国連の公開データから、中国の1980年、1985年、1990年、1995年の人口ピラミッドを作りました。
男性・・・WPP2012_POP_F07_2_POPULATION_BY_AGE_MALE
女性・・・WPP2012_POP_F07_3_POPULATION_BY_AGE_FEMALE
女性・・・WPP2012_POP_F07_3_POPULATION_BY_AGE_FEMALE
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1979年に始まった中国の一人っ子政策の影響で、1980年における0歳~4歳のクラスは、一つ上の世代と比べて、大きく人口を減らしています。
しかし、僅か5年後の1985年には、0歳~4歳のクラスが再び人口増加に転じています。これは、戦後(中国の場合、朝鮮戦争・中印戦争の終了後)のベビーブームに生まれた世代が結婚・出産適齢期に入り、そのジュニア世代が誕生し始めたからだと考えられます。
1990年には、さらに、ジュニア世代の誕生が増えて、0歳~4歳が全世代で最大の人口クラスとなりました。
1995年の人口ピラミッドを見ると、既に、ジュニア世代の誕生がピークアウトしていることが分かります。
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