。
・販売戸数(1994年より)
・在庫戸数(2001年より)
・在庫戸数の前年同月比(青線)と販売に対する在庫比率(赤線)(2001年より)

拡大図は、以下のリンクを開いて、各グラフをクリックしてください。
Existing Home Sales in March: 5.19 million SAAR, Inventory up 2.0% Year-over-year

中古住宅在庫は、現在の販売ペースでは、4.6ヶ月分となりました。過去の平均である6ヶ月より低い水準が続いています。

2015年4月22日水曜日

2015/2 米国債・海外保有残高 -0.9% 前月比 ▼

米財務省から、2015年2月末時点での海外保有分の米国債残高が発表され、6兆1628億ドルとなりました。前月比で、0.9%の減少でした。
前年同月比では、4.6%の増加でした。


順位の変動は、首位と2位が逆転して、1位が日本、2位が中国となりました。
また、3位と4位が逆転して、3位がカリブの金融機関、4位がベルギーとなりました。
さらに、7位と8位も逆転して、7位がスイス、8位が英国となりました。


上のグラフは、上位10か国の国別の米国債保有額を表しています。
紺色が直近、赤色が前月、緑色が前年同月の値を示しています。


2015/1Q 主要銀行貸出動向 住宅ローン需要D.I. +3 ▼

日本銀行が発表した、2015年1Qの主要銀行貸出動向アンケート調査(2015年4月分)によると、住宅ローンの資金需要D.I.は、前期比1ポイント低下して、+3ポイントとなりました。


住宅ローンの資金需要D.I.のトレンドを表す4四半期移動平均は、前期比2.8ポイント減の、-2.0ポイントとなりました。




資金需要の減少要因の平均は以下のとおりです。


住宅投資の減小 3.00
個人消費の減少 2.00
個人所得の増加 1.00
貸出金利の上昇 1.00
その他 2.00


注)数値は、重要 <3> やや重要 <2> 重要でない <1>の平均値。
括弧内は、前期比。


上のグラフは、2001年4Qからの住宅ローンの資金需要D.I.の推移です。
トレンドを分かりやすくするために、4四半期移動平均をプロットしています。


◆◆◆


2015年2Qには、消費税増税による減少の影響が無くなるので、トレンドが大きく改善する見込みです。

2015/4 世界の大豆需給 在庫率 31.0% =>

米・農務省が発表した世界の大豆需給報告(2015年4報告)によると、2014/15年度の期末在庫率が、31.0%となりました。
前月と変わりませんでした。


上のグラフは、1975年からの世界の大豆需給における期末在庫率の推移です。
注)
点線は、全期間の期末在庫率の平均値(19.8%)です。


【2014/15年度】
供給量:315.46(+11.2%)
消費量:288.92(+5.8%)
需給バランス:△26.54
在庫量:89.55(+35.0%)
在庫率:31.0%(+6.7ポイント)


単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比


【需給】
生産量は、米国、ブラジルで収穫面積の増加と単収の上昇により共に史上最高となること、大豆がとうも
ろこしに比べ価格優位にあること等から、世界全体では史上最高の前年度を更に上回る見込み。また、消
費量も中国、アルゼンチン、米国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
なお、アルゼンチンは、主産地の大部分で適切な降雨と気温に恵まれ、前月より上方修正。


【価格】
2015年1月以降、南米の豊作見込み等からやや値を下げた後、2月中旬から3月初旬のブラジルでのトラック運転手によるストライキを受けて一旦値を戻したものの、現在は9ドル/bu台後半で推移。


【データ源泉】
米国農務省穀物等需給報告
AgManager・・・1975年~2000年
Production, Supply and Distribution Online=>Oilseeds=>World: Soybeans and Products Supply and Distribution =>DownLoad Files (2010年~直近)

