2015年11月30日月曜日

2015/10 イラク原油生産量 420万バレル/日 ▼

IEAが発表した2015年10月のイラクの原油生産量は、前月から10万バレル減って、日量420万バレルとなりました。

【2013年】
年平均 3.08

【2014年】
年平均 3.33

【2015年】
2Q 3.94
3Q 4.24

8月 4.17
9月 4.30
10月 4.20

単位:百万バレル/日

2015/10 米・M2 前月比 +0.1% ▼



FRBが発表した2015年10月の米国の季節調整後マネーサプライ(M2)は、前月比0.1%増となりました。
前年同月比では、5.9%の増加です。

上のグラフは、2005年1月からの、米国の季節調整後マネーサプライ(M2)の前年同月比の推移です。
M2SL

2015/11/4週 日本の倒産 大型 0 中小規模 2

2015年11月第4週の日本の大型倒産(負債200億円以上)は、有りませんでした。
8週連続で大型倒産が発生しませんでした。

負債200億円未満の中小規模の倒産は、2件でした。
TDB

中小規模の倒産の中で、最大の負債額は、株式会社アップトレンドの40億円でした。

2015/11/4週 黒点数 76=>36 Max:77 Min:36

2015年11月第4週の黒点情報・・・黒点数は、36まで減少。活動も低調。



2015/11/25 14:09 太陽風は270km/秒とかなり遅い風になっています。太陽も穏やかです。
2015/11/26 11:01 太陽風は260km/秒を割って、とても遅くなっています。
2015/11/27 10:24 とても遅い太陽風が続いています。磁場が南に振れて、磁気圏の弱い活動が起きています。
2015/11/28 13:19 太陽風は300km/秒に上がりましたが、低速風は続いています。太陽も静かです。
2015/11/29 11:50 太陽風は平均的な速度に戻りました。太陽は穏やかです。
2015/11/30 10:14 太陽風はやや高速になっています。太陽の裏側でCMEが発生しています。

2015年11月29日日曜日

2015/11/25 米国債イールドカーブ 2.12 ▼

2015年11月25日時点における米国債イールドカーブの90日移動平均は、2.12%となりました。
前回の測定時点(2015年10月28日)から、0.05ポイントの低下でした。

注)
米国債イールドカーブ = 10年米国債利回り - 3ヶ月米国債利回り


上のチャートは、2005年1月3日からの米国債イールドカーブの90日移動平均の推移です。

2015/10 サウジアラビア原油生産量 1,023万バレル/日 △

IEAが発表した2015年10月のサウジアラビアの原油生産量は、前月から5万バレル増えて、日量1,023万バレルとなりました。

【2013年】
年平均 9.40

【2014年】
年平均 9.53

【2015年】
2Q 10.29
3Q 10.27

8月 10.26
9月 10.18
10月 10.23

単位:百万バレル/日

2015/10 米・株式時価総額 対GNP比 143% △

2015年10月末の米国の上場株式時価総額の合計は、前月比3.9%増の、26兆666億ドルとなりました。

上場株式時価総額の対GNP比は、前月比5ポイント増の、143%となりました。

上のグラフは、1988年からの米国の上場株式時価総額の対GNP比の推移です。

注)
1.未確定の直近年のGNPは、GDP成長率(名目)の直近の4四半期移動平均を前年のGNPに乗じて求め、経過月数分を按分比例して、調整しています。
2.時価総額の対象企業は、ニューヨーク証券取引所とナスダック市場の上場企業のうち、外国企業を除く米国国内企業です。

【データ源泉】
1988年~2012年の時価総額・・・World Bank, Market capitalization of listed companies (current US$)
2013年以降の時価総額・・・World Federation Exchanges
GNP・・・GNPA
GDP・・・GDP

