米・労働省から2014年3月の雇用統計が発表され、非農業部門の雇用者数は、前月比19.2万人増、失業率は前月と変わらず、6.7%となりました。
上の最初のグラフは、1960年からの失業率の推移です。
拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
March Employment Report: 192,000 Jobs, 6.7% Unemployment Rate
March Employment Report: 192,000 Jobs, 6.7% Unemployment Rate
上の二番目のグラフは、米国の過去の景気後退で、非農業部門の雇用者数が減少を始めた月を起点にして、何ヶ月目に何%の雇用が失われているかを表したグラフです。
今回の景気後退では、雇用者数の減少開始から、2014年3月時点で、75ヶ月目に入っており、約0.3%の雇用が失われたままになっています。
注)米国は人口が増えているので、もし、景気後退前の水準に雇用者数が回復したとしても、その時点では、失業率は、悪化していることになります。
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3月の雇用統計は、寒波の影響が小さくなったことを反映して、強気の内容でした。
現在のペースで雇用者数の増加が続くと、今年の夏頃に、非農業部門の雇用者数は、景気後退前の水準に戻ります。
通常、FRBは、この時点から、利上げの再開時期を考え始めて、約一年後から実際の利上げを再開すると予想されます。
現在のペースで雇用者数の増加が続くと、今年の夏頃に、非農業部門の雇用者数は、景気後退前の水準に戻ります。
通常、FRBは、この時点から、利上げの再開時期を考え始めて、約一年後から実際の利上げを再開すると予想されます。
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