2013年9月30日月曜日

2013/9/4週 日本の倒産 大型 0 中小規模 7

2013年9月第4週の日本の大型倒産(負債200億円以上)は、有りませんでした。
11週連続で大型倒産が発生しませんでした。


負債200億円未満の中小規模の倒産は、7件でした。
TDB


中小規模の倒産で、最も負債額が大きかったのは、株式会社レモールの154億円でした。


◆◆◆


先週は、期末要因により、倒産件数が多くなっています。

2013/8 パナホーム 受注速報 前年同月比 +26% △

パナホームが発表した2013年8月の受注速報は、戸建請負が金額ベースで前年同月比、
26%増となりました。
前月より、5ポイントの上昇です。


過去一年間の増加率の平均は、前月から2ポイント上昇して、13%増となりました




上のグラフは、2012年3月からのパナホームの受注速報(戸建請負)の推移です。
ノイズを減らすために、前年同月比の12ヶ月移動平均をプロットしています。


注)
戸建住宅のみの数値で、分譲や集合住宅は含まれていません。

2013/9/4週 黒点数 65=>39 Max:65 Min:39

2013年9月第4週の黒点情報・・・黒点数は、30台まで低下。






2013/ 9/25 08:45 太陽風の速度は430km/秒に少し高まりました。オーロラの活動も少し強まりました。
2013/ 9/26 12:00 太陽風はやや低速になっています。太陽も静穏です。
2013/ 9/27 11:41 太陽風の速度は320km/秒に下がっています。太陽も静穏です。
2013/ 9/28 12:45 太陽風は300km/秒台を割っています。太陽も静かです。
2013/ 9/29 12:57 太陽風は280km/秒とかなり低速です。C1の小さいフレアが発生しました。


◆◆◆


太陽の可視光画像を見ると、ほぼ、無黒点状態となっています。

2013年9月29日日曜日

2013/8 米・政府債務残高 16.73兆ドル =>


米・財務省から2013年8月末時点の米連邦政府債務残高が発表され、前月とほぼ変わらず、16.73兆ドルとなりました。


前年同月比では、4.5%の増加となりました。


上の最初のグラフは、過去10年間の米国の政府債務残高の推移です。
GFDEBTN


上の二番目のグラフは、過去10年間の米国の政府債務残高のGDPに対する比率の推移です。
GFDEGDQ188S



【内訳】
国内市場性債務:115.67
海外市場性債務:0.018
国内非市場性債務:0.399
海外非市場性債務:4.752
合計:16.738(+4.5%)
米国名目GDP(2013年2Q) 16.661
米国債務残高/GDP比 100.4%


単位:兆ドル
括弧内は前年同月比


2013/8 金属価格指数(実質) 70.09 ▼


2013年8月末時点の価格から計算した2013年の金属価格指数(実質)は、70.09となりました。
前月の計算値より0.32ポイントの低下です。


上の最初のグラフは、1866年からの金属価格指数(実質)の推移です。


上の二番目のグラフは、1971年からの金属価格指数(実質)の推移です。



【金属価格指数(実質)】


・1850年を100とする。
・金、銀、プラチナ、銅、アルミニウム、鉛、亜鉛の価格から、物価変動分を除去し、実質価格を求めて、指数化したもの。
・構成比は、金(16%)、銀(10%)、プラチナ(10%)、銅(22%)、アルミニウム(22%)、鉛(10%)、亜鉛(10%)とする。


2013/2Q 日本の公的債務 +0.1% 前期比 ▼

日本銀行が発表した2013年2Q末の資金循環表によると、日本の公的債務(注)の残高は、前期末とほぼ変わらず(0.1%増)、1120兆6501億円となりました。
前年同期比では、4.9%の増加です。


注)
日本の公的債務=(国庫短期証券+国債・財融債+政府機関債+地方債)の各残高合計




【2013/2Q 日本の公的債務】
国庫短期証券 169.5
国債・財融債 799.7
地方債 73.7
政府機関債 77.6
------
合計 1120.6(+4.9%)


