2014年6月30日月曜日

2014/5 金属価格指数(実質) 65.76 ▼


2014年5月末時点で計算した2014年の金属価格指数(実質)は、65.76となりました。
前月の値より0.11ポイントの低下です。


上の最初のグラフは、1866年からの金属価格指数(実質)の推移です。


上の二番目のグラフは、1971年からの金属価格指数(実質)の推移です。



【金属価格指数(実質)】


・1850年を100とする。
・金、銀、プラチナ、銅、アルミニウム、鉛、亜鉛の価格から、物価変動分を除去し、実質価格を求めて、指数化したもの。
・構成比は、金(16%)、銀(10%)、プラチナ(10%)、銅(22%)、アルミニウム(22%)、鉛(10%)、亜鉛(10%)とする。


2014/6/20 米・非金融レバレッジ量リスク指数 -1.04 =>


米シカゴ連銀より、2014年6月20日付の非金融レバレッジ量指数(NFCI)が発表され、同リスク指数は、前月(2014年5月23日付)と変わらず、-1.04ポイントとなりました。


上の最初のチャートは、1973年1月5日からの非金融レバレッジ量リスク指数の推移です。


上の二番目のチャートは、2004年1月2日からの非金融レバレッジ量リスク指数の推移です。




非金融レバレッジ量指数は、プラス方向が金融に対して、引き締め圧力がかかっている状態で、マイナス方向は、金融が緩和的になっている状態を示しています。


現時点の非金融レバレッジ量指数は、過去の平均を大きく下回っており、金融システムに対するストレスは小さく、安定していると言えます。


注)
シカゴ連銀の非金融レバレッジ量は、金融システムへのストレスを測定するために用いられ、金融危機の先行指標として有効であると言われています。

2014/6/4週 日本の倒産 大型 0 中小規模 2

2014年6月第4週の日本の大型倒産(負債200億円以上)は、有りませんでした。
3週連続で大型倒産が発生しませんでした。


負債200億円未満の中小規模の倒産は、2件でした。
TDB


中小規模の倒産で、最も負債額が大きかったのは、株式会社H.S.K(旧商号:八田産業株式会社)
で、32億円でした。


◆◆◆


一時期、増加傾向にあった倒産件数が、再び、少なくなってきました。

2014/6/4週 黒点数 64=>112 Max:112 Min:37

2014年6月第4週の黒点情報・・・黒点数は、110台まで増加。






2014/ 6/24 13:43 今朝、CMEによる太陽風の弱い乱れが到来しました。
2014/ 6/25 11:52 太陽風はかなり速度が遅くなっています。太陽も穏やかです。
2014/ 6/26 13:12 低速の太陽風が続いて、磁気圏も穏やかです。太陽も静かです。
2014/ 6/27 09:55 太陽風は低速です。太陽も穏やかですが、東端に活動的な領域があるようです。
2014/ 6/28 14:01 太陽風は300km/秒近くまで低速になっています。
2014/ 6/29 11:23 太陽風は低速です。太陽の東端でCクラスのフレアが増えています。


◆◆◆


先週に引き続き、太陽の活動は穏やかになっています。

2014年6月29日日曜日

「米国債イールドカーブによる株式投資手法」の再公開

2010年10月に作成して、OneDriveサーバー上で公開していた「米国債イールドカーブによる株式投資手法」が、いつの間にか、アクセスできなくなっていました。


argent1111さん、教えていただき有難うございます。


ファイルは、OneDriveサーバーに残っていたので、以下のリンクから、WordOnlineで参照してください。




Internet Explorerと Google Chromeで確認済みですが、もし、このリンクからも、開けない場合は、コメントで教えてください。


よろしくお願いします。

2014/5 エネルギー価格指数(実質) 379.36 ▼


2014年5月末時点で計算した2014年のエネルギー価格指数(実質)は、379.36となりました。
前月の値から、0.20ポイントの低下です。


上の最初のグラフは、1901年からのエネルギー価格指数(実質)の推移です。


二番目のグラフは、1971年からのエネルギー価格指数(実質)の推移です。



【エネルギー価格指数(実質)の構成比】
・WTI・・・95%
・米国内天然ガス価格・・・5%


【データ源泉】
1901年~2012年
EIA Crude Oil
EIA Natural Gas...Well head price
2013年~2014年
IMF Primary Commodity Prices

