2017年5月時点の世界の原油供給スプレッド(※)は、前月から4.9ポイント低下して、4.8ポイントとなりました。
スプレッドの縮小は、15ヶ月連続です。
※原油供給スプレッド = 原油供給量の前年同月比の12ヶ月移動平均 × 10 -
リグカウントの前年同月比の12ヶ月移動平均
上のグラフは、1995年12月からの世界の原油供給量とリグカウントの前年同月比の推移です。
赤色の線は、世界のリグカウントの前年同月比、深緑色の線が世界の原油供給量の前年同月比です。いずれも、トレンドを分かりやすくするために、12ヶ月移動平均を取り、原油供給量の前年同月比は、リグカウントとの比較を容易にするために、元の値を10倍にして表示しています。
【データ源泉】
原油供給量(過去データ)・・・EIAのサイトより取得。 原油供給量(直近の3ヶ月)・・・IEA(Crude Oil, NGPL, and Other Liquids)から取得したデータに、EIAとIEAの変換率を掛けて取得。(変換率は、EIAの直近の月から取得) リグカウント・・・米ベーカーヒューズ社のサイトから取得。
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リグカウントの上昇によって、スプレッドが急速に縮小しています。
今後は、リグカウントの上昇に呼応して、原油供給量が増えて行くと考えられます。 |
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