国連の公開データから、中国の1960年、1965年、1970年、1975年の人口ピラミッドを作りました。
注)上のグラフの中で、最初のグラフ(1960年分)は、既出です。
男性・・・WPP2012_POP_F07_2_POPULATION_BY_AGE_MALE
女性・・・WPP2012_POP_F07_3_POPULATION_BY_AGE_FEMALE
女性・・・WPP2012_POP_F07_3_POPULATION_BY_AGE_FEMALE
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1960年のグラフで、最大の人口のクラスであった0歳~4歳が、5年後の1965年には、最大のクラスでは無くなっており(5歳~9歳)、特に、この世代で短期間で大規模な人口減少(7~8%減)が発生しています。
歴史的に見ると、毛沢東の大躍進政策の失敗により、中国では、餓死者が急増した時期と重なっており、特に乳幼児に深刻な影響があったことが、分かります。
また、1979年に始まった中国の一人っ子政策の実施よりも前に、1975年には、既に、若年人口のピークアウトが見られるのも、興味深い点です。
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