2014/6/26 米国債イールドカーブ 2.62 ▼

2014年6月26日時点における米国債イールドカーブの90日移動平均は、2.62ポイントとなりました。
前回の測定時点(2014年5月27日)から、0.03ポイントの低下となりました。


注)
米国債イールドカーブ = 10年米国債利回り - 3ヶ月米国債利回り




上のチャートは、2004年1月2日からの米国債イールドカーブの90日移動平均の推移です。


◆◆◆


米国債イールドカーブは、米国の景気後退の最も重要な先行指標の一つです。

2014年6月28日土曜日

2014/5 農産物価格指数(実質) 226.15 △


2014年5月末時点で計算した2014年の農産物価格指数(実質)は、226.15となりました。
前月の値から2.14ポイントの上昇です。


上の最初のグラフは、1866年からの農産物価格指数(実質)の推移です。


上の二番目のグラフは、1971年からの農産物価格指数(実質)の推移です。


【農産物価格指数(実質)】
・1866年を100とする。
・トウモロコシ、大豆、小麦、綿花、砂糖、コーヒーの価格から、物価変動分を除去し、実質価格を求めて、指数化したもの。
・構成比は、トウモロコシ(22%)、大豆(22%)、小麦(22%)、綿花(22%)、砂糖(6%)、コーヒー(6%)とする。




【注意】
・直近データは、暦年平均。それ以前のデータは、穀物年度での平均。


◆◆◆


過去の農産物価格指数の推移から判断すると、300ポイントを超えてピークアウトした時点が、農産物の売り時と言えるかもしれません。

2014/6 世界の綿花需給 在庫率 91.5% △

米農務省(USDA)が発表した、2014年6月の世界の綿花需給報告によると、2014/15年度の期末在庫率は、91.5%となりました。
前月より0.5ポイントの上昇です。


上のグラフは、1982/83年度からの世界の綿花需給における期末在庫率の推移です。


2014/5 米・マネタリーベース 前月比 -0.8% ▼


FRBが発表した2014年5月の米国のマネタリーベースは、前月比0.8%の減少となりました。
5ヶ月ぶりの減少です。
また、前年同月比では、25.3%の増加となりました。


上の最初のグラフは、2014年1月からの米国のマネタリーベースの推移です。
二番目のグラフは、同じ期間でのマネタリーベースの前年同月比の推移です。




注)マネタリーベースとは、現金通貨と民間金融機関が保有する中央銀行預け金の合計のことです。


◆◆◆


二番目のグラフを見ると、QE、QE2、QE3の時間的推移と規模が良く分かります。

2014年6月27日金曜日

2014/5 米・M2 前月比 +0.7% △

FRBが発表した2014年5月の米国の季節調整後マネーサプライ(M2)は、前月比0.7%増となりました。
前年同月比では、6.6%の増加です。


上のグラフは、2004年1月からの、米国の季節調整後マネーサプライ(M2)の前年同月比の推移です。
M2SL


【米国マネーサプライ(M2SL)】
2014年5月 11288.6(+6.6%)


単位:10億ドル
括弧内は前年同月比
出典:米国連邦準備制度
FRB current release

2014/5 米・個人消費支出(実質) +0.2% 前月比 △

米・商務省から、2014年5月の米国の個人消費支出が発表され、インフレ調整後の個人消費支出は、前月比0.2%増となりました。
また、貯蓄率は、前月から0.3ポイント増の4.8%となりました。




