2013年10月22日火曜日

2013/3Q 主要銀行貸出動向 住宅ローン需要D.I. +14 =>

日本銀行が発表した、2013年3Qの主要銀行貸出動向アンケート調査(2013年10月分)によると、住宅ローンの資金需要D.I.は、前期と変わらず、14ポイントとなりました。


住宅ローンの資金需要D.I.の4四半期移動平均は、13.25となりました。
こちらは、8四半期連続の増加です。




資金需要の拡大要因は以下のとおりです。


①住宅投資の拡大 2.20(+0.28)
②個人消費の拡大 1.40(-0.06)
③個人所得の減少 1.13(+0.05)
④貸出金利の低下 1.60(-0.17)
⑤その他 1.80(+0.03)


注)数値は、重要 <3> やや重要 <2> 重要でない <1>の平均値。
括弧内は、前期比。


上のグラフは、2001年4Qからの住宅ローンの資金需要D.I.の推移です。
ノイズを減らすために、4四半期移動平均をプロットしています。


◆◆◆


資金需要の拡大要因として、住宅投資の拡大が伸びているのは、消費税増税前の駆け込み需要と考えられます。


また、来月に発表される、個人向け住宅ローン新規貸付額も、前期と同水準となることが予想されます。

0 件のコメント:

コメントを投稿