2015年6月30日火曜日

2015/1Q 日本の公的債務 +1.2% 前期比 △

日本銀行が発表した資金循環表によると、2015年1Q末の日本の公的債務(注)の残高は、前期比1.2%増の、1190兆3341億円となりました。
前年同期比では、4.3%の増加です。


注)
日本の公的債務=(国庫短期証券+国債・財融債+政府機関債+地方債)の各残高合計




上のグラフは、1997年4Qからの日本の公的債務の種類別推移です。

2015/6 日本のCPI +0.6% 前年同月比 ▼



内閣府が発表した2015年6月の東京都区部のCPI(消費者物価指数)は、帰属家賃を除く総合が、前年同月比0.6%増となりました。
前月比で0.1ポイントの低下でした。




上の最初のグラフは、1947年7月からのCPI(消費者物価指数、東京都区部持家の帰属家賃を除く総合)の12ヶ月移動平均の推移です。


上の二番目のグラフは、2005年1月からのCPI(消費者物価指数、東京都区部持家の帰属家賃を除く総合)の12ヶ月移動平均の推移です。


上の三番目のグラフは、2005年1月からのCPI(消費者物価指数、東京都区部持家の帰属家賃を除く総合)の前年同月比の推移です。

2015/5 イラン原油生産量 285万バレル/日 ▼

IEAが発表した2015年5月のイランの原油生産量は、前月から3万バレル減って、日量285万バレルとなりました。


【2013年】
年平均 2.68


【2014年】
年平均 2.81
4Q 2.80


【2015年】
1Q 2.82
3月 2.79
4月 2.88
5月 2.85


単位:百万バレル/日

2015年6月29日月曜日

2015/6/25 米国債イールドカーブ 2.10 △

2015年6月25日時点における米国債イールドカーブの90日移動平均は、2.10%となりました。
前回の測定時点(2015年5月28日)から、0.11ポイントの上昇となりました。


注)
米国債イールドカーブ = 10年米国債利回り - 3ヶ月米国債利回り




上のチャートは、2005年1月3日からの米国債イールドカーブの90日移動平均の推移です。

2015/6/4週 日本の倒産 大型 0 中小規模 3

2015年6月第4週の日本の大型倒産(負債200億円以上)は、有りませんでした。
8週連続で大型倒産が発生しませんでした。


負債200億円未満の中小規模の倒産は、3件でした。
TDB


中小規模の倒産の中で最大の負債額は、栗田出版販売株式会社の134.9億円でした。

2015/6/4週 黒点数 77=>39 Max:77 Min:25

2015年6月第4週の黒点情報・・・黒点数は、39まで減少。フレア活動は一時的に活発化した後、沈静化。






2015/ 6/24 12:11 磁気嵐は更に激しく発達しました。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 6/25 12:59 次の太陽風の乱れが到来しました。磁場は北寄りになり、磁気圏の乱れは強まりませんでした。
2015/ 6/26 13:35 M7.9の中規模フレアが発生しました。太陽風の乱れは地球にも到来しそうです。
2015/ 6/27 19:15 太陽風が850km/秒とかなり高い速度まで上昇しました。磁気圏は比較的穏やかです。
2015/ 6/28 12:46 高速太陽風は終わりつつある様です。2371黒点群は没しようとしています。
2015/ 6/29 11:03 太陽風は平均的な速度に下がりました。22~25日のニュージーランドのオーロラをどうぞ。

2015年6月28日日曜日

2015/5 イラク原油生産量 385万バレル/日 △

IEAが発表した2015年5月のイラクの原油生産量は、前月から10万バレル増えて、日量385万バレルとなりました。


【2013年】
年平均 3.08


【2014年】
年平均 3.33
4Q 3.48


【2015年】
1Q 3.49
3月 3.70
4月 3.75
5月 3.85


単位:百万バレル/日

2015/5 サウジアラビア原油生産量 1,022万バレル/日 △

IEAが発表した2015年5月のサウジアラビアの原油生産量は、前月から13万バレル増えて、日量1,022万バレルとなりました。


【2013年】
年平均 9.40


【2014年】
年平均 9.53
4Q 9.53


【2015年】
1Q 9.77
3月 10.09
4月 10.09
5月 10.22


単位:百万バレル/日

2015/6 米・化学活動バロメーター 100.6 △


米国化学評議会から発表された、2015年6月の化学活動バロメーター(CAB)は、前月から0.3ポイント上昇して、100.6ポイントとなりました。
前年同月比では、3.9%の増加です。


