米・商務省から2017年2QのGDP成長率(速報値)が発表され、米国の住宅投資のGDPに占める割合は、前期比0.1ポイント減の、3.8%となりました。
上のグラフは、1947年1Qからの米国の住宅投資のGDP占有率の推移です。
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米国の住宅投資は、まだ、過去の水準を下回っていることから、今後、数年間は景気拡大が続くことが予想されます。
2017年7月第4週の日本の大型倒産(負債200億円以上)は、有りませんでした。
4週連続で大型倒産が発生しませんでした。
負債200億円未満の中小規模の倒産は、3件でした。
TDB
中小規模の倒産の中で最大の負債額は、株式会社ゾディアックの26.2億円でした。
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米国化学評議会から発表された、2017年7月の化学活動バロメーター(CAB)は、前月から0.18ポイント上昇して、117.60ポイントとなりました。
前年同月比では、3.2%の増加です。
CABのトレンドを表す3か月移動平均は、前月から0.09ポイント上昇して、117.53ポイントとなりました。
【取得方法】
・Chemical Activity Barometerでユーザー登録。 月次報告メール→Press Release閲覧 または ・Chemical Activity BarometerでChemical Activity Barometer vs. Industrial Production をクリック→Download Full Datasetをクリック→氏名など必要事項を記入してダウンロード
上の最初のグラフは、1918年3月からの化学活動バロメーターの3か月移動平均の推移です。
上の二番目のグラフは、2006年1月からの化学活動バロメーターの3か月移動平均の推移です。
見易さのために、縦軸の初期値を、80ポイントに設定しています。
注)
化学活動バロメーターは、米国の化学工業業界の活動状況を示す指標で、景気のピークに対して、平均8ヶ月先行し、景気のボトムに対して、平均4ヶ月先行すると言われています。
化学活動バロメーター(CAB)は、特に、米国の景気後退の終了に対する先行指標として、優れています。
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米・運輸省が発表した、2017年5月の自動車走行マイル数の前年同月比は、2.2%の増加でした。
前月から0.9ポイントの上昇で、37ヶ月連続のプラスでした。
自動車走行マイル数の前年同月比のトレンドを表す12ヶ月移動平均は、前月とほぼ変わらず、1.73%増となりました。
上の最初のグラフは、1970年12月からの米・自動車走行マイル数の推移です。
トレンドを明らかにするために、12ヶ月移動平均をプロットしています。
上の二番目のグラフは、2006年1月からの米・自動車走行マイル数の推移です。
やはり、トレンドを明らかにするために、12ヶ月移動平均をプロットしています。
上の三番目のグラフは、1971年12月からの米・自動車走行マイル数の前年同月比の12ヶ月移動平均です。
【データ取得方法】
1.上記サイトから最新月のエクセルシートをダウンロード 2.SAVMTタグのセルを開く 3.VMT列のデータを取得 |
FRBが発表した2017年6月の米国のマネタリーベースは、季節調整後で、前月とほぼ変わりませんでした。
また、前年同月比では、1.3%の減少となりました。
上の最初のグラフは、2006年1月からの米国のマネタリーベースの推移です。
上から二番目のグラフは、同じ期間でのマネタリーベースの前年同月比の推移です。
注)マネタリーベースとは、現金通貨と民間金融機関が保有する中央銀行預け金の合計のことです。
なお、グラフの値は、セントルイス連銀による補正後の値であり、報道発表の値とは異なります。 |
FRBが発表した2017年6月の米国の季節調整後マネーサプライ(M2)は、前月比0.2%増となりました。
前年同月比では、5.5%の増加です。
上のグラフは、2006年1月からの、米国の季節調整後マネーサプライ(M2)の前年同月比の推移です。
M2SL |
米・労働省から2017年7月第4週の米国の新規失業保険申請件数が発表され、前週比1.0万件増の、24.4万件となりました。
新規申請件数の4週移動平均は、前週と変わらず、24万4000件となりました。
上のグラフは、2000年からの米国の失業保険週間申請件数(四週移動平均)の推移です。
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2017年6月の米国の住宅販売レシオは、9.1となりました。
中古住宅販売(年率)A:557万戸 新築住宅販売(年率)B:61万戸 住宅販売レシオ(=A/B):9.1
上のグラフは、1994年からの新築住宅販売と中古住宅販売を重ね合わせたものです。
住宅バブル崩壊の影響で、ギャップが広がったままになっています。
拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
A few Comments on June New Home Sales
米国の住宅市場の正常化に伴い、今後、数年をかけて、ギャップが縮小していくと考えられます。
