2014/4 米・雇用統計 失業率 6.3% ▼ 雇用者数 +28.8万人 △

米・労働省から２０１４年４月の雇用統計が発表され、非農業部門の雇用者数は、前月比２８．８万人増、失業率は前月から０．４ポイント低下して、６．３％となりました。

UPDATE 4-米雇用者数、4月は予想上回る28.8万人増　失業率5年半ぶり低水準の6.3％

上の最初のグラフは、１９６０年からの失業率の推移です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
April Employment Report: 288,000 Jobs, 6.3% Unemployment Rate

上の二番目のグラフは、米国の過去の景気後退で、非農業部門の雇用者数が減少を始めた月を起点にして、何ヶ月目に何％の雇用が失われているかを表したグラフです。

今回の景気後退では、雇用者数の減少開始から、２０１４年４月時点で、７６ヶ月目に入っており、約０．１％の雇用が失われたままになっています。

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４月の雇用統計は、２月、３月分も上方修正されており、非常に強気の内容でした。
５月には、雇用者数が景気後退前の水準に回復する見込みです。
ＦＲＢは、雇用者数の回復時点から、通常、約一年後に利上げを再開する傾向があります。