【個別指標】


個人所得 +0.4%(前月比)
個人消費支出 +0.2%(前月比)
個人貯蓄率 4.8%
PCE価格指数 +1.8%(前年比)
コアPCE価格指数 +1.5%(前年比)

2014/6/3週 米・失業保険申請 31.2万件 ▼

米・労働省から2014年6月第3週の米国の新規失業保険申請件数が発表され、前週改定値から0.2万件減って、31.2万件となりました。


新規申請件数の4週移動平均は、前週から2000件増えて、31万4250件となりました。


上のグラフは、1971年からの米国の失業保険週間申請件数(四週移動平均)の推移です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Weekly Initial Unemployment Claims decrease to 312,000

2014年6月26日木曜日

2014/5 商品価格指数(実質) 737.50 △


2014年5月末時点で計算した2014年の商品価格指数(実質)は、737.50となりました。
前月末時点から、2.71ポイントの上昇です。


上の最初のグラフは、1866年からの商品価格指数(実質)の推移です。


二番目のグラフは、1971年からの同指数の推移です。




【商品価格指数構成比】
・農産物価格指数・・・35%
・エネルギー価格指数・・・44%
・金属価格指数・・・21%


◆◆◆


2011年に記録した過去最大値の741.46に迫ってきました。

2014/6/18 FRB バランスシート +0.9% 前月比 △

2014年6月18日付けのFRBのバランスシートは、前月比0.9%増えて、4兆3681億ドルとなりました。
21ヶ月連続の増加です。


前年同期比では、25.9%の増加です。




上のグラフは、2002年12月18日の週からの、FRBの資産構成の推移です。

2014/6 世界の大豆需給 在庫率 29.5% △

米農務省が発表した世界の大豆需給報告(2014月6月報告)によると、2014/15年度の期末在庫率が、29.5%となりました。
前月より0.2ポイントの上昇です。




上のグラフは、1975年からの世界の大豆需給における期末在庫率の推移です。


【2014/15年度】
供給量:299.99(+5.7%)
消費量:280.63(+3.9%)
需給バランス:△19.36
在庫量:82.88(+23.4%)
在庫率:29.5%(+4.7ポイント)


単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比


【需給】
生産量は、米国、ブラジルで収穫面積の増加と単収の上昇により共に史上最高となること等から、世界全体で前年度を上回り史上最高となる見込み。また、消費量も中国、アルゼンチン等で増加し史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。


【価格】
2013年1月以降、好調な輸出成約やアルゼンチンの高温・乾燥天候から値を上げ、2月以降、アルゼンチンの天候回復やブラジルの豊作見込みから一時値を下げた。その後、米国の堅調な輸出需要から値を戻したものの、3月中旬から南米の収穫の進展や3月末の米国四半期在庫報告で市場予想を上回る在庫となったことから値を下げた。4月中旬以降、米国で低温多雨型の天候による2013/14年度の作付け遅れや、旧穀の需給の引き締まりから16ドル/bu台前後に上昇した。7月中旬以降、2013/14年度の米国産の豊作が見込まれることから、13ドル/bu台後半に下落。8月以降、米国産の降雨不足による作柄への影響が懸念され14ドル/bu後半まで値を上げたものの、9月中旬以降は、降雨による作柄の回復や収穫の進展から値を下げた。11月半ば以降、南米では作付けが順調に進み、その後の生育も良好であったことから12ドル/bu台後半から13ドル/bu台前半で推移していた。


2014年2月以降、米国の堅調な輸出需要に伴う需給の引き締まりやブラジルの高温・乾燥による作柄懸念から値を上げたものの、その後の好天により作柄は総じて良好なことから、現在は14ドル/bu後半で推移。

