2000年～2002年 日本のCPI 景気指標との関係

上の最初のグラフは、２０００年から２００２年までの日本の景気後退期における、ＣＰＩ(※)の前年同月比の１２ヶ月移動平均の推移と景気指標との関係を表したものです。
※ＣＰＩ：東京都区部持ち家の帰属家賃を除く総合

この時期は、ＩＴバブル崩壊後の景気後退の時期で、日本でデフレが定着した時期でした。
全ての期間で、０％を下回っていることから、株式投資には不利な時期だったと言えます。

上から二番目のグラフは、同じ期間での日経平均株価の推移です。
ＩＴバブル崩壊の影響もあって、株価は右肩下がりでした。

上から三番目のグラフは、日本の過去の日経平均株価の上昇率を景気後退期毎に示したものです。
２０００年から２００２年までの期間は、マイナス３０％であり、過去６回の景気後退の中で、下から３番目の上昇率でした。