米・農務省が発表した世界のトウモロコシ需給報告(2014年6月報告)によると、2014/15年度の期末在庫率は、18.9%となりました。
前月より0.1ポイントの上昇です。
前月より0.1ポイントの上昇です。
上のグラフは、1960年からの世界のトウモロコシの期末在庫率の推移です。
生産量:981.12(-0.1%)
消費量:967.52(+1.7%)
需給バランス:△13.60
期末在庫量:182.65(+8.0%)
期末在庫率:18.9%(;1.1ポイント)
単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比
消費量:967.52(+1.7%)
需給バランス:△13.60
期末在庫量:182.65(+8.0%)
期末在庫率:18.9%(;1.1ポイント)
単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比
【需給】
生産量は、中国、アルゼンチン等で増加するものの、ウクライナで通貨安による資材コストの上昇から単収低下が見込まれ減少(ハイブリッド種子の導入により前月より上方修正)、ブラジル等で減少することから、世界全体では前年度をわずかに下回る見込み。また、消費量は、中国、旧ソ連諸国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
生産量は、中国、アルゼンチン等で増加するものの、ウクライナで通貨安による資材コストの上昇から単収低下が見込まれ減少(ハイブリッド種子の導入により前月より上方修正)、ブラジル等で減少することから、世界全体では前年度をわずかに下回る見込み。また、消費量は、中国、旧ソ連諸国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
【価格】
2013年11月以降、米国環境保護局のエタノール向け使用義務量の引き下げ提案や、収穫が終
了し米国産とうもろこしの大豊作が確定的となったことから4ドル/BU台前半まで低下した。
2013年11月以降、米国環境保護局のエタノール向け使用義務量の引き下げ提案や、収穫が終
了し米国産とうもろこしの大豊作が確定的となったことから4ドル/BU台前半まで低下した。
2014年1月半ば以降、堅調な輸出需要や2月下旬のウクライナ情勢悪化による同国の供給減少懸念に加え、米国コーンベルト北部での低温多雨による作付遅延懸念等から5ドル/bu前後に上昇した。
5月以降、米国の好天による作付けの進展から、現在は4ドル/bu台半ばまで下落。
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