2014年6月25日水曜日

2014/5 米・住宅販売レシオ 9.7 ▼

2014年5月の米国の住宅販売レシオは、9.7となりました。
 
中古住宅販売(年率)A:489万戸
新築住宅販売(年率)B:50.4万戸
住宅販売レシオ(=A/B):9.7


上のグラフは、1994年からの新築住宅販売と中古住宅販売を重ね合わせたもので、住宅バブル崩壊でギャップ(=住宅販売レシオ)が拡大していることを示しています。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Comments on Housing and the New Home Sales report


平常時の住宅販売レシオは、6ポイント程度ですので、現在は、平常時の約1.6倍のギャップが存在していることになります。


これは、米国の住宅バブルで、過剰な中古住宅在庫が発生し、中古住宅と比べて、新築住宅の競争力が相対的に低下した結果です。


今後は、主に、新築住宅販売の増加によって、ギャップが解消に向かい、その間は、米国経済が堅調に推移するものと考えられます。

2014/4 米・住宅価格指数 +0.2% 前月比 ▼


米S&P社から、2014年4月の米国の住宅価格指数(ケースシラー指数、20都市圏)が発表され、季節調整後で前月比0.2%の上昇となりました。


季節調整済みの対前年比では、10.8%増となっています。




上の最初のグラフは、1987年からのケースシラー指数(名目、季節調整後)の推移です。
青い線が、10都市の指数で、赤い線が、20都市の指数です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Case-Shiller: Comp 20 House Prices increased 10.8% year-over-year in April


上の二番目のグラフは、ケースシラー指数(名目、季節調整後)の対前年比の推移です。


◆◆◆


米国の住宅価格の上昇速度が鈍ってきました。

2014/5 米・新築住宅販売 年率50.4万戸 △



米・商務省が発表した2014年5月の米国の新築住宅販売は、季節調整済みで前月比18.6%増の年率50.4万戸となりました。
2ヶ月連続の増加です。




上のグラフは、米国の新築住宅に関する以下の推移です。(1963年~)
・販売戸数
・供給月数(=在庫戸数÷販売戸数)
・在庫戸数・・・緑色:未着工、青色:建設中、赤色:完工


拡大図は、以下のリンクを開いて、各グラフをクリックしてください。
New Home Sales increase sharply to 504,000 Annual Rate in May

2014年6月24日火曜日

2014/4 東証住宅価格指数(首都圏) 80.57 △



東京証券取引所が発表した、2014年4月の東証住宅価格指数は、首都圏総合指数が、前月比0.36ポイント増の80.57ポイントとなりました。
3ヶ月連続の増加です。


首都圏総合指数の前年同月比では、4.81%増となり、11か月連続の増加となりました。




上の最初のグラフは、1993年6月からの東証住宅価格指数の首都圏総合指数の推移です。


上の二番目のグラフは、2004年1月からの東証住宅価格指数の首都圏総合指数の推移です。


上の三番目のグラフは、1994年6月からの東証住宅価格指数の首都圏総合指数の前年同月比の推移です。


注)
東証住宅価格指数とは、首都圏の中古マンションに関して、財団法人東日本不動産流通機構に登録された成約情報を活用し、同一物件の価格変化に基づいて算出された指数です。

2014/6 世界のコメ需給 在庫率 23.0% △

米農務省が発表した世界のコメ需給報告(2014年6月報告)によると、2014/15年度の期末在庫率は、23.0%となりました。
前月より、0.2ポイントの上昇です。




上のグラフは、1973年からの世界のコメ需給における期末在庫率の推移です。


【2014/15年度】
供給量:480.72(+0.7%)
消費量:482.18(+1.4%)
需給バランス:▲1.46
期末在庫量:110.67(-1.3%)
期末在庫率:23.0%(-0.6ポイント)


単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比


【需給】
生産量は、中国、インド等で増加することから、世界全体で史上最高の前年度を更に上回る見込み。また、消費量も中国、インド等で増加し史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。