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米・商務省が発表した2017年6月の米国の新築住宅販売は、季節調整済みで前月比0.8%増の年率61万戸となりました。
上のグラフは、米国の新築住宅に関する以下の推移です。(1963年~)
・販売戸数 ・供給月数(=在庫戸数÷販売戸数) ・在庫戸数・・・緑色:未着工、青色:建設中、赤色:完工
拡大図は、以下のリンクを開いて、各グラフをクリックしてください。
New Home Sales increase to 610,000 Annual Rate in June
米国の新築住宅販売戸数は、米国の住宅市場を見る上で、最も重要な指標の一つです。
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米シカゴ連銀より、2017年7月14日付の非金融レバレッジ量指数(NFCI)が発表され、同リスク指数は、4週間前と変わらず、マイナス0.89ポイントとなりました。
上の最初のチャートは、1973年1月5日からの非金融レバレッジ量リスク指数の推移です。
上から二番目のチャートは、2006年1月6日からの非金融レバレッジ量リスク指数の推移です。
シカゴ連銀の非金融レバレッジ量は、金融システムのストレスを測定するために用いられ、金融危機の先行指標として有効であると言われています。
同指数は、プラス方向が金融に対して、ストレスがかかっている状態で、マイナス方向は、ストレスが緩和的になっている状態を示しています。
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2017年6月の米国の実質株価(※)は、前月比1.75%増となりました。
前年同月比では、14.95%増となりました。
※S&P500指数(名目)をCPI for all Urban Consumers (CPI-U)で調整。季節調整前。
上の最初のグラフは、1920年1月からの米国の実質株価(インフレ調整後SP500指数)の推移です。
上から二番目のグラフは、2006年1月からの米国の実質株価(インフレ調整後SP500指数)の推移です。
見易さのために、縦軸の初期値を700に設定しています。 |
2017年7月第3週の日本の大型倒産(負債200億円以上)は、有りませんでした。
3週連続で大型倒産が発生しませんでした。
負債200億円未満の中小規模の倒産は、2件でした。
TDB
中小規模の倒産の中で最大の負債額は、株式会社ゴルフスタジアムの56.6億円でした。
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2017年7月第3週の黒点情報・・・無黒点が5日間、継続中。
2017/ 7/18 14:19 高速の太陽風が続いています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2017/ 7/19 12:44 太陽風の速度は600km/秒に高まっています。磁気圏は穏やかです。 2017/ 7/20 12:53 太陽風の速度はやや低速に下がっています。カナダのオーロラをどうぞ。 2017/ 7/21 16:58 高速の太陽風が到来し、速度は630km/秒に高まっています。 2017/ 7/22 14:04 高速の太陽風が続いています。磁気圏も比較的活動的です。 2017/ 7/23 12:41 太陽風は再び600km/秒に高まっています。太陽は無黒点が続いています。 |
上のグラフは、1981年1月から1990年12月までの日経平均の月次推移です。
橙色の横線は、日本の景気後退終了の遅行指標である、鉱工業生産指数の接続指数の12ヶ月移動平均の底入れから反転時期を示しています。
赤色の横線は、米国の景気後退入りの先行指標である、米国債イールドカーブ(90日移動平均)の逆イールド出現時期を示しています。
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この時期は、バブル景気の拡大によって、株価も大幅に上昇しています。
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2017年6月の米国の長期金利(※)は、前月比0.11ポイント減の、2.19%となりました。
米国の長期金利のトレンドを表す、12ヶ月移動平均は、前月より0.05ポイント上昇して、2.09%となりました。
トレンドは、6ヶ月連続の上昇です。
※10年物米国債流通利回りの月間平均値
上の最初のグラフは、1871年1月からの米国の長期金利(10年物米国債利回り)の推移です。
トレンドを明らかにするために、12ヶ月移動平均をプロットしています。
上から二番目のグラフは、1970年1月からの米国の長期金利(10年物米国債利回り)の推移です。
やはり、トレンドを明らかにするために、12ヶ月移動平均をプロットしています。 |
米財務省から、2017年5月末時点での海外保有分の米国債残高が発表され、前月比0.8%増の、6兆1236億ドルとなりました。
前年同月比では、1.4%の減少でした。
上のグラフは、上位五カ国(地域)の前年同月からの推移です。
順位の変動はありませんでした。 |
米農務省(USDA)が発表した、2017年7月の世界の綿花需給報告によると、2017/18年度の期末在庫率は、前月比0.5ポイント上昇して、75.8%となりました。
上のグラフは、1982/83年度からの世界の綿花需給における期末在庫率の推移です。
注) 点線は、全期間の期末在庫率の平均値です。 |