単位:兆円
括弧内は前年同期比です。


上のグラフは、1997年4Qからの日本の公的債務の推移です。

2013年9月28日土曜日

2013/8 三井ホーム 受注速報 前年同月比 +32.4% △

三井ホームが発表した2013年8月の受注速報は、新築注文住宅の金額ベースで、前年同月比、
32.4%増となりました。
前月から、8.7ポイントの上昇です。


過去一年間の増加率の平均は、22.6%増となり、前月より2.8ポイントの上昇でした。




上のグラフは、2010年9月からの三井ホームの受注速報(新築注文住宅)の推移です。
ノイズを減らすために、前年同月比の12ヶ月移動平均をプロットしています。

2013/9 米・化学活動バロメーター 前月比 +0.4%

米国化学評議会から発表された、2013年9月の化学活動バロメーター(CAB)は、前月比0.4%増となりました。
前年比では、3.3%の増加です。




上のグラフは、化学活動バロメーターの前年同月比の3か月移動平均(赤い線グラフ)と、米国の鉱工業生産指数(青い線グラフ)を重ねたものです。



拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。




化学活動バロメーターは、米国の化学工業業界の活動状況を示す指標で、景気のピークに対して、平均8ヶ月先行し、景気のボトムに対して、平均4ヶ月先行すると言われています。



◆◆◆


上のグラフを見て分かるように、化学活動バロメーター(CAB)は、米国の景気後退入りの先行指標としては、正確性に欠ける面がありますが、すべての景気後退の終了の直前に、鉱工業生産指数よりも数か月早く、明確なボトムを付けていることから、景気後退終了の先行指標としての利用価値は、極めて高いと言えます。

2013/8 米・個人消費支出(実質) +0.3% 前月比 △


米・商務省から、2013年8月の米国の個人消費支出が発表され、インフレ調整後の個人消費支出は、前月比0.3%増となりました。
また、貯蓄率は、前月の4.5%から上昇して、4.6%となりました。




上のグラフは、1959年からの米国の貯蓄率の推移です。




FRBがインフレの指標に利用している個人消費支出(PCE)価格指数は、前年比、1.2%増、コアPCE価格指数も、前年比1.2%増となり、両指数とも、FRBの目標である2%を大きく下回りました。


Personal Income increased 0.4% in August, Spending increased 0.3%


2013年9月27日金曜日

2013/8 農産物価格指数(実質) 213.41 ▼


2013年8月末時点の価格から計算した2013年の農産物価格指数(実質)は、213.41となりました。
前月末より、3.67ポイントの低下です。


上の最初のグラフは、1866年からの農産物価格指数(実質)の推移です。


上の二番目のグラフは、1971年からの農産物価格指数(実質)の推移です。


【農産物価格指数(実質)】
・1866年を100とする。
・トウモロコシ、大豆、小麦、綿花、砂糖、コーヒーの価格から、物価変動分を除去し、実質価格を求めて、指数化したもの。
・構成比は、トウモロコシ(22%)、大豆(22%)、小麦(22%)、綿花(22%)、砂糖(6%)、コーヒー(6%)とする。




【注意】
・直近データは、暦年平均。それ以前のデータは、穀物年度での平均。

2013/9 世界の綿花需給 在庫率 86.4% △

米農務省(USDA)が発表した、2013年9月の世界の綿花需給によると、2013年~2014年綿花年度の期末在庫率は、前月から1.1ポイント上昇して、86.4%となりました。


(Table 9:World Cotton Production, Yield, Supply, and Utilization )


【2013年~2014年 綿花年度】


●供給
生産・・・117.42
輸入・・・38.92


●需要
消費・・・109.52
輸出・・・38.95


期末在庫・・・94.72


期末在庫率・・・86.4%


単位:百万俵(1俵=480ポンド)