2015年4月21日火曜日

2015/3 中国・株式時価総額 対GDP比 74% △

2015年3月末の中国の上場株式時価総額の合計は、前月比17.9%増の、7兆8083億ドルとなりました。


上場株式時価総額の対GDP比は、74%となりました。


上のグラフは、2003年からの中国の上場株式時価総額の対GDP比の推移です。


【計算方法】
時価総額・・・中国の上海市場と深セン市場に上場している国内企業の時価総額を集計。
GDP・・・IMFが集計している値を用い、直近は、予測GDP値の経過月数分を比例配分して取得。


【データ源泉】
時価総額・・・World Federation Exchanges
GDP・・・http://www.imf.org/external/pubs/ft/weo/2014/02/weodata/weoselgr.aspx => IMF World Economic Outlook Database Emerging and developing Asia

2015/4 世界のコメ需給 在庫率 20.4% △

米・農務省が発表した世界のコメ需給報告(2015年4月報告)によると、2014/15年度の期末在庫率は、20.4%となりました。
前月比0.2ポイントの増加でした。


上のグラフは、1973年からの世界のコメ需給における期末在庫率の推移です。
注)
点線は、全期間の期末在庫率の平均値(25.8%)です。


【2014/15年度】
供給量:474.60(-0.5%)
消費量:483.03(+0.6%)
需給バランス:▲8.43
期末在庫量:98.58(-7.9%)
期末在庫率:20.4%(-1.9ポイント)


単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比


【需給】
生産量は、中国、米国等で増加するものの、インドでモンスーン到来の遅れによる作付遅延から収穫面積が減少、タイでは中央部で乾期米が干ばつにより減少することから、世界全体では前年度を下回る見込み。また、消費量は中国、インドネシア等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。


【価格】
2014年3月以降、タイにおける更なる政府在庫の放出により値を下げたものの、5月末から8月末まで、タイが政府在庫の数量や品質を検査するために一時放出を停止したことにより8月には460ドル/トン台まで値を戻した。その後、積み上がった政府在庫を減少させるため、積極的に輸出を行ったことから値を下げ、現在は410ドル/トン台で推移。


【データ源泉】
米国農務省穀物等需給報告
World Rice Supply & Demand - schwieterman inc(1984年)
USDA Grain: World Markets and Trade(1985年~)
Production, Supply and Distribution Online=>Grains=>World Rice Production, Consumption, and Stocks=>DownLoad Files (2010年~直近)

2015/3 LA港・取扱量 +17.2% 前年同月比 △

2015年3月の米・ロサンジェルス港のコンテナ取扱量(季節調整前)は、79.1万TEUsとなり、前年同月比で、17.2%の増加となりました。
PORT OF LA

また、同月の米・ロングビーチ港のコンテナ取扱量(季節調整前)は、63.0万TEUsとなり、こちらは、前年同月比で、1.5%の減少になりました。
PORT OF LONG BEACH

上のグラフは、ロサンジェルス地区(ロサンジェルス港とロングビーチ港)に入出庫するコンテナ数の12ヶ月移動平均の1996年からの推移です。
青い線が入庫数、赤い線が出庫数です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、最初のグラフをクリックしてください。
LA area Port Traffic Increased Sharply in March following resolution of Labor Issues

◆◆◆

米国の景気回復で、入庫のトレンドは増加傾向にあります。
ドル高と中国の景気減速で、出庫のトレンドは横ばいからやや減少傾向にあります。

2015年4月20日月曜日

2015/4 世界のコーン需給 在庫率 19.3% △

米・農務省が発表した世界のトウモロコシ需給報告(2015年4月報告)によると、2014/15年度の期末在庫率は、19.3%となりました。
前月比0.3ポイントの上昇です。




上のグラフは、1960年からの世界のトウモロコシの期末在庫率の推移です。
注)
点線は、全期間の期末在庫率の平均値(23.4%)です。
生産量:991.92(+0.3%)
消費量:974.31(+2.2%)
需給バランス:△17.61
期末在庫量:188.46(+10.3%)
期末在庫率:19.3%(+1.4ポイント)
単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比