同月のCABの3か月移動平均は、前月から0.7ポイント上昇して、100.1ポイントとなりました。
35ヶ月連続の上昇です。


【取得方法】
Chemical Activity Barometerでユーザー登録。
月次報告メール→Press Release閲覧
または
Chemical Activity BarometerでChemical Activity Barometer vs. Industrial Production をクリック→Download Full Datasetをクリック→氏名など必要事項を記入してダウンロード


上の最初のグラフは、1919年3月からの化学活動バロメーターの3か月移動平均の推移です。


上の二番目のグラフは、2005年1月からの化学活動バロメーターの3か月移動平均の推移です。
見易さのために、縦軸の初期値を、60ポイントに設定しています。


注)
化学活動バロメーターは、米国の化学工業業界の活動状況を示す指標で、景気のピークに対して、平均8ヶ月先行し、景気のボトムに対して、平均4ヶ月先行すると言われています。


化学活動バロメーター(CAB)は、特に、米国の景気後退の終了に対する先行指標として、優れていると言えます。

2015年6月27日土曜日

2015/1Q 米・政府債務残高 GDP比 102.59% △

2015年1Q末時点における米連邦政府債務残高の名目GDPに対する比率は、前期末比0.12ポイント上昇して、102.59%となりました。
3期ぶりの上昇です。


また、前年同期比では、0.68ポイントの低下となりました。


上のグラフは、1966年1Qからの米国の政府債務残高の名目GDPに対する比率の推移です。
GFDEGDQ188S

2015/1Q 米国の家計・政府債務負担余裕率 67.1% △

FRBが発表した資金循環表によると、2015年1Q末時点の米国の家計・連邦政府債務負担余裕率は、前期比0.6ポイント増の、67.1%となりました。


上のグラフは、1966年1Qからの米国の家計・政府債務負担余裕率の推移です。
見易さのために、縦軸の初期値を50%に設定してあります。


注)
・家計・政府債務負担余裕率とは、米国の家計及び非利益団体の正味金融資産が、その時点の全政府債務残高に対して、あと、どの程度をさらに負担が可能かを計算したものです。


・例えば、余裕率が100%であれば、その時点の全政府債務をもう1回分、負担する余裕が家計にあることになります。


・また、ここで計算している政府債務は、連邦政府の債務のみで、州レベル以下の地方政府債務は、含まれていません。


・日本の家計の金融資産は、預貯金が大半を占めるのに対して、米国の家計では、株式の割合が高いため、政府債務の負担に関して、質的な相違があります。


A:家計・総金融資産・・・Total Financial Assets - Assets - Balance Sheet of Households and Nonprofit Organizations (TFAABSHNO)


B:家計・総負債・・・Total Liabilities - Balance Sheet of Households and Nonprofit Organizations (TLBSHNO)


C:家計・正味金融資産 = A - B


D:米国の全連邦債務 Federal Debt: Total Public Debt (GFDEBTN)


E:家計・政府債務負担余裕率


E=(C - D)÷D ×100%


注)
・ 家計・正味金融資産は、預金や株式、債券などの金融資産から、住宅ローン、消費者ローン、ショッピングローンなどの負債を控除した残高です。
・家計・正味金融資産には、住宅価格は含まれていません。
・総負債には住宅ローンが含まれています。

