2013年8月の米国の住宅販売レシオは、13.0となりました。
中古住宅販売(年率)A:548万戸
新築住宅販売(年率)B:42.1万戸
住宅販売レシオ(=A/B):13.0
中古住宅販売(年率)A:548万戸
新築住宅販売(年率)B:42.1万戸
住宅販売レシオ(=A/B):13.0
上のグラフは、1994年からの新築住宅販売と中古住宅販売を重ね合わせたもので、住宅バブル崩壊でギャップ(=住宅販売レシオ)が拡大していることを示しています。
拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
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平常時の住宅販売レシオは、6ポイント程度ですので、現在は、平常時の約2倍強のギャップが存在していることになります。
これは、米国の住宅バブルで、過剰な中古住宅在庫が発生し、新築住宅の競争力が低下したためです。
直近で、ギャップが拡大している理由は、米国の長期金利の急上昇によって、住宅ローンの駆け込み需要と反動減が発生している中で、中古住宅販売と新築住宅販売の統計上の反映タイミングが数か月ずれているためです。
あと数ヶ月で、統計上のずれは解消すると考えられます。
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