2014年12月6日土曜日

2014/11 米・小売業 従業員追加数 43.45万人

米労働者の発表によると、2014年11月の米国の小売業の臨時従業員追加数は、ネットで43.45万人でした。
4Qの合計で、60.72万人となっています。


上のグラフは、1979年からの各年の4Qにおける、米国の小売業の(臨時)従業員追加数の推移です。


赤:10月 黄色:11月 青:12月


拡大図は、以下のリンクを開いて、最初のグラフをクリックしてください。




米国の小売業は、毎年、クリスマス商戦に向けて、10月から臨時の従業員を雇い始めます。


従って、この期間の追加従業員数は、小売業者がクリスマス期間中の売上をどの程度、強気(または弱気)に見ているかの判断材料になります。


また、実際に、この期間の売上高と臨時従業員追加数の間には、統計的にも、強い相関関係が見られます。


10月から11月までの小売業追加従業員数から判断すると、小売業者は、昨年と同水準がそれ以上の売上高を予想しているものと考えられます。


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ネット通販の増加により、小売業者の雇用者数は、長期的な減少傾向にあるため、もし、昨年並みの雇用者数であったとしても、強気要因と考えられます。

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