2015/5 米・株式時価総額 対GNP比 151% △

2015年5月末の米国の上場株式時価総額の合計は、前月比0.7%増の、27兆657億ドルとなりました。

上場株式時価総額の対GNP比は、前月比0.1ポイント上昇して、151%となりました。

上のグラフは、1988年からの米国の上場株式時価総額の対GNP比の推移です。

注)
1.未だ計算されていない直近年のGNPは、直近のGDP成長率(名目)の4四半期移動平均を前年のGNPに乗じて求め、その経過月数分を分母としています。
2.対象企業は、ニューヨーク証券取引所とナスダック市場の上場企業のうち、外国企業を除く米国の国内企業です。

【データ源泉】
1988年~2012年の時価総額・・・World Bank, Market capitalization of listed companies (current US$)
2013年以降の時価総額・・・World Federation Exchanges
GNP・・・GNPA
GDP・・・GDP

2015年6月26日金曜日

2015/6 FRB総資産 対GNP比 25.3% △


2015年6月25日の週におけるFRBの総資産は、4兆5431億ドルとなり、GNPとの比率で、25.3%となりました。
前月比、0.1ポイント増となりました。


上の最初のグラフは、1929年からの、米国のGNPに対するFRB総資産の比率の推移です。


上の二番目のグラフは、2005年からの、米国のGNPに対するFRB総資産の比率の推移です。
注)
直近年のGNPは、直近の四半期の名目GDPの前年同期比の平均値を前年のGNPに乗じて、求めています。


【FRB総資産】
1914年~2001年・・・Annual Report of the Board of Governors of the Federal Reserve System
2002年~前年・・・WALCL
直近・・・FRB Current Release


【米国の名目GNP、季節調整前】
GNPA


【米国の名目GDP、季節調整前】
GDP


【手順】
1.直近のFRB総資産の書き換え。
2.WALCLのダウンロード。過去のFRB総資産の書き換え。
3.GNPAのダウンロード。過去のGNPの変更を確認。
4.GDPのダウンロード。直近のGNPの算出と書き換え。

2015/5 米・個人消費支出 +0.9% 前月比 △

米・商務省から、2015年5月の米国の個人消費支出が発表され、前月比0.9%増となりました。




【個別指標】


個人所得 +0.5%(前月比) △
個人消費支出 +0.9%(前月比) △
PCE価格指数 +0.2%(前年比) △
コアPCE価格指数 +1.2%(前年比) =>

2015/6/4週 米・失業保険申請 27.1万件 △

米・労働省から2015年6月第4週の米国の新規失業保険申請件数が発表され、前週から0.3万件増えて、27.1万件となりました。


新規申請件数の4週移動平均は、前週から3,250件減って、27万3750件となりました。


上のグラフは、1971年からの米国の失業保険週間申請件数(四週移動平均)の推移です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Weekly Initial Unemployment Claims increased to 271,000

2015年6月25日木曜日

2015/5 米・マネタリーベース 前月比 -3.2% ▼


FRBが発表した2015年5月の米国のマネタリーベースは、前月比3.2%の減少となりました。
3ヶ月ぶりの減少です。
また、前年同月比では、0.7%の増加となりました。


上の最初のグラフは、2005年1月からの米国のマネタリーベースの推移です。
二番目のグラフは、同じ期間でのマネタリーベースの前年同月比の推移です。




注)マネタリーベースとは、現金通貨と民間金融機関が保有する中央銀行預け金の合計のことです。

2015/5 米・M2 前月比 +0.4% =>

FRBが発表した2015年5月の米国の季節調整後マネーサプライ(M2)は、前月比0.4%増となりました。
前年同月比では、5.8%の増加です。


上のグラフは、2005年1月からの、米国の季節調整後マネーサプライ(M2)の前年同月比の推移です。
M2SL


2015/5 米・建築請求指数 51.9 △

米国建築家協会(AIA)から、2015年5月の米国の非住宅建設ABI指数(建築請求指数)が発表され、前月から3.1ポイント増の51.9ポイントとなりました。


強気と弱気の分かれ目である50ポイントを、2ヶ月ぶりに上回りました。


上のグラフは、1996年からのABI指数(建築請求指数)の推移です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
AIA: Architecture Billings Index increased in May


