米・労働省から2013年10月の雇用統計が発表され、非農業部門の雇用者数は、前月比20.4万人増、失業率は前月から0.1ポイント上昇し、7.3%となりました。
上の最初のグラフは、1960年からの失業率の推移です。
拡大図は、以下のリンクを開いて、3番目のグラフをクリックしてください。
October Employment Report: 204,000 Jobs, 7.3% Unemployment Rate
October Employment Report: 204,000 Jobs, 7.3% Unemployment Rate
上の二番目のグラフは、米国の過去の景気後退で、雇用者数が減少を始めた月を起点にして、何ヶ月目に何%の雇用が失われているかを表したグラフです。
今回の景気後退では、雇用者数の減少開始から、2013年10月時点で、70ヶ月目に入っており、約1.1%の雇用が失われたままになっています。
注)米国は人口が増えているので、もし、景気後退前の水準に雇用者数が回復したとしても、その時点では、失業率は、悪化していることになります。
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10月の雇用統計は、予想されていた政府機関閉鎖の影響は小さく、強気の内容だったと言えます。
個別の項目を見ると、以下のとおりです。
1.労働力率が低下している中で、失業率が上昇した。(悪い点)
2.非農業部門の雇用者数の増加が、20万人を超えた。(良い点)
3.8、9月分は当初発表から合計6万人上方修正された。(良い点)
4.平均週間就業時間は、前月と変わらず。(中立)
5.平均時給は、前月から増加した。(良い点)
6.経済的理由によるパートタイム雇用者数は、増加した。(悪い点)
7.地方政府部門の雇用者数は増加した。(良い点)
2.非農業部門の雇用者数の増加が、20万人を超えた。(良い点)
3.8、9月分は当初発表から合計6万人上方修正された。(良い点)
4.平均週間就業時間は、前月と変わらず。(中立)
5.平均時給は、前月から増加した。(良い点)
6.経済的理由によるパートタイム雇用者数は、増加した。(悪い点)
7.地方政府部門の雇用者数は増加した。(良い点)
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