日本銀行が発表した2017年1Q末時点の資金循環表によると、日本の家計・公的債務負担余裕率(注)は、前期から、0.4ポイント低下して、17.2%となりました。
3期ぶりの低下です。
3期ぶりの低下です。
前年同期比では、2.2ポイントの上昇です。
注)
日本の家計・公的債務負担余裕率 = (家計・正味金融資産残高 - 公的債務残高 )÷ 家計・正味金融資産残高 × 100%
日本の家計・公的債務負担余裕率 = (家計・正味金融資産残高 - 公的債務残高 )÷ 家計・正味金融資産残高 × 100%
上の最初のグラフは、1997年4Qからの日本の家計・正味金融資産残高と公的債務残高を重ね合わせたものです。
二番目のグラフは、同じ期間での、日本の家計・公的債務負担余裕率の推移です。
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今回の日銀の資金循環統計の発表では、家計部門の民間金融機関からの借入額が、過去に遡って、大きく下方修正されており、その結果、家計の正味金融資産が大きく上方修正されました。
その影響で、家計・公的債務負担余裕率も、過去に遡って、上方修正されています。
その影響で、家計・公的債務負担余裕率も、過去に遡って、上方修正されています。
例えば、前回発表の2016年4Qの家計の家計・公的債務負担余裕率が、12.8%だったのに対して、今回の計算結果では、17.2%となり、4.4ポイントの上方修正となっています。
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