ABI指数(建築請求指数)は、非住宅部門(ホテル、オフィスビル、学校、病院など)の建築活動の先行指標です。


商業用ビルのデザインなどの請求増減を調査したもので、商業用不動産の9~12カ月後の建築活動を示す先行指標とされています。

2015年6月24日水曜日

2015/3 国交省不動産価格指数 +2.5% 前年同月比 △

国土交通省が発表した、2015年3月の不動産価格指数は、南関東圏の住宅総合指数が、前月比0.2ポイント減の105.0ポイントとなりました。
前年同月比では、2.5%増でした。


南関東圏の住宅総合指数のトレンドを表す、12ヶ月移動平均は、前月比0.21ポイント増の102.58となりました。




上のグラフは、2009年3月からの南関東圏の住宅総合指数(速報)の推移です。
トレンドを明らかにするために、12ヶ月移動平均をプロットしています。

2015/5 米・住宅販売レシオ 9.8 △

2015年5月の米国の住宅販売レシオは、9.8となりました。
 
中古住宅販売(年率)A:535万戸
新築住宅販売(年率)B:54.6万戸
住宅販売レシオ(=A/B):9.8


上のグラフは、1994年からの新築住宅販売と中古住宅販売を重ね合わせたもので、住宅バブル崩壊でギャップ(=住宅販売レシオ)が拡大していることを示しています。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Comments on New Home Sales and Prices


平常時の住宅販売レシオは、6ポイント程度ですので、現在は、平常時の約1.6倍のギャップが存在していることになります。


これは、米国の住宅バブルの崩壊で、過剰な中古住宅在庫が発生し、その結果、割安となった中古住宅の販売が、新築住宅よりも優勢となったためです。


今後は、主に、新築住宅販売の増加によって、ギャップが解消に向かい、その間は、住宅投資の波及効果によって、米国経済が堅調に推移するものと考えられます。

2015/5 米・新築住宅販売 年率54.6万戸 △



米・商務省が発表した2015年5月の米国の新築住宅販売は、季節調整済みで前月比2.2%増の年率54.6万戸となりました。




上のグラフは、米国の新築住宅に関する以下の推移です。(1963年~)
・販売戸数
・供給月数(=在庫戸数÷販売戸数)
・在庫戸数・・・緑色:未着工、青色:建設中、赤色:完工


拡大図は、以下のリンクを開いて、各グラフをクリックしてください。
New Home Sales increased to 546,000 Annual Rate in May

2015年6月23日火曜日

2015/5 中国・株式時価総額 対GDP比 96% △

2015年5月末の中国の上場株式時価総額の合計は、前月比13.2%増の、10兆2723億ドルとなりました。


上場株式時価総額の対GDP比は、96%となりました。
前月比、11ポイントの上昇です。


上のグラフは、2003年からの中国の上場株式時価総額の対GDP比の推移です。


【計算方法】
時価総額・・・中国の上海市場と深セン市場に上場している国内企業の時価総額を集計。
GDP・・・IMFが集計している値を用い、直近は、予測GDP値の経過月数分を比例配分して取得。


【データ源泉】
時価総額・・・World Federation Exchanges
GDP・・・http://www.imf.org/external/pubs/ft/weo/2014/02/weodata/weoselgr.aspx => IMF World Economic Outlook Database Emerging and developing Asia, Gross domestic product, current prices U.S. dollars

2015/1Q 米国の家計・正味金融資産 +2.0% 前期比 ▼

FRBが発表した米国の資金循環表によると、2015年1Q末時点における、米国の家計が保有する金融資産の正味残高は、前期比、2.0%増の55兆2309億ドルとなりました。
2四半期連続の増加です。


前年同期比では、5.8%の増加です。


注)
家計・正味金融資産は、預金や株式、債券などの金融資産から、住宅ローン、消費者ローン、ショッピングローンなどの負債を控除した残高です。
家計・正味金融資産には、住宅価格は含まれていません。
総負債には住宅ローンが含まれています。


