日本銀行が発表した2014年3Qの預金・貸出関連統計によると、日本の国内銀行による新規・個人向け住宅資金貸付金額は、3兆5174億円となりました。
前年同期比で、5.4%の減少となり、2期連続の減少となりました。
新規住宅資金貸付額の4四半期移動平均でも、前期より1.4%減となり、こちらも、2期連続の減少となりました。
注)
日本の国内銀行による新規・住宅資金貸付金額は、日本銀行の統計データから、以下の条件で抽出しました。
データコード:DL'DLHLLKG71_DLHL2DSFL
系列名称:住宅資金/新規貸出/個人向け貸出金/銀行勘定、信託勘定、海外店勘定の合計/国内銀行
日本の国内銀行による新規・住宅資金貸付金額は、日本銀行の統計データから、以下の条件で抽出しました。
データコード:DL'DLHLLKG71_DLHL2DSFL
系列名称:住宅資金/新規貸出/個人向け貸出金/銀行勘定、信託勘定、海外店勘定の合計/国内銀行
上の最初のグラフは、国内銀行による新規・個人向け住宅貸付金額の4四半期移動平均の、1974年4Qから直近までの推移です。
上の二番目のグラフは、2000年1Qから直近までの推移です。
注)見やすさのために、縦軸の初期値を2.5兆円に設定しています。
注)見やすさのために、縦軸の初期値を2.5兆円に設定しています。
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これで、新規住宅資金貸付額の前年同期比と4四半期移動平均の前期比のいずれもが、過去5期中4期がマイナスとなっており、2013年2Qをピークとして、2013年3Qにピークアウトしたことになります。
一方、GDPは、2014年1Qをピークとして、二期連続で減少していることから、新規住宅資金貸付額は、GDPに対して、約3Q先行し、景気の先行指標として、今回も有効に機能していたことが分かります。
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