2014年1月の米国の住宅販売レシオは、9.8となりました。
中古住宅販売(年率)A:462万戸
新築住宅販売(年率)B:46.8万戸
住宅販売レシオ(=A/B):9.8
中古住宅販売(年率)A:462万戸
新築住宅販売(年率)B:46.8万戸
住宅販売レシオ(=A/B):9.8
上のグラフは、1994年からの新築住宅販売と中古住宅販売を重ね合わせたもので、住宅バブル崩壊でギャップ(=住宅販売レシオ)が拡大していることを示しています。
拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
New Home Sales: Don't read too much into January Sales Rate
New Home Sales: Don't read too much into January Sales Rate
平常時の住宅販売レシオは、6ポイント程度ですので、現在は、平常時の約1.6倍のギャップが存在していることになります。
これは、米国の住宅バブルで、過剰な中古住宅在庫が発生し、中古住宅と比べて、新築住宅の競争力が相対的に低下した結果です。
今後は、主に、新築住宅販売の増加によって、ギャップが解消に向かい、その間は、米国経済が堅調に推移するものと考えられます。
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