【価格】
2013年1月以降、輸出需要がベトナム産等にシフトしていたものの、引き続き輸出向け供給量が引き締まり堅調であったが、2月以降、タイにおける政府在庫の放出や輸出需要の動きが鈍いこと等により、500ドル/トン半ばから後半で推移した。8月中旬以降は、タイにおける更なる政府在庫の放出により400ドル/トン前半で推移。

2014/5 米・中古住宅販売 年率489万戸 △



全米リアルター協会(NAR)から、2014年5月の米国の中古住宅販売と中古住宅在庫が発表され、中古住宅販売戸数は、前月より4.9%増加し、季節調整済みの年率換算で489万戸となりました。
中古住宅在庫は、前月比2.2%増加して、228万戸となりました。




上のグラフは、米国の中古住宅に関する以下の推移です。
・販売戸数(1994年より)
・在庫戸数(2001年より)
・在庫戸数の前年同月比(青線)と販売に対する在庫比率(赤線)(2001年より)


拡大図は、以下のリンクを開いて、各グラフをクリックしてください。
Existing Home Sales in May: 4.89 million SAAR, Inventory up 6.0% Year-over-year


中古住宅在庫は、現在の販売ペースでは、5.6ヶ月分となり、前月の5.7ヶ月から減少しています。過去の平均である6ヶ月よりやや低い水準です。


中古住宅在庫の前年同月比は、6.0%増となり、7ヶ月連続で増加しています。

2014年6月23日月曜日

2014/6 世界のコーン需給 在庫率 18.9% △

米・農務省が発表した世界のトウモロコシ需給報告(2014年6月報告)によると、2014/15年度の期末在庫率は、18.9%となりました。
前月より0.1ポイントの上昇です。




上のグラフは、1960年からの世界のトウモロコシの期末在庫率の推移です。


生産量:981.12(-0.1%)
消費量:967.52(+1.7%)
需給バランス:△13.60
期末在庫量:182.65(+8.0%)
期末在庫率:18.9%(;1.1ポイント)
単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年比


【需給】
生産量は、中国、アルゼンチン等で増加するものの、ウクライナで通貨安による資材コストの上昇から単収低下が見込まれ減少(ハイブリッド種子の導入により前月より上方修正)、ブラジル等で減少することから、世界全体では前年度をわずかに下回る見込み。また、消費量は、中国、旧ソ連諸国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。


【価格】
2013年11月以降、米国環境保護局のエタノール向け使用義務量の引き下げ提案や、収穫が終
了し米国産とうもろこしの大豊作が確定的となったことから4ドル/BU台前半まで低下した。


2014年1月半ば以降、堅調な輸出需要や2月下旬のウクライナ情勢悪化による同国の供給減少懸念に加え、米国コーンベルト北部での低温多雨による作付遅延懸念等から5ドル/bu前後に上昇した。


5月以降、米国の好天による作付けの進展から、現在は4ドル/bu台半ばまで下落。

2014/6/3週 日本の倒産 大型 0 中小規模 2

2014年6月第3週の日本の大型倒産(負債200億円以上)は、有りませんでした。
2週連続で大型倒産が発生しませんでした。


負債200億円未満の中小規模の倒産は、2件でした。
TDB


中小規模の倒産で、最も負債額が大きかったのは、ソフトウエア興業株式会社で、191.24億円でした。


◆◆◆


もう、一方の中小規模の倒産である廣済堂開発株式会社など3社の負債額も、160.42億円であり、比較的に規模が大きい倒産でした。

2014/6/3週 黒点数 81=>95 Max:108 Min:75

2014年6月第3週の黒点情報・・・黒点数は、90台とほぼ変わらず。






2014/ 6/18 11:32 フレアは少なくなっています。太陽風はやや高速になっています。
2014/ 6/19 13:20 太陽風はやや高速です。太陽も静かになってきました。
2014/ 6/20 12:50 太陽でフィラメント噴出が発生しました。太陽風は平均的な速度に戻っています。
2014/ 6/21 14:19 太陽風は420km/秒で安定しています。Cクラスのフレアが数回起きています。
2014/ 6/22 14:11 太陽は比較的穏やかです。太陽風は平均的な速度で、磁気圏も静穏です。
2014/ 6/23 11:56 太陽風は低速状態に変わっています。太陽も穏やかです。