2015/3Q 米・農地価格 前年同期比 +0% △



米シカゴ連銀が発表した、2015年3Qの第7地区(中西部5州)の農地価格は、前年同期と変わりませんでした。
前期比3ポイントの上昇です。

注)米・第7地区は、イリノイ州、インディアナ州、アイオワ州、ミシガン州、ウィスコンシン州の5つの州が含まれます。


上のグラフは、1963年1Qからの米・第7地区の農地価格の前年同期比の推移です。

2015年11月28日土曜日

2015/11 FRB総資産 対GNP比 24.9% =>




2015年11月25日の週におけるFRBの総資産は、4兆5344億ドルとなり、GNPとの比率で、24.9%となりました。
前月と変わりませんでした。

上の最初のグラフは、1929年からの、米国のGNPに対するFRB総資産の比率の推移です。

上の二番目のグラフは、2005年からの、米国のGNPに対するFRB総資産の比率の推移です。
注)
直近年のGNPは、直近の四半期の名目GDPの前年同期比の平均値を前年のGNPに乗じ、さらに、経過月数を按分比例して求めています。

【FRB総資産】
1914年~2001年・・・Annual Report of the Board of Governors of the Federal Reserve System
2002年~前年・・・WALCL
直近・・・FRB Current Release

【米国の名目GNP、季節調整前】
GNPA

【米国の名目GDP、季節調整前】
GDP

【手順】
1.直近のFRB総資産の書き換え。
2.WALCLをAnnual,End of Periodを指定して、ダウンロード。過去のFRB総資産の書き換え。
3.GNPAのダウンロード。過去のGNPの変更を確認。
4.GDPのダウンロード。直近のGNPの算出と書き換え。

2015/9 不動研住宅価格指数(首都圏) 85.64 △



日本不動産研究所が発表した、2015年9月の不動研住宅価格指数は、首都圏総合指数が、前月比0.39ポイント増の85.64ポイントとなりました。
5ヶ月連続の増加です。

首都圏総合指数の前年同月比では、4.17%増となり、28か月連続の増加となりました。


上の最初のグラフは、1993年6月からの不動研住宅価格指数の首都圏総合指数の推移です。

上の二番目のグラフは、2005年1月からの不動研住宅価格指数の首都圏総合指数の推移です。

上の三番目のグラフは、1994年6月からの不動研住宅価格指数の首都圏総合指数の前年同月比の推移です。

注)
不動研住宅価格指数とは、首都圏の中古マンションに関して、財団法人東日本不動産流通機構に登録された成約情報を活用し、同一物件の価格変化に基づいて算出された指数です。

2015/11 世界の綿花需給 在庫率 95.1% ▼

米農務省(USDA)が発表した、2015年11月の世界の綿花需給報告によると、2015/16年度の期末在庫率は、95.1%となりました。
前月比0.2ポイントの低下でした。

上のグラフは、1982/83年度からの世界の綿花需給における期末在庫率の推移です。
注)
点線は、全期間の期末在庫率の平均値(53.2%)です。

Production, Supply and Distribution Online=>cotton=>World Cotton Supply and Distribution =>DownLoad Files (1983年~直近)

2015年11月27日金曜日

2015/9 米国債・海外保有残高 +0.0% 前月比 △



米財務省から、2015年9月末時点での海外保有分の米国債残高が発表され、6兆1017億ドルとなりました。前月とほぼ変わりませんでした。
前年同月比では、0.5%の増加でした。

前月からの順位の変動は以下の通りです。
英国・・・6位→8位
スイス・・・7位→6位
アイルランド・・・8位→7位

上のグラフは、上位10か国の国別の米国債保有額を表しています。
紺色が直近、赤色が前月、緑色が前年同月の値を示しています。

2015/8 国交省不動産価格指数 +5.1% 前年同月比 △



国土交通省が発表した、2015年8月の不動産価格指数は、南関東圏の住宅総合指数が、前月比0.5ポイント増の、106.8ポイントとなりました。
前年同月比では、5.1%増でした。

南関東圏の住宅総合指数のトレンドを表す、12ヶ月移動平均は、前月比0.43ポイント増の104.36となりました。


上のグラフは、2009年3月からの南関東圏の住宅総合指数(速報)の推移です。
トレンドを明らかにするために、12ヶ月移動平均をプロットしています。

2015/11 世界の大豆需給 在庫率 26.5% ▼

米・農務省が発表した世界の大豆需給報告(2015年11月報告)によると、2015/16年度の期末在庫率が、26.5%となりました。
前月比0.9ポイントの低下でした。。