A:家計・総金融資産・・・Total Financial Assets - Assets - Balance Sheet of Households and Nonprofit Organizations (TFAABSHNO)


B:家計・総負債・・・Total Liabilities - Balance Sheet of Households and Nonprofit Organizations (TLBSHNO)


C:家計・正味金融資産 = A - B


上のグラフは、2005年1Qからの米国の家計・正味金融資産の推移です。

2015/5 米・中古住宅販売 年率535万戸 △



全米リアルター協会(NAR)から、2015年5月の米国の中古住宅販売と中古住宅在庫が発表され、中古住宅販売戸数は、前月より5.1%増加し、季節調整済みの年率換算で535万戸となりました。
中古住宅在庫は、前年比3.2%増えて、229万戸となりました。




上のグラフは、米国の中古住宅に関する以下の推移です。
・販売戸数(1994年より)
・在庫戸数(2001年より)
・在庫戸数の前年同月比(青線)と販売に対する在庫比率(赤線)(2001年より)


拡大図は、以下のリンクを開いて、各グラフをクリックしてください。
Existing Home Sales in May: 5.35 million SAAR, Inventory up 1.8% Year-over-year


中古住宅在庫は、現在の販売ペースでは、5.1ヶ月分となりました。過去の平均である6ヶ月より低い水準が続いています。

2015年6月22日月曜日

2015/4 米国債・海外保有残高 -0.6% 前月比 ▼

米財務省から、2015年4月末時点での海外保有分の米国債残高が発表され、6兆1373億ドルとなりました。前月比で、0.6%の減少でした。
前年同月比では、3.0%の増加でした。


【順位】
1.中国
2.日本
3.カリブ金融機関
4.石油輸出国(OPEC)・・・5位から1ポイント△
5.ブラジル・・・6位から1ポイント△
6.ベルギー・・・4位から2ポイント▼
7.スイス
8.アイルランド・・・9位から1ポイント△
9.英国・・・8位から1ポイント▼
10.香港


上のグラフは、上位10か国の国別の米国債保有額を表しています。
紺色が直近、赤色が前月、緑色が前年同月の値を示しています。


2015/6/3週 日本の倒産 大型 0 中小規模 1

2015年6月第3週の日本の大型倒産(負債200億円以上)は、有りませんでした。
7週連続で大型倒産が発生しませんでした。


負債200億円未満の中小規模の倒産は、1件でした。
TDB

2015/6/3週 黒点数 107=>79 Max:107 Min:74

2015年6月第3週の黒点情報・・・黒点数は、79まで減少。フレア活動は活発化。






2015/ 6/17 11:48 太陽風は500km/秒台の高速状態が続いています。
2015/ 6/18 14:43 M1.2の中規模フレアが発生しました。太陽風の速度は下がっています。
2015/ 6/19 13:41 2371黒点群で、M3.0の中規模フレアが発生しました。
2015/ 6/20 10:31 M3.0フレアのCMEに続いて、もうひとつCMEが噴出しています。
2015/ 6/21 09:37 M1.0のフレアが発生しています。太陽風は更に低速になっています。
2015/ 6/22 10:39 Mクラスフレアが4回発生しました。地球方向にCMEも飛び出しています。

2015年6月21日日曜日

2015/5 金属価格指数(実質) 60.01 △


2015年5月末時点で計算した2015年の金属価格指数(実質)は、60.01となりました。
前月より0.29ポイントの増加です。


上の最初のグラフは、1866年からの金属価格指数(実質)の推移です。


上の二番目のグラフは、1971年からの金属価格指数(実質)の推移です。


【金属価格指数(実質)】


・1850年を100とする。
・金、銀、プラチナ、銅、アルミニウム、鉛、亜鉛の価格から、物価変動分を除去し、実質価格を求めて、指数化したもの。
・構成比は、金(16%)、銀(10%)、プラチナ(10%)、銅(22%)、アルミニウム(22%)、鉛(10%)、亜鉛(10%)とする。


