今回は、同時期の米国債イールドカーブと日本株の関係を調べます。
以下のグラフは、1971年~1975年の3ヶ月既発債ベースの米国債イールドカーブです。
新発債にベースを合わせるために、0.15%下方に調整してあります。
1973年7月の逆イールドの発生が、その後の米国の景気後退の先行指標となっています。
以下のグラフは、1971年~1975年の日経平均株価の推移です。
米国債で逆イールドが発生したタイミングを矢印で示しています。
1973年7月の逆イールドの発生が、米国と同様に、その後の日本の景気後退の先行指標にもなっていました。
また、逆イールドが発生した時点は、この期間中の日本株のピークに近いことから、日本株を売却する指標としても、有効であったことが分かります。
次回は、さらに、時代を遡って、1968年~1971年の米国の景気後退と米国債イールドカーブの関係を調べることにします。
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