米・労働省が2013年9月の雇用統計を発表し、非農業部門の雇用者数は、前月比14.8万人増、失業率は前月から0.1ポイント低下し、7.2%となりました。
上の最初のグラフは、1960年からの失業率の推移です。
拡大図は、以下のリンクを開いて、二番目のグラフをクリックしてください。
September Employment Report: 148,000 Jobs, 7.2% Unemployment Rate
September Employment Report: 148,000 Jobs, 7.2% Unemployment Rate
上の二番目のグラフは、米国の過去の景気後退で、雇用者数が減少を始めた月を起点にして、何ヶ月目に何%の雇用が失われているかを表したグラフです。
今回の景気後退では、雇用者数の減少開始から、2013年9月時点で、69ヶ月目に入っており、約1.3%の雇用が失われたままになっています。
注)米国は人口が増えているので、もし、景気後退前の水準に雇用者数が回復したとしても、その時点では、失業率は、悪化していることになります。
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9月の雇用統計は、悪い点は少ないものの、雇用者数の伸びが小さく、緩慢な雇用回復が続いていることを裏付けていました。
個別の項目を見ると、以下のとおりです。
1.労働力率が変わらない中で、失業率が低下した。(良い点)
2.平均週間就業時間は、前月と変わらず。(中立)
3.平均時給は、前月から増加した。(良い点)
4.経済的理由によるパートタイム雇用者数は、変わらず。(中立)
5.地方政府部門の雇用者数は増加した。(良い点)
2.平均週間就業時間は、前月と変わらず。(中立)
3.平均時給は、前月から増加した。(良い点)
4.経済的理由によるパートタイム雇用者数は、変わらず。(中立)
5.地方政府部門の雇用者数は増加した。(良い点)
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