米農務省が発表した世界の小麦需給報告(2014年3月報告)によると、期末在庫率は、前月報告と変わらず、26.1%となりました。
上のグラフは、1960年からの世界の小麦の期末在庫率の推移です。
注)
直近のデータは、2014年3月報告時点の予想です。
注)
直近のデータは、2014年3月報告時点の予想です。
供給量:712.72(+8.6%)
消費量:704.82(+3.7%)
需給バランス:△7.90
期末在庫量:183.81(+4.5%)
期末在庫率:26.1%(+0.2ポイント)
消費量:704.82(+3.7%)
需給バランス:△7.90
期末在庫量:183.81(+4.5%)
期末在庫率:26.1%(+0.2ポイント)
単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比
【需給】
生産量は、米国で乾燥等の影響により減少となるものの、カナダで夏の好天等により単収が上昇し史上最高、ロシア、ウクライナ等旧ソ連諸国、EU 等で増加となることから、世界全体で前年度を上回り史上最高となる見込み。また、消費量もインド等で増加し史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
生産量は、米国で乾燥等の影響により減少となるものの、カナダで夏の好天等により単収が上昇し史上最高、ロシア、ウクライナ等旧ソ連諸国、EU 等で増加となることから、世界全体で前年度を上回り史上最高となる見込み。また、消費量もインド等で増加し史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
【価格】
カナダの史上最高の生産量見込み、豪州の生産量の上方修正等による世界的に豊富な供給量見込みや米国産の低調な輸出需要等から2014年1月には5ドル/bu台に値を下げた。
カナダの史上最高の生産量見込み、豪州の生産量の上方修正等による世界的に豊富な供給量見込みや米国産の低調な輸出需要等から2014年1月には5ドル/bu台に値を下げた。
2014年2月中旬以降は、2014/15年度の米国産冬小麦の乾燥・凍害による作柄悪化懸念や2月下旬のウクライナ情勢悪化による同国の供給減少懸念から値を上げ、現在は6ドル/bu台半ばで推移。
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