米・労働省から2014年1月の雇用統計が発表され、非農業部門の雇用者数は、前月比11.3万人増、失業率は前月から0.1ポイント低下し、6.6%となりました。
上の最初のグラフは、1960年からの失業率の推移です。
拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
January Employment Report: 113,000 Jobs, 6.6% Unemployment Rate
January Employment Report: 113,000 Jobs, 6.6% Unemployment Rate
上の二番目のグラフは、米国の過去の景気後退で、雇用者数が減少を始めた月を起点にして、何ヶ月目に何%の雇用が失われているかを表したグラフです。
今回の景気後退では、雇用者数の減少開始から、2014年1月時点で、73ヶ月目に入っており、約0.6%の雇用が失われたままになっています。
注)米国は人口が増えているので、もし、景気後退前の水準に雇用者数が回復したとしても、その時点では、失業率は、悪化していることになります。
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1月の雇用統計は、雇用者の増加数については、先月に続いて弱気の内容となりましたが、改善点も散見されました。
個別の項目を見ると、以下のとおりです。
1.11月と12月の雇用者数が上方修正された。(良い点)
2.労働力率が上昇している中で、失業率が低下した。(良い点)
3.非農業部門の雇用者数の増加数が、10万人を僅かに上回った。(悪い点)
4.平均週間就業時間は、前月と変わらず。(中立)
5.平均時給は、前月から増加した。(良い点)
6.経済的理由によるパートタイム雇用者数は、減少した。(良い点)
7.地方政府部門の雇用者数は減少した。(悪い点)
2.労働力率が上昇している中で、失業率が低下した。(良い点)
3.非農業部門の雇用者数の増加数が、10万人を僅かに上回った。(悪い点)
4.平均週間就業時間は、前月と変わらず。(中立)
5.平均時給は、前月から増加した。(良い点)
6.経済的理由によるパートタイム雇用者数は、減少した。(良い点)
7.地方政府部門の雇用者数は減少した。(悪い点)
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