日本銀行が発表した、2016年1Qの主要銀行貸出動向アンケート調査(2016年4月分)によると、住宅ローンの資金需要D.I.は、前期比8ポイント低下して、+4ポイントとなりました。
住宅ローンの資金需要D.I.のトレンドを表す4四半期移動平均は、前期比0.3ポイント増の、+1.0ポイントとなりました。
資金需要の増加要因の平均は以下のとおりです。
住宅投資の減少 1.86
個人消費の減少 1.57
個人所得の増加 1.14
貸出金利の上昇 2.71
その他 1.29
個人消費の減少 1.57
個人所得の増加 1.14
貸出金利の上昇 2.71
その他 1.29
注)数値は、重要 <3> やや重要 <2> 重要でない <1>の平均値。
括弧内は、前期比。
括弧内は、前期比。
上のグラフは、2001年4Qからの住宅ローンの資金需要D.I.の推移です。
トレンドを分かりやすくするために、4四半期移動平均をプロットしています。
トレンドを分かりやすくするために、4四半期移動平均をプロットしています。
主要銀行貸出動向の住宅ローンの資金需要D.I.は、翌月に公表される、新規住宅資金貸付額の先行指標です。
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日銀のマイナス金利政策の導入により、住宅ローン金利が低下がしたことが、大きなインセンティブとなっています。
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