日本銀行が発表した資金循環表によると、2015年2Q末の日本の公的債務(注)の残高は、前期比0.2%減の、1188兆4541億円となりました。
前年同期比では、3.5%の増加です。
前年同期比では、3.5%の増加です。
注)
日本の公的債務=(国庫短期証券+国債・財融債+政府機関債+地方債)の各残高合計
日本の公的債務=(国庫短期証券+国債・財融債+政府機関債+地方債)の各残高合計
上のグラフは、1997年4Qからの日本の公的債務の種類別推移です。
2015年2Q末時点における米連邦政府債務残高の名目GDPに対する比率は、前期末比1.52ポイント低下して、101.33%となりました。
2期連続の低下です。
また、前年同期比では、0.77ポイントの低下となりました。
上のグラフは、1966年1Qからの米国の政府債務残高の名目GDPに対する比率の推移です。
GFDEGDQ188S |
2015年9月第4週の日本の大型倒産(負債200億円以上)は、有りませんでした。
21週連続で大型倒産が発生しませんでした。
負債200億円未満の中小規模の倒産も、有りませんでした。
TDB
◆◆◆
連休中ということもあって、倒産数が非常に少なくなっています。
|
2015年9月第4週の黒点情報・・・黒点数は、130台まで増加。
2015/ 9/22 13:20 太陽風は600km/秒の高速風になっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2015/ 9/23 12:30 太陽風の速度は下がり始めています。カナダ・ホワイトホースのオーロラをどうぞ。 2015/ 9/24 14:06 太陽風はやや高まった状態が続いています。太陽でCクラスのフレアが増えています。 2015/ 9/25 14:31 高速の太陽風が続いています。磁気圏は穏やかです。 2015/ 9/26 11:12 太陽風はやや高速です。カナダ・ドーソンシティのオーロラをどうぞ。 2015/ 9/27 10:11 太陽風は平均的な状態に戻りました。しばらく穏やかに推移しそうです。 |
FRBが発表した資金循環表によると、2015年2Q末時点の米国の家計・連邦政府債務負担余裕率は、前期比0.1ポイント増の、67.3%となりました。
上のグラフは、1966年1Qからの米国の家計・政府債務負担余裕率の推移です。
見易さのために、縦軸の初期値を50%に設定してあります。
注)
・家計・政府債務負担余裕率とは、米国の家計及び非利益団体の正味金融資産が、その時点の全政府債務残高に対して、あと、どの程度をさらに負担が可能かを計算したものです。
・例えば、余裕率が100%であれば、その時点の全政府債務をもう1回分、負担する余裕が家計にあることになります。
・また、ここで計算している政府債務は、連邦政府の債務のみで、州レベル以下の地方政府債務は、含まれていません。
・日本の家計の金融資産は、預貯金が大半を占めるのに対して、米国の家計では、株式の割合が高いため、政府債務の負担に関して、質的な相違があります。
A:家計・総金融資産・・・Total Financial Assets - Assets - Balance Sheet of Households and Nonprofit Organizations (TFAABSHNO)
B:家計・総負債・・・Total Liabilities - Balance Sheet of Households and Nonprofit Organizations (TLBSHNO)
C:家計・正味金融資産 = A - B
D:米国の全連邦債務 Federal Debt: Total Public Debt (GFDEBTN)
E:家計・政府債務負担余裕率
E=(C - D)÷D ×100%
注)
・ 家計・正味金融資産は、預金や株式、債券などの金融資産から、住宅ローン、消費者ローン、ショッピングローンなどの負債を控除した残高です。 ・家計・正味金融資産には、住宅価格は含まれていません。 ・総負債には住宅ローンが含まれています。 |
2015年8月の米国の住宅販売レシオは、9.6となりました。
中古住宅販売(年率)A:531万戸 新築住宅販売(年率)B:55.2万戸 住宅販売レシオ(=A/B):9.6
上のグラフは、1994年からの新築住宅販売と中古住宅販売を重ね合わせたもので、住宅バブル崩壊でギャップ(=住宅販売レシオ)が拡大していることを示しています。
拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Comments on August New Home Sales
平常時の住宅販売レシオは、6ポイント程度ですので、現在は、平常時の約1.6倍のギャップが存在していることになります。
これは、米国の住宅バブルの崩壊で、過剰な中古住宅在庫が発生し、その結果、割安となった中古住宅の販売が、新築住宅よりも優勢となったためです。
今後は、主に、新築住宅販売の増加によって、ギャップが解消に向かい、その間は、住宅投資の波及効果によって、米国経済が堅調に推移するものと考えられます。
|
2015年8月末時点で計算した2015年のエネルギー価格指数(実質)は、197.56となりました。
前月から、4.36ポイントの低下です。
上の最初のグラフは、1901年からのエネルギー価格指数(実質)の推移です。
二番目のグラフは、1971年からのエネルギー価格指数(実質)の推移です。
【エネルギー価格指数(実質)の構成比】
・WTI・・・95% ・米国内天然ガス価格・・・5%
【データ源泉】
1901年~2012年 EIA Crude Oil EIA Natural Gas...Well head price 2013年~2015年 IMF Primary Commodity Prices |
2015年9月第3週の日本の大型倒産(負債200億円以上)は、有りませんでした。
20週連続で大型倒産が発生しませんでした。
負債200億円未満の中小規模の倒産は、5件でした。
TDB
中小規模の倒産の中で最大の負債額は、ヴィンテージリゾート株式会社の113億円でした。
|