2013/8 大和ハウス工業 受注速報 前年同月比 +22% △

大和ハウス工業が発表した2013年8月の受注速報は、戸建住宅が前年同月比、22%増となりました。
前月から、7ポイントの上昇です。


過去一年間の増加率の平均は、11%増となり、前月より3ポイントの上昇でした。




上のグラフは、2009年3月からの大和ハウス工業の受注速報(戸建住宅)の推移です。
ノイズを減らすために、前年同月比の12ヶ月移動平均をプロットしています。


注)
戸建住宅のみの数値。

2013/9/3週 米・失業保険申請 30.5万件 ▼


米・労働省から2013年9月第3週の米国の新規失業保険申請件数が発表され、前週改定値から0.5万件減って、30.5万件となりました。
新規申請件数の4週移動平均は、前週から7,000件減って、30万8000件となりました。


上の最初のグラフは、2000年からの米国の失業保険週間申請件数(四週移動平均)の推移です。


上の二番目のグラフは、1971年からの米国の失業保険週間申請件数(四週移動平均)の推移です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Weekly Initial Unemployment Claims decline to 305,000, Four Week Average lowest since June 2007


◆◆◆


米国の新規失業保険申請件数の4週移動平均は、2007年6月以来の低い水準にあります。

2013年9月26日木曜日

2013/8 米・住宅販売レシオ 13.0 ▼

2013年8月の米国の住宅販売レシオは、13.0となりました。
 
中古住宅販売(年率)A:548万戸
新築住宅販売(年率)B:42.1万戸
住宅販売レシオ(=A/B):13.0


上のグラフは、1994年からの新築住宅販売と中古住宅販売を重ね合わせたもので、住宅バブル崩壊でギャップ(=住宅販売レシオ)が拡大していることを示しています。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Comments on New Home Sales


平常時の住宅販売レシオは、6ポイント程度ですので、現在は、平常時の約2倍強のギャップが存在していることになります。


これは、米国の住宅バブルで、過剰な中古住宅在庫が発生し、新築住宅の競争力が低下したためです。


直近で、ギャップが拡大している理由は、米国の長期金利の急上昇によって、住宅ローンの駆け込み需要と反動減が発生している中で、中古住宅販売と新築住宅販売の統計上の反映タイミングが数か月ずれているためです。


あと数ヶ月で、統計上のずれは解消すると考えられます。

2013/8 米・新築住宅販売 年率42.1万戸  △



米・商務省が発表した2013年8月の米国の新築住宅販売は、季節調整済みで前月比7.9%増の年率42.1万戸となりました。




上のグラフは、米国の新築住宅に関する以下の推移です。(1963年~)
・販売戸数
・供給月数(=在庫戸数÷販売戸数)
・在庫戸数・・・緑色:未着工、青色:建設中、赤色:完工


拡大図は、以下のリンクを開いて、各グラフをクリックしてください。
New Home Sales increased to 421,000 Annual Rate in August


8月も長期金利の上昇が響いて、新築住宅の販売が伸び悩んでいます。


しかし、1月から8月までの累計では、2013年の新築住宅販売は、前年比で、19.7%と大きな伸びが続いています。


依然として、米国の新築住宅に対する潜在需要は強く、金利の上昇が一服すれば、再び、販売戸数は増加傾向に戻ると考えられます。

2013年9月25日水曜日

2013/7 米国債・海外保有残高 -0.2% 前月比 △


米財務省から、2013年7月末時点での海外保有分の米国債残高が発表され、5兆5901億ドルとなりました。前月比で、0.2%の減少です。
4か月連続の減少です。
前年同月比では、3.9%の増加です。