【需給】
生産量は、ブラジル、アルゼンチンで作付面積減少、南アフリカでは2015 年2 月の受粉期に西部及び中央部産地で高温・乾燥に見舞われたことにより減少するものの、EU で2014 年7 月の豊富な降雨量と生育に適した気温、米国で記録的な高単収により増加すること等から、世界全体では史上最高となる見込み。また、消費量も米国、中国、EU 等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
なお、アルゼンチンは、収穫が始まった早植えとうもろこしの単収が良好であること、現在結実期を迎えている遅植えとうもろこしは、十分な土壌水分に恵まれていることから、前月より上方修正。


【価格】
2015年1月以降、南米の豊作見込み等からやや値を下げ、現在は3ドル/bu台後半で推移。

2015/4/2週 日本の倒産 大型 0 中小規模 2

2015年4月第3週の日本の大型倒産(負債200億円以上)は、有りませんでした。
3週連続で大型倒産が発生しませんでした。


負債200億円未満の中小規模の倒産は、1件でした。
TDB


中小規模の倒産の負債額は、奥村遊機株式会社の50.6億円でした。

2015/4/3週 黒点数 68=>142 Max:142 Min:68

2015年4月第3週の黒点情報・・・黒点数は、倍増して、142に。






2015/ 4/15 11:59 太陽風の磁場が強まり、磁気圏の活動をやや高めています。
2015/ 4/16 13:22 600km/秒に達する高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。
2015/ 4/17 13:04 太陽風の速度は700km/秒に上がり、磁気圏の活動も活発です。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 4/18 12:15 高速太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。太陽は穏やかです。
2015/ 4/19 13:38 高速の太陽風は、終わりつつあります。
2015/ 4/20 12:14 太陽風は平均的な速さに戻っています。磁気圏はやや活動的です。

2015年4月19日日曜日

2015/3 JR貨物 化学薬品輸送量 -4.9% 前年同月比 ▼

JR貨物が発表した、2015年3月の化学薬品のコンテナ輸送量は、前年同月比4.9%減の13.5万トンとなりました。
2か月ぶりの前年同月比マイナスです。


化学薬品のコンテナ輸送量のトレンドを表す12ヶ月移動平均は、前月比0.58ポイント減の12.39万トンとなり、こちらも、2か月ぶりの減少となりました。




上のグラフは、2004年7月からのJR貨物の化学薬品のコンテナ輸送量の推移です。
トレンドを明らかにするために、12ヶ月移動平均をプロットしています。
また、見易さのために、縦軸の初期値を10万トンに設定してあります。

2015/4 世界の小麦需給 在庫率 27.6% ▼

米農務省が発表した世界の小麦需給報告(2015年4月報告)によると、2014/15年度の期末在庫率は、27.6%となりました。
前月比0.1ポイントの減少です。




上のグラフは、1960年からの世界の小麦の期末在庫率の推移です。
注)
点線は、全期間の期末在庫率の平均値(29%)です。


供給量:726.45(+1.3%)
消費量:715.82(+1.4%)
需給バランス:△10.63
期末在庫量:197.21(+5.7%)
期末在庫率:27.6%(+1.1ポイント)


単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年度比


【需給】
生産量は、米国で乾燥及び2014年4月の低温、カナダ等でも減少するものの、EU で春から初夏にかけての好天による増加、ロシア、中国の単収上昇等から、世界全体では史上最高となる見込み。また、消費量もEU、中国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。


【価格】
2015年1月以降、世界的に潤沢な在庫・供給量が改めて確認される中、米ドル高の進展による米国産の割高感、米国大平原での降雨・降雪等から値を下げ、現在は5ドル/bu台前半で推移。

2015/3 首都圏マンション平米単価 73.6万円 ▼

民間の不動産経済研究所から、2015年3月の首都圏マンション平米単価が発表され、前月比7.6万円減の、1平米当たり73.6万円となりました。
前年同月比では、0.8%の増加です。


