上の最初のグラフは、1994年から2001年までの日本の景気拡大期における、CPI(東京都区部持ち家の帰属家賃を除く総合)の前年同月比の12ヶ月移動平均の推移と景気指標との関係を表したものです。
点線は、株式投資に適したCPIの上限と言われている、4%のラインです。
1991年以降のバブル崩壊により、CPIが大幅に低下し、1999年以降は、デフレに突入しました。
株価が上昇し難い時期だったと言えます。
点線は、株式投資に適したCPIの上限と言われている、4%のラインです。
1991年以降のバブル崩壊により、CPIが大幅に低下し、1999年以降は、デフレに突入しました。
株価が上昇し難い時期だったと言えます。
上から二番目のグラフは、同じ期間での日経平均株価の名目値と実質値の推移です。
グラフ上、実線が名目値で、破線が実質値です。
実質値は、日本の鉱工業生産指数の反転が発生した年月を起点として、CPI(東京都区部持ち家の帰属家賃を除く総合)を使用して、算出しています。
バブルの影響が残り、景気拡大期にも関わらず、株価は下落しています。
また、インフレ率の低下により、名目値と実質値の差が小さく、実質値が名目値を逆転して上回る時期もありました。
グラフ上、実線が名目値で、破線が実質値です。
実質値は、日本の鉱工業生産指数の反転が発生した年月を起点として、CPI(東京都区部持ち家の帰属家賃を除く総合)を使用して、算出しています。
バブルの影響が残り、景気拡大期にも関わらず、株価は下落しています。
また、インフレ率の低下により、名目値と実質値の差が小さく、実質値が名目値を逆転して上回る時期もありました。
上から三番目のグラフは、日本の過去の日経平均株価の名目値と実質値の上昇率を景気拡大期毎に示したものです。
グラフ上、緑色が名目上昇率で、橙色が実質上昇率です。
1994年から2000年までの日本の景気拡大期においては、名目の上昇率、実質の上昇率ともに、マイナス24%でした。
過去6回の景気拡大期の中で、いずれも、最低の上昇率となっています。
グラフ上、緑色が名目上昇率で、橙色が実質上昇率です。
1994年から2000年までの日本の景気拡大期においては、名目の上昇率、実質の上昇率ともに、マイナス24%でした。
過去6回の景気拡大期の中で、いずれも、最低の上昇率となっています。
【注意事項】
1.当記事における景気拡大期は、日本の鉱工業生産指数の反転から米国債イールドカーブに逆イールドが出現した時までの期間とし、内閣府が発表している公式の景気循環とは異なります。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