上の最初のグラフは、1970年からの海外保有分の米国債残高の推移です。
以下のリンクから開けます。
FDHBFIN


上の二番目のグラフは、上位五か国の国別の米国債保有額を表しています。


【米国債海外保有分残高】
合計 5590.1(+3.9%)
M2 10709.7
M2占有率 52.2%


米財務省
FRB Current Release
単位:10億ドル
括弧内は前年同月比

2013/8 積水ハウス 受注速報 前年同月比 +18% ▼

積水ハウスが発表した2013年8月の受注速報は、戸建住宅の金額ベースで前年同月比、
18%増となりました。
前月より4ポイントの低下となりました。


過去一年間の増加率の平均は、12%増となり、前月より2ポイントの上昇でした。




上のグラフは、2006年1月からの積水ハウスの受注速報(戸建住宅)の推移です。
ノイズを減らすために、前年同月比の12ヶ月移動平均をプロットしています。


注)
戸建住宅のみの数値。

2013/7 米・住宅価格指数 +0.6% (20都市、季節調整後、前月比) ▼



米S&P社から、米国の2013年7月の住宅価格指数(ケースシラー指数、20都市圏)が発表され、季節調整後で前月比0.6%の上昇となりました。


季節調整済みの対前年比では、12.4%増となっています。




上の最初のグラフは、1987年からのケースシラー指数(名目、季節調整後)の推移です。
青い線が、10都市の指数で、赤い線が、20都市の指数です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Case-Shiller: Comp 20 House Prices increased 12.4% year-over-year in July


米国の住宅価格は、2012年の初めに底入れし、現在も上昇を続けています。


上の二番目のグラフは、ケースシラー指数(名目、季節調整後)の対前年比の推移です。
20都市指数は、14ヶ月連続の前年比プラスです。


住宅価格は対前年比での、頭打ち傾向が見え始めています。


上の三番目のグラフは、1976年からの物価変動分を除いた実質での住宅価格の推移です。
黄線が、ケースシラーの全国指数、青い線がコアロジックのHPI指数、赤い線がケースシラーの20都市指数です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、2番目のグラフをクリックしてください。
Comment on House Prices: Real Prices, Price-to-Rent Ratio, Cities


実質価格で見ると、2000年代初頭の水準に住宅価格が戻っていることが分かります。


◆◆◆


現在、米国の中古住宅在庫が底を打って、増加に転じていると考えられます。
したがって、住宅価格の上昇スピードには、今後、急ブレーキがかかることが予想されます。

2013年9月24日火曜日

2013/8 旭化成ホームズ 受注速報 前年同月比 +24% △

旭化成ホームズが発表した2013年8月の請負住宅月次受注速報は、金額ベースで前年同月比、
24%増となりました。
前月より、19ポイントの上昇です。


過去一年間の前年同月比の平均は、13%増となり、先月より1ポイントの上昇となりました。





上のグラフは、2011年3月からの旭化成ホームズの受注速報の推移です。
ノイズを減らすために、前年同月比の12ヶ月移動平均をプロットしています。


注)
請負住宅のみの数値。


◆◆◆


消費税増税前の駆け込み需要が、8月の大幅な受注の増加に表れています。

2013/8 エネルギー価格指数(実質) 370.84 △


2013年8月末時点の価格から計算した2013年のエネルギー価格指数(実質)は、370.84となりました。
前月末時点の計算値から、6.24ポイントの上昇です。


上の最初のグラフは、1901年からのエネルギー価格指数(実質)の推移です。


二番目のグラフは、1971年からのエネルギー価格指数(実質)の推移です。



【エネルギー価格指数(実質)の構成比】
・WTI・・・95%
・米国内天然ガス価格・・・5%


【データ源泉】
~2012年
EIA Crude Oil
EIA Natural Gas...Well head price
2013年
IMF current prices...Henry hub price

2013/9 世界の大豆需給 在庫率 26.6% ▼

米農務省が発表した世界の大豆需給報告(2013年9月報告)によると、期末在庫率が、前月報告より0.3%減の26.6%となりました。




供給量:281.66(+5.3%)
消費量:268.89(+4.3%)
需給バランス:△12.77
在庫量:71.54(+16.2%)
在庫率:26.6%(+2.7ポイント)