上のグラフは、1975年からの世界の大豆需給における期末在庫率の推移です。
注)
点線は、全期間の期末在庫率の平均値(19.8%)です。

供給量:321.02(+0.7%)
消費量:312.33(+4.4%)
需給バランス:△8.69
在庫量:82.86(+6.8%)
在庫率:26.5%(+0.6ポイント)

単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比

【需給】
生産量は、アルゼンチン等で減少するものの、ブラジルで現地通貨の下落に伴う輸出競争力増から収穫面積が増加し史上最高が見込まれることから、世界全体では前年度を上回り史上最高となる見込み。また、消費量は、中国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。なお、米国の生産量は、主にアイオワ州、イリノイ州、ミネソタ州の単収の上昇から前月より上方修正。

【価格】
2015年1月以降、南米の豊作見込み等から値を下げた後、2月中旬から3月初旬のブラジルでのトラック運転手によるストライキを受けて一旦値を戻した。5月中旬以降、米国の作付進展等から9ドル台前半まで値を下げたものの、6月上旬以降、米国中西部の一部で頻繁な降雨による作付遅延により10ドル/bu半ばまで値を上げた。7月中旬以降の天候回復、8月中旬以降の中国の輸入減退懸念等により値を下げ、現在は8ドル/bu台後半で推移。

【データ源泉】
米国農務省穀物等需給報告
AgManager・・・1975年~2000年
Production, Supply and Distribution Online=>Oilseeds=>World: Soybeans and Products Supply and Distribution =>DownLoad Files (2010年~直近)

2015/9 米・自動車走行マイル数 +4.3% 前年同月比 △



米・運輸省が発表した、2015年9月の自動車走行マイル数は、2,598億マイルとなりました。
前年同月比で、4.3%の増加です。
前年同月比では、18ヶ月連続の増加です。

DOT Traffic Volume Trends Historical cvmt
上の最初のグラフは、1970年12月からの米・自動車走行マイル数の推移です。
トレンドを明らかにするために、12ヶ月移動平均をプロットしています。

上の二番目のグラフは、2005年1月からの米・自動車走行マイル数の推移です。
やはり、トレンドを明らかにするために、12ヶ月移動平均をプロットしています。

上の三番目のグラフは、1971年12月からの米・自動車走行マイル数の前年同月比の12ヶ月移動平均です。

【データ取得方法】
1.上記サイトから最新月のエクセルシートをダウンロード
2.SAVMTタグのセルを開く
3.VMT列のデータを取得

2015年11月26日木曜日

2015/10 米・住宅販売レシオ 10.8 ▼

2015年10月の米国の住宅販売レシオは、10.8となりました。
 
中古住宅販売(年率)A:536万戸
新築住宅販売(年率)B:49.5万戸
住宅販売レシオ(=A/B):10.8

上のグラフは、1994年からの新築住宅販売と中古住宅販売を重ね合わせたもので、住宅バブル崩壊でギャップ(=住宅販売レシオ)が拡大していることを示しています。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Comments on October New Home Sales

平常時の住宅販売レシオは、6ポイント程度ですので、現在は、平常時の約1.8倍のギャップが存在していることになります。

これは、米国の住宅バブルの崩壊で、過剰な中古住宅在庫が発生し、その結果、割安となった中古住宅の販売が、新築住宅よりも優勢となったためです。

今後は、主に、新築住宅販売の増加によって、ギャップが解消に向かい、その間は、住宅投資の波及効果によって、米国経済が堅調に推移するものと考えられます。

2015/10 米・新築住宅販売 年率49.5万戸 △



米・商務省が発表した2015年10月の米国の新築住宅販売は、季節調整済みで前月比10.7%増の年率49.5万戸となりました。


上のグラフは、米国の新築住宅に関する以下の推移です。(1963年~)
・販売戸数
・供給月数(=在庫戸数÷販売戸数)
・在庫戸数・・・緑色:未着工、青色:建設中、赤色:完工

拡大図は、以下のリンクを開いて、各グラフをクリックしてください。
New Home Sales increased to 495,000 Annual Rate in October