2015/5 エネルギー価格指数(実質) 198.62 △


2015年5月末時点で計算した2015年のエネルギー価格指数(実質)は、198.62となりました。
前月から、6.26ポイントの増加です。

上の最初のグラフは、1901年からのエネルギー価格指数(実質)の推移です。

二番目のグラフは、1971年からのエネルギー価格指数(実質)の推移です。

【エネルギー価格指数(実質)の構成比】
・WTI・・・95%
・米国内天然ガス価格・・・5%

【データ源泉】
1901年~2012年
EIA Crude Oil
EIA Natural Gas...Well head price
2013年~2015年
IMF Primary Commodity Prices

2015/5 農産物価格指数(実質) 173.84 ▼


2015年5月末時点で計算した2015年の農産物価格指数(実質)は、173.84となりました。
前月から1.36ポイントの低下です。

上の最初のグラフは、1866年からの農産物価格指数(実質)の推移です。

上の二番目のグラフは、1971年からの農産物価格指数(実質)の推移です。

【農産物価格指数(実質)】
・1866年を100とする。
・トウモロコシ、大豆、小麦、綿花、砂糖、コーヒーの価格から、物価変動分を除去し、実質価格を求めて、指数化したもの。
・構成比は、トウモロコシ(22%)、大豆(22%)、小麦(22%)、綿花(22%)、砂糖(6%)、コーヒー(6%)とする。


【注意】
・直近データは、暦年平均。それ以前のデータは、穀物年度での平均。

2015年6月20日土曜日

2015/5 商品価格指数(実質) 520.06 △


2015年5月末時点で計算した2015年の商品価格指数(実質)は、520.06となりました。
前月から、3.38ポイントの上昇です。


上の最初のグラフは、1866年からの商品価格指数(実質)の推移です。


二番目のグラフは、1971年からの同指数の推移です。




【商品価格指数構成比】
・農産物価格指数・・・35%
・エネルギー価格指数・・・44%
・金属価格指数・・・21%

2015/5 首都圏マンション平米単価 67.9万円 ▼

民間の不動産経済研究所から、2015年5月の首都圏マンション平米単価が発表され、前月比7.9万円減の、1平米当たり67.9万円となりました。
前年同月比では、6.0%の減少です。


首都圏マンション平米単価のトレンドを表す12ヶ月移動平均は、前月比0.4万円減の、1平米当たり71.7万円となりました。
平米単価のトレンドは、4か月ぶりの低下です。




上のグラフは、2005年12月からの首都圏マンション平米単価の12カ月移動平均の推移です。


見易さのために、縦軸の初期値を50万円に設定しています。

2015/5 首都圏マンション発売戸数 前年同月比 -18.7% ▼

民間の不動産経済研究所が発表した、2015年5月の首都圏マンション発売戸数は、前年同月比18.7%減の3,495戸となりました。
5ヶ月連続の減少です。


首都圏マンション発売戸数のトレンドを表す12ヶ月移動平均は、前月比1.8%減の3,628戸となりました。
トレンドも、5ヶ月連続の減少です。




上のグラフは、2005年12月からの首都圏マンション発売戸数の推移です。
トレンドを分かりやすくするために、12カ月移動平均をプロットしています。

2015年6月19日金曜日

2015/5 米CPI 総合指数(季節調整前) -0.04% 前年同月比 △


米労働省が発表した2015年5月の米消費者物価指数(CPI)統計によると、季節調整前の総合指数の前年同月比は、前月比0.16ポイント上昇して、マイナス0.04%となりました。
5ヶ月連続の前年同月比のマイナスです。