単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比


【前月からの変更点】
なし


【需給】
生産量は、米国で高温・乾燥により収穫が減少した前年度と比べて増加。ブラジルで収穫面積の増加により史上最高、アルゼンチンで高単収と史上最高の作付面積により増加となること等から、世界全体で前年度を上回る見込み。また、消費量もアルゼンチン、中国等で増加し史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。


【価格】
2013年1月以降、好調な輸出成約やアルゼンチンの高温・乾燥天候から値を上げ、2月以降、アルゼンチンの天候回復やブラジルの豊作見込みから一時値を下げた。その後、米国の堅調な輸出需要から値を戻したものの、3月中旬から南米の収穫の進展や3月末の米国四半期在庫報告で市場予想を上回る在庫となったことから値を下げた。4月中旬以降、米国で低温多雨型の天候による2013/14年度の作付け遅れや、旧穀の需給の引き締まりから16ドル/bu台前後に上昇した。7月中旬以降、2013/14年度の米国産の豊作が見込まれることから、13ドル/bu台後半に下落。8月以降、米国産の降雨不足による作柄への影響が懸念され、14ドル/bu台前半で推移。

2013年9月23日月曜日

2013/8 商品価格指数(実質) 717.49 △


2013年8月末時点の価格から計算した2013年の商品価格指数(実質)は、717.49となりました。
前月から、0.55ポイントの上昇です。


上の最初のグラフは、1866年からの商品価格指数(実質)の推移です。


二番目のグラフは、1971年からの同指数の推移です。




【商品価格指数構成比】
・農産物価格指数・・・35%
・エネルギー価格指数・・・44%
・金属価格指数・・・21%

2013/9/3週 日本の倒産 大型 0 中小規模 2

2013年9月第3週の日本の大型倒産(負債200億円以上)は、有りませんでした。
10週連続で大型倒産が発生しませんでした。


負債200億円未満の中小規模の倒産は、2件でした。
TDB

2013/9/3週 黒点数 23=>98 Max:98 Min:23

2013年9月第3週の黒点情報・・・黒点数は、90台まで増加。






2013/ 9/18 12:01 太陽風は低速です。太陽に黒点が増えています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2013/ 9/19 12:09 太陽風は550km/秒の高速風になっています。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2013/ 9/20 11:23 高速の太陽風が続いています。太陽では黒点が増えています。
2013/ 9/21 08:16 太陽風は平均的な速度に下がりました。Cクラスフレアが4回起きています。
2013/ 9/22 08:15 太陽風は平均的な速さです。C3のフレアが発生しています。満月とオーロラの写真をどうぞ。


◆◆◆


フレアの発生など、太陽の活動がやや高まっています。

2013年9月22日日曜日

2013/2Q JGB保有者別残高




 
日本銀行が発表した2013年2Q末時点の資金循環表によると、JGB(国債・財融債)の発行残高は、前期比0.9%減の799兆7521億円となりました。
前年同期比で、3.3%の増加です。




上の最初のグラフは、最新(2013年2Q)のJGB保有者別の残高です。


上の二番目のグラフは、前年同期(2012年2Q)のJGB保有者別の残高です。


上の三番目のグラフは、1997年4QからのJGB保有者別残高の推移です。


上の四番目のグラフは、2003年1QからのJGB保有者別残高の推移です。


注)
データはいずれも、日銀の資金循環表より取得しました。

2013年9月21日土曜日

2013/8 首都圏マンション販売戸数 前年同月比 53.3% △

民間の不動産経済研究所が発表した、2013年8月の首都圏マンション販売戸数は、前年同月比53.3%増の4145戸となりました。


首都圏マンション販売戸数の12ヶ月移動平均は、前月比2.86%増の4322戸となりました。
4ヶ月連続の増加です。




グラフは、2005年12月からの首都圏マンション販売戸数の推移です。
トレンドを分かりやすくするために、12カ月移動平均をプロットしています。

2013/9 世界のコメ需給 在庫率 22.6% =>

米農務省が発表した世界のコメ需給報告(2013年9月報告)によると、期末在庫率は、前月報告と変わらず、22.6%となりました。




供給量:476.77(+1.7%)
消費量:474.55(+1.3%)
需給バランス:△2.22
期末在庫量:107.39(+2.1%)
期末在庫率:22.6%(+0.2ポイント)