◆◆◆


太陽の活動が急速に穏やかになっています。

2014年6月22日日曜日

2000年~2010年の日本の人口ピラミッド



国連の公開データから、日本の2000年、2005年、2010年の人口ピラミッドを作ってみました。




男性・・・WPP2012_POP_F07_2_POPULATION_BY_AGE_MALE
女性・・・WPP2012_POP_F07_3_POPULATION_BY_AGE_FEMALE


2014/4 米国債・海外保有残高 +0.2% 前月比 ▼

米財務省から、2014年4月末時点での海外保有分の米国債残高が発表され、5兆9609億ドルとなりました。前月比で、0.2%の増加でした。
前年同月比では、4.4%の増加です。


順位の変動は、有りませんでした。


上のグラフは、上位10か国の国別の米国債保有額を表しています。
紺色が直近、赤色が前月、緑色が前年同月の値を示しています。




◆◆◆


中国の保有額が減少傾向にありますが、ベルギーなど他国に紛れてカウントされている可能性が高いために、このデータだけでは、正確な保有動向が見え難くなっています。

2014/5 首都圏マンション平米単価 72.2万円 △

民間の不動産経済研究所から、2014年5月の首都圏マンション平米単価が発表され、前月比1.9万円増えて、1平米当たり72.2万円となりました。
前年同月比では、4.2%の増加です。


首都圏マンション平米単価の12ヶ月移動平均は、前月より0.2万円増の1平米当たり70.6万円となりました。
4か月連続の上昇です。




上のグラフは、2005年12月からの首都圏マンション平米単価の12カ月移動平均の推移です。


見易さのために、縦軸の初期値を50万円に設定しています。

2014年6月21日土曜日

2014/6 世界の小麦需給 在庫率 27.0% △

米農務省が発表した世界の小麦需給報告(2014年6月報告)によると、2014/15年度の期末在庫率は、27.0%となりました。




上のグラフは、1960年からの世界の小麦の期末在庫率の推移です。


供給量:701.62(-1.7%)
消費量:699.06(-0.6%)
需給バランス:△2.56
期末在庫量:188.61(+1.4%)
期末在庫率:27.0%(+0.5ポイント)


単位:百万トン
需給バランス:△供給超過、▲供給不足
出典:米国農務省
括弧内は対前年度比


【需給】
生産量は、EU で春以降の降雨により単収上昇が見込まれ増加、インド、中国等でも増加するものの、米国大平原南部で乾燥の影響等により減少、カナダ、ウクライナで収穫面積の減少と単収の低下により減少となること等から、世界全体では前年度を下回る見込み。また、消費量もEU 等で増加するものの、世界全体では史上最高を記録した前年度をわずかに下回る見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。


【価格】
カナダの史上最高の生産量見込み、豪州の生産量の上方修正等による世界的に豊富な供給量見込みや米国産の低調な輸出需要等から2014年1月には5ドル/bu台に値を下げた。


2014年2月以降、米国大平原南部の寒波による凍害や乾燥型の天候による冬小麦の作柄悪化懸念、ウクライナ情勢悪化による同国の供給減少懸念から7ドル/bu台前半まで値を上げたものの、5月中旬以降、世界在庫が潤沢であることや米国大平原南部での降雨による作柄改善期待の高まりから、現在は6ドル/bu台前半まで下落。

