2013年11月9日土曜日

2013/10 米・小売業 4Q従業員追加数 15.95万人

米労働者の発表によると、2013年10月の米国の小売業の臨時従業員追加数は、ネットで15.95万人でした。
これは、景気後退前の2004年と同水準で、1999年以来、最大の数です。


上のグラフは、1979年からの各年の4Qにおける、米国の小売業の(臨時)従業員追加数の推移です。


赤:10月 黄色:11月 青:12月


拡大図は、以下のリンクを開いて、最初のグラフをクリックしてください。




米国の小売業は、毎年、クリスマス商戦に向けて、10月から臨時の従業員を雇い始めます。


従って、この期間の追加従業員数は、小売業者がクリスマス期間中の売上をどの程度、強気(または弱気)に見ているかの判断材料になります。


また、実際に、この期間の売上高と臨時従業員追加数の間には、統計的にも、強い相関関係が見られます。


10月の小売業追加従業員数から判断すると、小売業者は、前年を上回る売上高を予想していると考えられます。


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ネット通販の増加により、小売業者の雇用者数は、長期的な減少傾向にあるため、もし、昨年並みの雇用者数であったとしても、強気要因と考えられます。

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