単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比


【前月からの変更点】
なし


【需給】
生産量は、インド、タイ、ベトナムで史上最高となるほか、東南アジアを中心に増加することから、世界全体では史上最高の前年度を更に上回る見込み。また、消費量も中国、インド等で増加し史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。


【価格】
2013年1月以降、輸出需要がベトナム産等にシフトしていたものの、引き続き輸出向け供給量が引き締まり堅調であったが、2月以降、タイにおける政府在庫の放出や輸出需要の動きが鈍いこと等により、現在は450~460ドル/トンで推移。

2013/8 LA港・取扱量 +0.43% 前年同月比  △

2013年8月の米・ロサンジェルス港のコンテナ取扱量(季節調整前)は、70.9万TEUsとなり、前年同月比で、0.43%の増加となりました。
PORT OF LA


また、同月の米・ロングビーチ港のコンテナ取扱量(季節調整前)は、63.0万TEUsとなり、こちらも、前年同月比で、13.4の増加になりました。
PORT OF LONG BEACH


上のグラフは、ロサンジェルス地区(ロサンジェルス港とロングビーチ港)に入出庫するコンテナ数の12ヶ月移動平均の1996年からの推移です。
青い線が入庫数、赤い線が出庫数です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、最初のグラフをクリックしてください。
LA area Port Traffic: Import and Export Traffic Increases in August


12ヶ月移動平均を見ると、トレンドとしては、入庫量は増加傾向、出庫量は減少傾向にあります。
これは、米国の景気回復による輸入の増加と、欧州や新興国の景気低迷による輸出の減少を反映していると思われます。

2013年9月20日金曜日

2013/8 米・中古住宅販売 年率548万戸 △



全米リアルター協会(NAR)から、2013年8月の米国の中古住宅販売と中古住宅在庫が発表され、
中古住宅販売戸数は、前月改定値より1.7%増加し、季節調整済みの年率換算で548万戸となりました。
中古住宅在庫は、前月改定値より増加し、225万戸となりました。




上のグラフは、米国の中古住宅に関する以下の推移です。
・販売戸数(1994年より)
・在庫戸数(2001年より)
・在庫戸数の前年同月比(青線)と販売に対する在庫比率(赤線)(2001年より)


拡大図は、以下のリンクを開いて、各グラフをクリックしてください。
Existing Home Sales in August: 5.48 million SAAR, 4.9 months of supply


中古住宅在庫は、現在の販売ペースでは、4.9ヶ月分となり、前月より低下しました。
依然として、過去の平均である6ヶ月を下回っています。


中古住宅在庫の前年同月比は、6.25%減となり、30ヶ月連続で前年同月比でマイナスになっています。
ただし、減少ペースは、鈍化傾向が続いています。


◆◆◆


中古住宅在庫の前年同月比は、9月にもプラスに転じる可能性があります。

2013/9/2週 米・失業保険申請 30.9万件 △


米・労働省から2013年9月第2週の米国の新規失業保険申請件数が発表され、前週改定値から1.5万件増えて、30.9万件となりました。
新規申請件数の4週移動平均は、前週から7,000件減って、31万4750件となりました。


上の最初のグラフは、2000年からの米国の失業保険週間申請件数(四週移動平均)の推移です。


上の二番目のグラフは、1971年からの米国の失業保険週間申請件数(四週移動平均)の推移です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Weekly Initial Unemployment Claims increase to 309,000, Four Week Average lowest since October 2007