2014/5 JR貨物 化学薬品輸送量 +6.5% 前年同月比 △

JR貨物が発表した、2014年5月の化学薬品のコンテナ輸送量は、前年同月比6.5%増の11.4万トンとなりました。


化学薬品のコンテナ輸送量の12ヶ月移動平均は、前月比580トン増の12.45万となり、8ヶ月連続の増加となりました。




上のグラフは、2004年7月からのJR貨物の化学薬品のコンテナ輸送量の推移です。
トレンドを明らかにするために、12ヶ月移動平均をプロットしています。
また、見易さのために、縦軸の初期値を10万トンに設定してあります。


◆◆◆


化学製品の荷動きは、住宅と同様に、景気循環の先行指標として有効であると言われています。
上のグラフのように、過去の二回の景気後退でも、景気後退入りの1年から1年半前に、化学薬品のコンテナ輸送量がピークアウトしています。

2014/5 首都圏マンション発売戸数 前年同月比 -13.4% △

民間の不動産経済研究所が発表した、2014年5月の首都圏マンション発売戸数は、前年同月比13.4%減の4,300戸となりました。


首都圏マンション発売戸数の12ヶ月移動平均は、前月比1.2%減の4,413戸となりました。
4ヶ月連続の減少です。




上のグラフは、2005年12月からの首都圏マンション発売戸数の推移です。
トレンドを分かりやすくするために、12カ月移動平均をプロットしています。

2014年6月20日金曜日

2014/5 街角景気 現状DI 45.1 △

内閣府が2014月5月の景気ウォッチャー調査(街角景気)を発表し、全体の現状判断DIが、前月よりも3.5ポイント上昇して、45.1ポイントとなりました。
2ヶ月ぶりの上昇です。
良いと悪いの分かれ目である50ポイントを、2ヶ月連続で下回りました。


また、住宅関連の現状判断DIは、前月よりも1.3ポイント低下して、43.4ポイントとなりました。
3ヶ月連続の低下です。
良いと悪いの分かれ目である50ポイントを、2ヶ月連続で下回りました。


全体の現状判断DIの12ヶ月移動平均は、前月よりも0.88ポイント低下して、51.88ポイントとなりました。
住宅関連の現状判断DIの12ヶ月移動平均は、前月よりも1.42ポイント低下して、51.70ポイントとなりました。




上のグラフは、2001年9月からの全体の現状判断DI(深緑色)と住宅関連の現状判断DI(赤色)の12ヶ月移動平均の推移です。


◆◆◆


景気ウォッチャー調査の現状判断DIは、景気後退の終了を早期に知るための良い指標と言えます。

2014/5 首都圏マンション契約率 78.9% △


民間の不動産経済研究所から、2014年5月の首都圏マンション契約率が発表され、前月から4.2ポイント増の、78.9%となりました。
3ヶ月ぶりの上昇です。
また、好不調の分かれ目とされる70%を、16カ月連続で上回りました。


首都圏マンション契約率の12ヶ月移動平均も、前月より0.07ポイント増の79.68ポイントとなりました。こちらも、3ヶ月ぶりの上昇です。




上の最初のグラフは、1994年12月からの首都圏マンション契約率(12ヶ月移動平均)の推移です。


上の二番目のグラフは、2004年1月からの首都圏マンション契約率(12ヶ月移動平均)の推移です。


どちらのグラフも、見易さのために、縦軸の初期値を50%に設定しています。


◆◆◆


首都圏のマンション需給は、タイトな状況が続いています。

2014/6/2週 米・失業保険申請 31.2万件 ▼

米・労働省から2014年6月第2週の米国の新規失業保険申請件数が発表され、前週改定値から0.6万件減って、31.2万件となりました。


新規申請件数の4週移動平均は、前週から3750件減って、31万1750件となりました。


上のグラフは、1971年からの米国の失業保険週間申請件数(四週移動平均)の推移です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Weekly Initial Unemployment Claims decrease to 312,000