2015/10 米・個人消費支出 +0.1% 前月比 =>

米・商務省から、2015年10月の米国の個人消費支出が発表され、前月比0.1%増となりました。


【個別指標】

個人所得 +0.4%(前月比) △
個人消費支出 +0.1%(前月比) =>
PCE価格指数 +0.2%(前年比) =>
コアPCE価格指数 +1.3%(前年比) =>

2015/11/3週 米・失業保険申請 26.0万件 ▼

米・労働省から2015年11月第3週の米国の新規失業保険申請件数が発表され、前週から1.2万件減って、26.0万件となりました。

新規申請件数の4週移動平均は、前週と変わらず、27万1000件となりました。


上のグラフは、2000年からの米国の失業保険週間申請件数(四週移動平均)の推移です。

2015年11月25日水曜日

2015/11 世界のコメ需給 在庫率 18.7% △

米・農務省が発表した世界のコメ需給報告(2015年11月報告)によると、2015/16年度の期末在庫率は、18.7%となりました。
前月比0.6ポイントの上昇です。

上のグラフは、1973年からの世界のコメ需給における期末在庫率の推移です。
注)
点線は、全期間の期末在庫率の平均値(25.6%)です。

供給量:473.50(-1.0%)
消費量:486.22(+0.8%)
需給バランス:▲12.72
期末在庫量:91.02(-12.3%)
期末在庫率:18.7%(-2.8ポイント)

単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比

【需給】
生産量は、米国で収穫面積の減少及び 2011/12 年度以来の低い単収、タイで乾燥による収穫面積の減少及び単収の低下により減少することから、世界全体では前年度を下回る見込み。また、消費量は、中国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下し、2006/07 年度以来の低い水準。

【価格】
2015年1月以降、引き続きタイの政府在庫放出から値を下げ、現在は380ドル/トン前半で推移。

【データ源泉】
米国農務省穀物等需給報告
World Rice Supply & Demand - schwieterman inc(1984年)
USDA Grain: World Markets and Trade(1985年~)
Production, Supply and Distribution Online=>Grains=>World Rice Production, Consumption, and Stocks=>DownLoad Files (2010年~直近)

2015/9 米・住宅価格指数 +5.5% 20都市 前年同月比 △


米S&P社から、2015年9月の米国の住宅価格指数(ケースシラー指数、20都市圏)が発表され、季節調整後で前年比5.5%の上昇となりました。

全国指数は、前年比4.9%増となっています。


上の最初のグラフは、1987年からのケースシラー指数(名目、季節調整後)の推移です。
青い線が、10都市の指数で、赤い線が、20都市の指数、黄色い線が、全国市場指数です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Case-Shiller: National House Price Index increased 4.9% year-over-year in September

上の二番目のグラフは、ケースシラー指数(名目、季節調整後)の対前年比の推移です。

2015年11月24日火曜日

2015/10 金属価格指数(実質) 56.96 ▼


2015年10月末時点で計算した2015年の金属価格指数(実質)は、56.96となりました。
前月より0.48ポイントの減少です。

上の最初のグラフは、1866年からの金属価格指数(実質)の推移です。

上の二番目のグラフは、1971年からの金属価格指数(実質)の推移です。

【金属価格指数(実質)】

・1850年を100とする。
・金、銀、プラチナ、銅、アルミニウム、鉛、亜鉛の価格から、物価変動分を除去し、実質価格を求めて、指数化したもの。
・構成比は、金(16%)、銀(10%)、プラチナ(10%)、銅(22%)、アルミニウム(22%)、鉛(10%)、亜鉛(10%)とする。

2015/11 世界のコーン需給 在庫率 21.8% △

米・農務省が発表した世界のトウモロコシ需給報告(2015年11月報告)によると、2015/16年度の期末在庫率は、21.8%となりました。
前月比2.7ポイントの上昇です。


上のグラフは、1960年からの世界のトウモロコシの期末在庫率の推移です。
注)
点線は、全期間の期末在庫率の平均値(23.4%)です。
生産量:974.87(-3.4%)
消費量:971.16(-0.4%)
需給バランス:△3.71
期末在庫量:211.19(+1.8%)
期末在庫率:21.8%(+0.5ポイント)
単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比