首都圏マンション平米単価のトレンドを表す12ヶ月移動平均は、前月とほぼ変わらず、1平米当たり71.6万円となりました。




上のグラフは、2005年12月からの首都圏マンション平米単価の12カ月移動平均の推移です。


見易さのために、縦軸の初期値を50万円に設定しています。

2015年4月18日土曜日

2015/1Q 外貨準備高 上位10カ国合計 -1.8% 前期比 △

2015年1Qの外貨準備高の上位10ヶ国の合計は、前期比1.8%減の8兆4696億ドルでした。


前期から順位の変動は有りませんでした。


【国別の前期比】
中国 -4.1%
日本 -1.9%
サウジ -0.8%
スイス +11.5%
台湾 -1.3%
ブラジル -3.4%
韓国 -0.2%
ロシア -8.5%
インド +7.2%
香港 +1.4%


上のグラフは、2014年1Qからの上位10ヶ国の外貨準備高の推移です。


【データ取得方法】
中国は、最新ニュース記事から取得。
中国:3月末の外貨準備高減少-ファイナンス規模は予想以下
上記以外は、List of sovereign states by foreign-exchange reservesから取得。


 

2015/3 首都圏マンション発売戸数 前年同月比 -4.0% ▼

民間の不動産経済研究所が発表した、2015年3月の首都圏マンション発売戸数は、前年同月比4.0%減の4,457戸となりました。
3ヶ月連続の減少です。


首都圏マンション発売戸数のトレンドを表す12ヶ月移動平均は、前月比0.4%減の3,711戸となりました。
こちらも、3ヶ月連続の減少です。




上のグラフは、2005年12月からの首都圏マンション発売戸数の推移です。
トレンドを分かりやすくするために、12カ月移動平均をプロットしています。

2015/3 米CPI 総合指数(季節調整済み) +0.2% 前月比 =>

米・労働省が2015年3月の米消費者物価指数(CPI)統計を発表し、総合指数(季節調整済み)は、前月比0.2%上昇しました。


また、食品とエネルギーを除くコア指数は、前月比0.2%上昇しました。




上のグラフは、1990年からの各CPI指数の前年比の推移です。
赤色がコアCPI指数、緑色がコアPCE指数、黄色がクリーブランド連銀が算出しているCPI-Median(中間値)、青色が同じくクリーブランド連銀のTrimmed-Mean CPI (刈り込み平均 CPI) です。


拡大図は、以下のリンクを開いてグラフをクリックしてください。
Key Measures Show Low Inflation in March


【各CPI指数の前年比】
CPI-Median : +2.2% =>
Trimmed-mean CPI : +2.2% △
Core CPI : +1.8% △
Core PCE : +1.4% △

2015年4月17日金曜日

2015/3 米・住宅着工件数 年率 92.6万戸 △

米・商務省が発表した2015年3月の米国の住宅着工件数は、季節調整済みの年率換算で前月比
2.0%増の92.6万戸となりました。




上のグラフは、1968年からの住宅着工件数の推移で、青い線が一戸建ての件数、赤い線が全体の件数です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、二番目のグラフをクリックしてください。
Housing Starts at 926 thousand Annual Rate in March

2015/3 首都圏マンション契約率 79.6% △


民間の不動産経済研究所から、2015年3月の首都圏マンション契約率が発表され、前月から5.1ポイント増の、79.6%となりました。
3ヶ月ぶりの増加です。
また、好不調の分かれ目とされる70%を、3カ月連続で上回りました。


首都圏マンション契約率のトレンドを表す12ヶ月移動平均は、前月より0.02ポイント減の74.64ポイントとなりました。こちらは、8ヶ月連続の減少です。




上の最初のグラフは、1994年12月からの首都圏マンション契約率(12ヶ月移動平均)の推移です。


上の二番目のグラフは、2005年1月からの首都圏マンション契約率(12ヶ月移動平均)の推移です。


どちらのグラフも、見易さのために、縦軸の初期値を50%に設定しています。