◆◆◆


米国の新規失業保険申請件数は、先週よりも増加しましたが、4週移動平均は、2007年10月以来の低い水準にあります。

2013年9月19日木曜日

2013/8 米CPI 総合指数(季節調整前) +1.51% 前年同月比 ▼


米労働省が発表した2013年8月の米消費者物価指数(CPI)統計によると、季節調整前の総合指数の前年同月比は、1.51%増となりました。(前月は、1.96%増)

現在の景気循環の底である2009年6月からの前年同月比の平均は、前月より1ポイント低下して、1.82%となりました。


年月 前年同月比 期間平均(景気の底から)
2013年8月 +1.51% +1.82%

上の最初のグラフは、過去10年の季節調整前のCPI総合指数の推移です。

上の二番目のグラフは、過去10年の季節調整前のCPI総合指数の前年同月比の推移です。

◆◆◆

期間平均が10%を大幅に下回っていることから、現在の景気拡大局面では、インフレの影響は小さいと言えます。

2013/8 米・建築請求指数 53.8 △

米国建築家協会(AIA)から、2013年7月の米国の非住宅建設ABI指数(建築請求指数)が
発表され、前月から1.1ポイント増の53.8ポイントとなりました。


拡大・縮小の分かれ目となる50を、4ヶ月連続で上回りました。


上のグラフは、1996年からのABI指数(建築請求指数)の推移です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
AIA: Architecture Billings Index increases in August


ABI指数(建築請求指数)は、非住宅部門(ホテル、オフィスビル、学校、病院など)の建築活動の先行指標です。


商業用ビルのデザインなどの請求増減を調査したもので、商業用不動産の9~12カ月後の建築活動を示す先行指標とされています。

2013/8 米・住宅着工件数 年率 89.1万戸 △

米・商務省が発表した2013年8月の米国の住宅着工件数は、季節調整済みの年率換算で前月比0.9%増の89.1万戸となりました。

今後の住宅建設動向の先行指標となる住宅着工許可件数は、前月比3.8%減少しました。


上のグラフは、1968年からの住宅着工件数の推移で、青い線が一戸建ての件数、赤い線が全体の件数です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、二番目のグラフをクリックしてください。
Housing Starts increased in August to 891,000 SAAR

金利上昇のため、前月比で微増ですが、1戸建て住宅については着工件数が半年ぶりの高水準となっており、米国の住宅市場が堅調であることを示しています。

2013年9月18日水曜日

2013/2Q 日本の実質GDP(改定値) +3.8% 年率換算 △

内閣府が発表した日本の2013年2QのGDP(改定値)は、物価変動の影響を除いた実質で、前期比0.9%増、年率換算で、3.8%増となりました。




【四半期GDP】


2013/2Q
名目 480.4(+3.7%)
実質 527.7(+3.8%)


単位:兆円
括弧内は前期比

2013/8 首都圏マンション契約率 81.5% ▼


民間の不動産経済研究所から、2013年8月の首都圏マンション契約率が発表され、前月比0.1ポイント減の81.5%となりました。
好不調の分かれ目とされる70%を7カ月連続で上回りました。


首都圏マンション契約率の12ヶ月移動平均は、前月より0.08ポイント増の76.84ポイントとなりました。
こちらは、4ヶ月連続の増加です。




上の最初のグラフは、1994年12月からの首都圏マンション契約率の推移です。


上の二番目のグラフは、2003年1月からの首都圏マンション契約率の推移です。


どちらのグラフも、トレンドを分かりやすくするために、12カ月移動平均をプロットし、さらに、見易さのために、50ポイント引いた値をプロットしています。

2013/8 米CPI 総合指数(季節調整済み) +0.1% 前月比 ▼

米労働省が2013年8月の米消費者物価指数(CPI)統計を発表し、総合指数(季節調整済み)は、前月比0.1%増となりました。


また、食品とエネルギーを除くコア指数も、前月比0.1%上昇しました。




上のグラフは、1990年からの各CPI指数の前年比の推移です。
赤色がコアCPI指数、緑色がコアPCE指数、黄色がクリーブランド連銀が算出しているCPI-Median(中間値)、青色が同じくクリーブランド連銀のTrimmed-Mean CPI (刈り込み平均 CPI) です。