【需給】
生産量は、中国、南アフリカ等で増加するものの、EU で乾燥により減少、米国、ウクライナ、ブラジル等でも減少することから、世界全体では史上最高の前年度を下回る見込み。また、消費量は、中国、ブラジル等で増加するものの、EUで飼料用需要が減少すること等から前年度より減少する見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より低下。

【価格】
2015年1月以降、南米の豊作見込みや、4月以降の米国の作付進展等から3ドル/bu台半ばまで値を下げたものの、6月中旬以降、多雨による作柄低下懸念等から4ドル台/bu前半まで値を上げた。7月中旬以降、米国中西部での天候回復から値を下げたものの、9月以降、世界の期末在庫の引き締まり見込みから値を上げ、現在は3ドル/bu台後半で推移。

◆◆◆

需給バランスが、供給不足から供給超過に転じています。

2015/10 エネルギー価格指数(実質) 193.06 ▼


2015年10月末時点で計算した2015年のエネルギー価格指数(実質)は、193.06となりました。
前月から、2.03ポイントの低下です。

上の最初のグラフは、1901年からのエネルギー価格指数(実質)の推移です。

二番目のグラフは、1971年からのエネルギー価格指数(実質)の推移です。

【エネルギー価格指数(実質)の構成比】
・WTI・・・95%
・米国内天然ガス価格・・・5%

【データ源泉】
1901年~2012年
EIA Crude Oil
EIA Natural Gas...Well head price
2013年~2015年
IMF Primary Commodity Prices

2015/10 米・中古住宅販売 年率536万戸 ▼



全米リアルター協会(NAR)から、2015年10月の米国の中古住宅販売と中古住宅在庫が発表され、中古住宅販売戸数は、前月より3.4%減少し、季節調整済みの年率換算で536万戸となりました。
中古住宅在庫は、前年同月比4.5%減の、214万戸となりました。


上の最初のグラフは、1999年からの米国の中古住宅販売戸数の推移です。
上の二番目のグラフは、2001年からの米国の中古住宅在庫戸数の推移です。
上の三番目のグラフは、2002年からの米国の中古住宅在庫戸数の前年同月比の推移です。

2015年11月23日月曜日

2015/3Q 民間住宅投資のGDP占有率(速報値) 2.59% △

内閣府が発表した日本の2015年3QのGDP統計(速報値)によると、民間住宅投資のGDPに占める割合は、2.59%となりました。
前期比0.05ポイントの上昇でした。


上のグラフは、1994年1Qからの日本の民間住宅投資の実質GDP(季節調整済み)に占める比率の推移です。

2015/11/3週 日本の倒産 大型 0 中小規模 0

2015年11月第3週の日本の大型倒産(負債200億円以上)は、有りませんでした。
7週連続で大型倒産が発生しませんでした。

負債200億円未満の中小規模の倒産も、有りませんでした。
TDB

2015/11/3週 黒点数 44=>59 Max:59 Min:33



2015年11月第3週の黒点情報・・・黒点数は、ほぼ、変わらず、59に。



2015/11/17 12:10 フィラメント噴出によるCMEの様子を紹介します。太陽風はやや低速です。
2015/11/18 13:10 太陽風はやや低速です。コロナホールの影響が近付いているかもしれません。
2015/11/19 11:52 コロナホールの影響で、太陽風がやや高まっています。
2015/11/20 10:47 太陽風は平均的な状態に戻っています。磁気圏も静穏です。
2015/11/21 09:27 太陽風は平均的な状態です。磁場が北向きになっていて、磁気圏も静かです。
2015/11/22 08:12 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。

2015年11月22日日曜日

投資観 第14回 街角景気とイールドカーブを指標に使った日本株投資収益

前回は、日本の景気後退の終了と、景気ウォッチャー調査(街角景気)の現状判断D.I.との関係について、調べました。

今回は、景気ウォッチャー調査(街角景気)の現状判断D.I.と米国債のイールドカーブを売買の指標に利用した場合の、日本株の投資収益について、調べてみたいと思います。

