上のグラフは、1949年5月からの日米の景気後退期の推移です。
青色の棒グラフが米国の景気後退期間を表しています。 深緑色の折れ線グラフは、日本の景気後退期間中の日経平均株価の名目の上昇率(※)を示しています。 ※景気の山から谷までの株価の変化率
グラフを見て分かるように、1980年代までは、高成長とインフレの影響から、景気後退期間でも、名目の株価が上昇しているケースが多く見られました。また、米国の景気後退の影響もさほど大きく有りませんでした。
しかし、1990年代以降は、低成長やインフレの沈静化さらに金融及び為替の自由化によって、景気後退期に名目の株価が2~3割程度、下落する事が多くなっています。特に、米国の景気後退と日本の景気後退がほぼ連動し、株価にも大きな影響を与えていることが特徴的です。
日本の公式景気循環
内閣府 景気基準日付 |
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