2014/2 米・設備稼働率 78.8% △

ＦＲＢが発表した２０１４年２月の米・鉱工業生産指数は、前月比０．６％の上昇でした。
また、鉱工業設備稼働率は、７８．８％となり、前月よりも０．３ポイント上昇しました。

UPDATE 1-米鉱工業生産指数、2月は＋0.6％と予想上回る　製造業は半年ぶりの大幅上昇

上の図は、１９６７年からの米国の設備稼働率の推移です。
青線が全体の設備稼働率で、赤線が製造業の設備稼働率です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、最初のグラフをクリックしてください。
Fed: Industrial Production increased 0.6% in February

設備稼働率は、依然として、長期平均※を下回っており、米国の経済システムの中に緩みが残っていることが分かります。

※１９７２年から２０１０年の長期平均：８０．０％

通常、ＦＲＢは、設備稼働率が長期平均に達すると、インフレ警戒を強めます。