直近の景気循環の底である2009年6月からの前年同月比の平均は、1.63%となりました。




上の最初のグラフは、2005年1月からの季節調整前のCPI総合指数の推移です。
見易さのために、縦軸の初期値を170に設定しています。


上の二番目のグラフは、2005年1月からの季節調整前のCPI総合指数の前年同月比の推移です。

2015/5 米CPI 総合指数(季節調整済み) +0.4% 前月比 △

米・労働省が2015年5月の米消費者物価指数(CPI)統計を発表し、総合指数(季節調整済み)は、前月比0.4%上昇しました。


また、食品とエネルギーを除くコア指数は、前月比0.1%上昇しました。




上のグラフは、1990年からの各CPI指数の前年比の推移です。
赤色がコアCPI指数、緑色がコアPCE指数、黄色がクリーブランド連銀が算出しているCPI-Median(中間値)、青色が同じくクリーブランド連銀のTrimmed-Mean CPI (刈り込み平均 CPI) です。


拡大図は、以下のリンクを開いてグラフをクリックしてください。
Key Measures Show Low Inflation in May


【各CPI指数の前年比】
CPI-Median : +2.2% =>
Trimmed-mean CPI : +1.6% ▼
Core CPI : +1.8% =>
Core PCE : +1.35% =>

2015/6/3週 米・失業保険申請 26.7万件 ▼

米・労働省から2015年6月第3週の米国の新規失業保険申請件数が発表され、前週から1.2万件減って、26.7万件となりました。


新規申請件数の4週移動平均は、前週から2,000件減って、27万6750件となりました。


上のグラフは、1971年からの米国の失業保険週間申請件数(四週移動平均)の推移です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
CPI increased 0.4% in May, Weekly Initial Unemployment Claims decreased to 267,000

2015年6月18日木曜日

2015/5 首都圏マンション契約率 71.1% ▼


民間の不動産経済研究所から、2015年5月の首都圏マンション契約率が発表され、前月から4.4ポイント減の、71.1%となりました。
2ヶ月連続の減少です。
また、好不調の分かれ目とされる70%を、4カ月連続で上回りました。

首都圏マンション契約率のトレンドを表す12ヶ月移動平均は、前月より0.65ポイント減の74.06ポイントとなりました。こちらは、2ヶ月ぶりの減少です。


上の最初のグラフは、1994年12月からの首都圏マンション契約率(12ヶ月移動平均)の推移です。

上の二番目のグラフは、2005年1月からの首都圏マンション契約率(12ヶ月移動平均)の推移です。

どちらのグラフも、見易さのために、縦軸の初期値を50%に設定しています。

2015/6 世界の綿花需給 在庫率 92.0% ▼

米農務省(USDA)が発表した、2015年6月の世界の綿花需給報告によると、2015/16年度の期末在庫率は、92.0%となりました。
前月比0.2ポイントの低下でした。


上のグラフは、1982/83年度からの世界の綿花需給における期末在庫率の推移です。
注)
点線は、全期間の期末在庫率の平均値(52.9%)です。


Production, Supply and Distribution Online=>cotton=>World Cotton Supply and Distribution =>DownLoad Files (1983年~直近)

2015/5 LA港・取扱量 +0.82% 前年同月比 △

2015年5月の米・ロサンジェルス港のコンテナ取扱量(季節調整前)は、69.4万TEUsとなり、前年同月比で、0.82%の増加となりました。
PORT OF LA


また、同月の米・ロングビーチ港のコンテナ取扱量(季節調整前)は、63.5万TEUsとなり、こちらも、前年同月比で、0.8%の増加になりました。
PORT OF LONG BEACH


上のグラフは、ロサンジェルス地区(ロサンジェルス港とロングビーチ港)に入出庫するコンテナ数の12ヶ月移動平均の1996年からの推移です。
青い線が入庫数、赤い線が出庫数です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、最初のグラフをクリックしてください。
LA area Port Traffic: Imports Up, Exports Down in May

2015年6月17日水曜日

2015/6 世界のコメ需給 在庫率 18.7% =>

米・農務省が発表した世界のコメ需給報告(2015年6月報告)によると、2015/16年度の期末在庫率は、18.7%となりました。
前月と変わりませんでした。


上のグラフは、1973年からの世界のコメ需給における期末在庫率の推移です。
注)
点線は、全期間の期末在庫率の平均値(25.6%)です。


供給量:481.74(+1.2%)
消費量:488.99(+0.9%)
需給バランス:▲7.25
期末在庫量:91.44(-7.3%)
期末在庫率:18.7%(-1.7ポイント)