以下のグラフは、1982年1月から2009年12月までの日経平均の推移です。


米国と連動した景気後退に着目すると、景気ウォッチャー調査(街角景気)の現状判断D.I.の底入れが、景気循環の底になっていることが分かります。注)

注)
景気ウォッチャー調査(街角景気)は、統計開始が2001年9月ですので、それ以前は、「景気後退終了の三ヶ月後に底入れを確認した。」と推定しています。

そして、現状判断D.I.の底入れを確認した時点から、次の逆イールド検知のタイミングまで株式を保持すれば、景気拡大期の株価上昇を享受し、さらに、景気後退による株価下落リスクを避けることが期待出来ます。

以下は、景気ウォッチャー調査(街角景気)の現状判断D.I.と米国債イールドカーブの逆イールド検知を日本株の売買の指標に利用した場合の投資収益のシミュレーション結果です。数値は、全て、日経平均株価です。

【1980年代】
1983年5月(推定)・・・8617.57
1989年6月(逆イールド)・・・32948.69
収益・・・32948.69 - 8617.57 = 24331.12

【1990年代】
1994年1月(推定)・・・19723.06
2000年7月(逆イールド)・・・15727.49
収益・・・15727.49 - 19723.06 = -3995.57

【2000年代】
2002年4月(現状判断D.I.の底入れ確認)・・・11492.54
2006年3月(逆イールド)・・・17059.66
収益・・・17059.66 - 11492.54 = 5567.12

【合計】
24331.12 - 3995.57 + 5567.12 = 25902.67

また、以下の値は、1980年代から2000年代の全期間で、株式を買い持ちした場合の投資収益のシミュレーション結果です。

【全期間の買い持ち】
1983年5月(推定)・・・8617.57
2009年6月(現状判断D.I.の底入れ確認)・・・9958.44
収益・・・9958.44 - 8617.57 = 1340.87

【比較】

25902.67 ÷ 1340.87  = 19.3

上のように、両者を比較すると、景気ウォッチャー調査(街角景気)の現状判断D.I.とイールドカーブを売買の指標に利用した場合の方が、全期間の買い持ちをした場合よりも、20倍近い収益を得られることが分かります。

次回は、1980年代以前の米国のイールドカーブを分析するための前提条件となる、既発債の利回りについて考えてみたいと思います。




2015/10 農産物価格指数(実質) 162.04 ▼


2015年10月末時点で計算した2015年の農産物価格指数(実質)は、162.04となりました。
前月から5.87ポイントの低下です。

上の最初のグラフは、1866年からの農産物価格指数(実質)の推移です。

上の二番目のグラフは、1971年からの農産物価格指数(実質)の推移です。

【農産物価格指数(実質)】
・1866年を100とする。
・トウモロコシ、大豆、小麦、綿花、砂糖、コーヒーの価格から、物価変動分を除去し、実質価格を求めて、指数化したもの。
・構成比は、トウモロコシ(22%)、大豆(22%)、小麦(22%)、綿花(22%)、砂糖(6%)、コーヒー(6%)とする。


【注意】
・直近データは、暦年平均。それ以前のデータは、穀物年度での平均。

2015/3Q 新規住宅資金貸付額 前年同期比 +2.8% ▼


日本銀行が発表した2015年3Qの預金・貸出関連統計によると、日本の国内銀行による新規・個人向け住宅資金貸付金額は、3兆6159億円となりました。

前年同期比で、2.8%の増加となり、2期連続の増加となりました。

新規住宅資金貸付額のトレンドを表す4四半期移動平均は、前期比+0.7%となり、こちらも、2期連続の増加となりました。

注)
日本の国内銀行による新規・住宅資金貸付金額は、日本銀行の統計データから、以下の条件で抽出しました。
データコード:DL'DLHLLKG71_DLHL2DSFL
系列名称:住宅資金/新規貸出/個人向け貸出金/銀行勘定、信託勘定、海外店勘定の合計/国内銀行


上の最初のグラフは、国内銀行による新規・個人向け住宅貸付金額の4四半期移動平均の、1974年4Qから直近までの推移です。

上の二番目のグラフは、2005年1Qからの推移です。
注)見やすさのために、縦軸の初期値を2.5兆円に設定しています。