米国化学評議会から発表された、2013年9月の化学活動バロメーター(CAB)は、前月比0.4%増となりました。
前年比では、3.3%の増加です。
前年比では、3.3%の増加です。
上のグラフは、化学活動バロメーターの前年同月比の3か月移動平均(赤い線グラフ)と、米国の鉱工業生産指数(青い線グラフ)を重ねたものです。
拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
化学活動バロメーターは、米国の化学工業業界の活動状況を示す指標で、景気のピークに対して、平均8ヶ月先行し、景気のボトムに対して、平均4ヶ月先行すると言われています。
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上のグラフを見て分かるように、化学活動バロメーター(CAB)は、米国の景気後退入りの先行指標としては、正確性に欠ける面がありますが、すべての景気後退の終了の直前に、鉱工業生産指数よりも数か月早く、明確なボトムを付けていることから、景気後退終了の先行指標としての利用価値は、極めて高いと言えます。
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