単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比


【需給】
生産量は、ブラジルで作付面積の減少が見込まれ減少するものの、インド、中国等で増加することから、世界全体では前年度を上回り史上最高となる見込み。また、消費量も、中国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下し、2006/07 年度以来最低の水準。


【価格】
2015年1月以降、引き続きタイの政府在庫放出から値を下げ、現在は380ドル/トン台後半で推移。


【データ源泉】
米国農務省穀物等需給報告
World Rice Supply & Demand - schwieterman inc(1984年)
USDA Grain: World Markets and Trade(1985年~)
Production, Supply and Distribution Online=>Grains=>World Rice Production, Consumption, and Stocks=>DownLoad Files (2010年~直近)

2015/6 世界の大豆需給 在庫率 30.5% ▼

米・農務省が発表した世界の大豆需給報告(2015年6月報告)によると、2015/16年度の期末在庫率が、30.5%となりました。
前月比1.1ポイントの低下です。


上のグラフは、1975年からの世界の大豆需給における期末在庫率の推移です。
注)
点線は、全期間の期末在庫率の平均値(19.9%)です。


【2015/16年度】
供給量:317.58(-0.2%)
消費量:305.64(+4.0%)
需給バランス:△11.94
在庫量:93.22(+11.4%)
在庫率:30.5%(+2.0ポイント)


単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比


【需給】
生産量は、ブラジルで収穫面積の増加が見込まれ増加するものの、米国、アルゼンチン等で減少することから、世界全体では史上最高の前年度を下回る見込み。また、消費量は、中国、アルゼンチン等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。


【価格】
2015年1月以降、南米の豊作見込み等から値を下げた後、2月中旬から3月初旬のブラジルでのトラック運転手によるストライキを受けて一旦値を戻したものの、5月中旬以降、米国の作付進展等から値を下げ、現在は9ドル/bu台前半で推移。


【データ源泉】
米国農務省穀物等需給報告
AgManager・・・1975年~2000年
Production, Supply and Distribution Online=>Oilseeds=>World: Soybeans and Products Supply and Distribution =>DownLoad Files (2010年~直近)

2015/5 米・住宅着工件数 年率 104万戸 ▼

米・商務省が発表した2015年5月の米国の住宅着工件数は、季節調整済みの年率換算で前月比
11.9%減の104万戸となりました。




上のグラフは、1968年からの住宅着工件数の推移で、青い線が一戸建ての件数、赤い線が全体の件数です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、二番目のグラフをクリックしてください。
Housing Starts decreased to 1.036 Million Annual Rate in May

2015年6月16日火曜日

2015/6 世界のコーン需給 在庫率 19.7% △

米・農務省が発表した世界のトウモロコシ需給報告(2015年6月報告)によると、2015/16年度の期末在庫率は、19.7%となりました。
前月比0.3ポイントの上昇です。




上のグラフは、1960年からの世界のトウモロコシの期末在庫率の推移です。
注)
点線は、全期間の期末在庫率の平均値(23.4%)です。
生産量:989.30(-1.0%)
消費量:991.12(+1.5%)
需給バランス:▲1.82
期末在庫量:195.19(-0.9%)
期末在庫率:19.7%(-0.5ポイント)
単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比


【需給】
生産量は、中国、南アフリカ等で増加するものの、米国、EU、ブラジル等で減少することから、世界全体では史上最高の前年度を下回る見込み。また、消費量は、米国で家畜飼養頭数の増加に伴い飼料用需要が増加すること、中国、ブラジル等でも増加することから史上最高となる見込み。
世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。


【価格】
2015年1月以降、南米の豊作見込みや、4月以降の米国の作付進展等から値を下げ、現在は3ドル/bu台半ばで推移。