拡大図は、以下のリンクを開いてグラフをクリックしてください。
Key Measures Show Low Inflation in August


【各CPI指数の前年比】
CPI-Median : +2.1% =>
Trimmed-mean CPI : +1.7% △
Core CPI : +1.8% △
Core PCE : +1.2% =>


◆◆◆


米国の主なインフレ指標は、FRBの目標である2%を、概ね下回っています。

2013年9月17日火曜日

2013/9 世界のコーン需給 16.3% 在庫率 △

米・農務省が発表した世界のトウモロコシ需給報告(2013年9月報告)によると、期末在庫率は、前月報告から0.2ポイント上昇して、16.3%となりました。




生産量:956.67(+11.2%)
消費量:927.84(+6.7%)
需給バランス:△28.83
期末在庫量:151.42(+23.5%)
期末在庫率:16.3%(+2.2ポイント)
単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比


【前月からの変更点】
なし


【需給】
生産量は、米国で高温・乾燥の影響により単収が低下した前年度と比べて大きく増加し史上最高、旧ソ連諸国、EU、中国等でも増加となることから、世界全体で前年度を上回り史上最高。また、世界の消費量も、米国、中国等で増加することから、史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より増加。


【価格】
2013年1月以降、米国のエタノール生産は減少したものの、飼料用需要が増加したことやアルゼンチンの高温・乾燥天候から値を上げた。2月以降、米国の輸出需要の不振やブラジルの豊作見込みから一旦値を下げたものの、飼料用需要、エタノール生産の増加等の需要回復見込みから値を戻した。その後、3月末の米国四半期在庫報告で市場予想を上回る在庫となったことから値を下げた。4月中旬以降、米国で降雨により土壌水分の改善が見られたものの、低温多雨型の天候による作付け遅れから値を上げた。5月半ばには天候の回復による作付けの進展から6ドル/bu台後半に下げたものの、その後は旧穀の需給の引き締まりから、7ドル/bu前後に上昇した。7月中旬以降、2013/14年度の米国産の豊作が見込まれることから、現在4ドル/bu台後半に下落。8月以降も、米国産の生育の遅れや米国コーンベルトの降雨不足傾向があったものの、4ドル/bu台後半で推移。

2013/8 日本の政策金利 0.073% =>


2013年8月の日本の政策金利(無担保コール翌日物、月平均利回り)は、前月と変わらず0.073%となりました。




上の最初のグラフは、1985年7月からの日本の政策金利の推移です。


上の二番目のグラフは、2003年1月からの日本の政策金利の推移です。


注)
2013年4月、日本銀行は金融政策決定会合で「量的・質的金融緩和」の導入を決定し、金融市場調節の操作目標が無担保コール翌日物金利からマネタリーベースに変更されました

2013/8 米・設備稼働率 77.8% △

FRBが発表した米国の2013年8月の鉱工業生産指数は、前月比0.4%の上昇でした。
また、鉱工業設備稼働率は、77.8%となり、前月改定値よりも0.2%上昇しました。




上の図は、1967年からの米国の設備稼働率の推移です。
青線が全体の設備稼働率で、赤線が製造業の設備稼働率です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Fed: Industrial Production increased 0.4% in August


自動車及び部品の生産指数が、5.2%増と突出しています。


設備稼働率は、依然として、長期平均※を下回っており、低成長で経済システムの中に緩みが残っていることが分かります。


※1972年から2010年の長期平均:80.0%


通常、FRBは、設備稼働率が長期平均に達すると、インフレ警戒を強めます。