2014年6月19日木曜日

2014/1Q 民間住宅投資のGDP比(改定値) 2.9% =>

内閣府が発表した日本の2014年1QのGDP(改定値)によると、民間住宅投資の実質GDPに占める割合は、速報値と変わらず、2.9%となりました。




上のグラフは、1994年1Qからの日本の民間住宅投資の実質GDP(季節調整済み)に占める比率の推移です。

2014/5 米CPI 総合指数(季節調整前) +2.13% 前年同月比 △


米労働省が発表した2014年5月の米消費者物価指数(CPI)統計によると、季節調整前の総合指数の前年同月比は、前月より0.17ポイント増の2.13%増となりました。


直近の景気循環の底である2009年6月からの前年同月比の平均は、前月と変わらず、1.77%となりました。




上の最初のグラフは、2004年1月からの季節調整前のCPI総合指数の推移です。
見易さのために、縦軸の初期値を170に設定しています。


上の二番目のグラフは、2004年1月からの季節調整前のCPI総合指数の前年同月比の推移です。

2014/5 米・建築請求指数 52.6 △

米国建築家協会(AIA)から、2014年5月の米国の非住宅建設ABI指数(建築請求指数)が
発表され、前月から3.0ポイント増の52.6ポイントとなりました。


強気と弱気の分かれ目である50ポイントを、3ヶ月ぶりに上回りました。


上のグラフは、1996年からのABI指数(建築請求指数)の推移です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
AIA: Architecture Billings Index increased in May


ABI指数(建築請求指数)は、非住宅部門(ホテル、オフィスビル、学校、病院など)の建築活動の先行指標です。


商業用ビルのデザインなどの請求増減を調査したもので、商業用不動産の9~12カ月後の建築活動を示す先行指標とされています。


◆◆◆


ABI指数は、強気と弱気の分かれ目である50ポイントを挟んで上下する状況となっています。

2014年6月18日水曜日

2014/5 LA港・取扱量 +8.21% 前年同月比 ▼

2014年5月の米・ロサンジェルス港のコンテナ取扱量(季節調整前)は、68.9万TEUsとなり、前年同月比で、8.21%の増加となりました。
PORT OF LA


また、同月の米・ロングビーチ港のコンテナ取扱量(季節調整前)は、59.9万TEUsとなり、こちらも、前年同月比で、2.7%の増加になりました。
PORT OF LONG BEACH


上のグラフは、ロサンジェルス地区(ロサンジェルス港とロングビーチ港)に入出庫するコンテナ数の12ヶ月移動平均の1996年からの推移です。
青い線が入庫数、赤い線が出庫数です。


拡大図は、以下のリンクを開いて、最初のグラフをクリックしてください。
LA area Port Traffic: Imports increasing


入庫量・出庫量ともに上昇トレンドに入っていますが、特に、米国の消費の回復により、入庫量の伸びが大きくなっています。

2014/5 米CPI 総合指数(季節調整済み) +0.4% 前月比 △

米・労働省が2014年5月の米消費者物価指数(CPI)統計を発表し、総合指数(季節調整済み)は、前月比0.4%増となりました。


また、食品とエネルギーを除くコア指数も、前月比0.3%上昇しました。




上のグラフは、1990年からの各CPI指数の前年比の推移です。
赤色がコアCPI指数、緑色がコアPCE指数、黄色がクリーブランド連銀が算出しているCPI-Median(中間値)、青色が同じくクリーブランド連銀のTrimmed-Mean CPI (刈り込み平均 CPI) です。


拡大図は、以下のリンクを開いてグラフをクリックしてください。
Key Inflation Measures Show Increase, Year-over-year still mostly below the Fed Target in May


【各CPI指数の前年比】
CPI-Median : +2.3% △
Trimmed-mean CPI : +1.9% △
Core CPI : +2.0% △
Core PCE : +1.4% △


◆◆◆


この数か月、インフレ傾向が鮮明となっていますが、前年比では、米国の主なインフレ指標は、FRBの目標である2%の範囲内にあります。