米農務省が発表した世界の大豆需給報告(2014月6月報告)によると、2014/15年度の期末在庫率が、29.5%となりました。
前月より0.2ポイントの上昇です。
前月より0.2ポイントの上昇です。
上のグラフは、1975年からの世界の大豆需給における期末在庫率の推移です。
【2014/15年度】
供給量:299.99(+5.7%)
消費量:280.63(+3.9%)
需給バランス:△19.36
在庫量:82.88(+23.4%)
在庫率:29.5%(+4.7ポイント)
供給量:299.99(+5.7%)
消費量:280.63(+3.9%)
需給バランス:△19.36
在庫量:82.88(+23.4%)
在庫率:29.5%(+4.7ポイント)
単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比
【需給】
生産量は、米国、ブラジルで収穫面積の増加と単収の上昇により共に史上最高となること等から、世界全体で前年度を上回り史上最高となる見込み。また、消費量も中国、アルゼンチン等で増加し史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
生産量は、米国、ブラジルで収穫面積の増加と単収の上昇により共に史上最高となること等から、世界全体で前年度を上回り史上最高となる見込み。また、消費量も中国、アルゼンチン等で増加し史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
【価格】
2013年1月以降、好調な輸出成約やアルゼンチンの高温・乾燥天候から値を上げ、2月以降、アルゼンチンの天候回復やブラジルの豊作見込みから一時値を下げた。その後、米国の堅調な輸出需要から値を戻したものの、3月中旬から南米の収穫の進展や3月末の米国四半期在庫報告で市場予想を上回る在庫となったことから値を下げた。4月中旬以降、米国で低温多雨型の天候による2013/14年度の作付け遅れや、旧穀の需給の引き締まりから16ドル/bu台前後に上昇した。7月中旬以降、2013/14年度の米国産の豊作が見込まれることから、13ドル/bu台後半に下落。8月以降、米国産の降雨不足による作柄への影響が懸念され14ドル/bu後半まで値を上げたものの、9月中旬以降は、降雨による作柄の回復や収穫の進展から値を下げた。11月半ば以降、南米では作付けが順調に進み、その後の生育も良好であったことから12ドル/bu台後半から13ドル/bu台前半で推移していた。
2013年1月以降、好調な輸出成約やアルゼンチンの高温・乾燥天候から値を上げ、2月以降、アルゼンチンの天候回復やブラジルの豊作見込みから一時値を下げた。その後、米国の堅調な輸出需要から値を戻したものの、3月中旬から南米の収穫の進展や3月末の米国四半期在庫報告で市場予想を上回る在庫となったことから値を下げた。4月中旬以降、米国で低温多雨型の天候による2013/14年度の作付け遅れや、旧穀の需給の引き締まりから16ドル/bu台前後に上昇した。7月中旬以降、2013/14年度の米国産の豊作が見込まれることから、13ドル/bu台後半に下落。8月以降、米国産の降雨不足による作柄への影響が懸念され14ドル/bu後半まで値を上げたものの、9月中旬以降は、降雨による作柄の回復や収穫の進展から値を下げた。11月半ば以降、南米では作付けが順調に進み、その後の生育も良好であったことから12ドル/bu台後半から13ドル/bu台前半で推移していた。
2014年2月以降、米国の堅調な輸出需要に伴う需給の引き締まりやブラジルの高温・乾燥による作柄懸念から値を上げたものの、その後の好天により作柄は総じて良好なことから、現在は14ドル/bu後半で推移。
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