2015年9月30日水曜日

2015/2Q 日本の公的債務 -0.2% 前期比 ▼

日本銀行が発表した資金循環表によると、2015年2Q末の日本の公的債務(注)の残高は、前期比0.2%減の、1188兆4541億円となりました。
前年同期比では、3.5%の増加です。

注)
日本の公的債務=(国庫短期証券+国債・財融債+政府機関債+地方債)の各残高合計


上のグラフは、1997年4Qからの日本の公的債務の種類別推移です。

2015/9/28 米国債イールドカーブ 2.22 =>

2015年9月28日時点における米国債イールドカーブの90日移動平均は、2.22%となりました。
前回の測定時点(2015年9月1日)と変わりませんでした。

注)
米国債イールドカーブ = 10年米国債利回り - 3ヶ月米国債利回り


上のチャートは、2005年1月3日からの米国債イールドカーブの90日移動平均の推移です。

2015/7 米・住宅価格指数 +0.6% 20都市 前月比 △


米S&P社から、2015年7月の米国の住宅価格指数(ケースシラー指数、20都市圏)が発表され、季節調整後で前月比0.6%の上昇となりました。

季節調整済みの対前年比では、20都市圏は、5.0%増、全国指数は、4.5%増となっています。


上の最初のグラフは、1987年からのケースシラー指数(名目、季節調整後)の推移です。
青い線が、10都市の指数で、赤い線が、20都市の指数、黄色い線が、全国市場指数です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Case-Shiller: National House Price Index increased 4.7% year-over-year in July

上の二番目のグラフは、ケースシラー指数(名目、季節調整後)の対前年比の推移です。

2015年9月29日火曜日

2015/2Q 米・政府債務残高 GDP比 101.33% ▼



2015年2Q末時点における米連邦政府債務残高の名目GDPに対する比率は、前期末比1.52ポイント低下して、101.33%となりました。
2期連続の低下です。

また、前年同期比では、0.77ポイントの低下となりました。

上のグラフは、1966年1Qからの米国の政府債務残高の名目GDPに対する比率の推移です。
GFDEGDQ188S

2015/9/18 米・非金融レバレッジ量リスク指数 -0.64 △

米シカゴ連銀より、2015年9月18日付の非金融レバレッジ量指数(NFCI)が発表され、同リスク指数は、4週間前から0.07ポイント上昇して、-0.64ポイントとなりました。

上のチャートは、2005年1月7日からの非金融レバレッジ量リスク指数の推移です。


シカゴ連銀の非金融レバレッジ量は、金融システムのストレスを測定するために用いられ、金融危機の先行指標として有効であると言われています。

同指数は、プラス方向が金融に対して、ストレスがかかっている状態で、マイナス方向は、ストレスが緩和的になっている状態を示しています。

2015/8 米・個人消費支出 +0.4% 前月比 △

米・商務省から、2015年8月の米国の個人消費支出が発表され、前月比0.4%増となりました。


【個別指標】

個人所得 +0.3%(前月比) ▼
個人消費支出 +0.4%(前月比) △
PCE価格指数 +0.3%(前年比) =>
コアPCE価格指数 +1.3%(前年比) △

2015年9月28日月曜日

2015/8 米・マネタリーベース 前月比 +0.3% ▼


FRBが発表した2015年8月の米国のマネタリーベースは、前月比0.3%の増加となりました。
2ヶ月連続の増加です。
また、前年同月比では、2.3%の減少となりました。

上の最初のグラフは、2005年1月からの米国のマネタリーベースの推移です。
二番目のグラフは、同じ期間でのマネタリーベースの前年同月比の推移です。


注)マネタリーベースとは、現金通貨と民間金融機関が保有する中央銀行預け金の合計のことです。
  なお、グラフの値は、セントルイス連銀による補正後の値であり、報道発表の値とは異なります。

2015/9/4週 日本の倒産 大型 0 中小規模 0

2015年9月第4週の日本の大型倒産(負債200億円以上)は、有りませんでした。
21週連続で大型倒産が発生しませんでした。

負債200億円未満の中小規模の倒産も、有りませんでした。
TDB

◆◆◆

連休中ということもあって、倒産数が非常に少なくなっています。

2015/9/4週 黒点数 68=>138 Max:145 Min:68

2015年9月第4週の黒点情報・・・黒点数は、130台まで増加。



2015/ 9/22 13:20 太陽風は600km/秒の高速風になっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2015/ 9/23 12:30 太陽風の速度は下がり始めています。カナダ・ホワイトホースのオーロラをどうぞ。
2015/ 9/24 14:06 太陽風はやや高まった状態が続いています。太陽でCクラスのフレアが増えています。
2015/ 9/25 14:31 高速の太陽風が続いています。磁気圏は穏やかです。
2015/ 9/26 11:12 太陽風はやや高速です。カナダ・ドーソンシティのオーロラをどうぞ。
2015/ 9/27 10:11 太陽風は平均的な状態に戻りました。しばらく穏やかに推移しそうです。

2015年9月27日日曜日

2015/8 米・M2 前月比 +0.7% △

FRBが発表した2015年8月の米国の季節調整後マネーサプライ(M2)は、前月比0.7%増となりました。
前年同月比では、6.1%の増加です。

上のグラフは、2005年1月からの、米国の季節調整後マネーサプライ(M2)の前年同月比の推移です。
M2SL

2015/7 米・自動車走行マイル数 +4.2% 前年同月比 △



米・運輸省が発表した、2015年7月の自動車走行マイル数は、過去最大の2,837億マイルとなりました。
前年同月比で、4.2%の増加です。
前年同月比では、16ヶ月連続の増加です。

DOT Traffic Volume Trends Historical cvmt
【データ取得方法】
1.上記サイトから最新月のエクセルシートをダウンロード
2.SAVMTタグのセルを開く
3.VMT列のデータを取得

上の最初のグラフは、1970年12月からの米・自動車走行マイル数の推移です。
トレンドを明らかにするために、12ヶ月移動平均をプロットしています。

上の二番目のグラフは、2005年1月からの米・自動車走行マイル数の推移です。
やはり、トレンドを明らかにするために、12ヶ月移動平均をプロットしています。

上の三番目のグラフは、1971年12月からの米・自動車走行マイル数の前年同月比の12ヶ月移動平均です。

◆◆◆

米国の景気回復とガソリン価格の下落で、自動車の利用が増えています。

2015年9月26日土曜日

投資観 第7回 2000年の日本の景気後退と逆イールドとの関係

前回は、2001年の米国の景気後退と住宅統計、ISM製造業業況指数との関係について述べました。

今回は、2000年の日本の景気後退と、米国債のイールドカーブ(逆イールド)との関係について述べます。

以下のグラフは、1998年1月から2003年12月までの日経平均株価の月次終値の推移です。


青い長方形が日本の景気後退期間を表し、黄色い長方形が米国の景気後退期間を表しています。

左端の1998年1月から1999年1月までの日本の景気後退は、金融危機ならびにアジア危機に伴って発生したもので、米国とは連動しない日本の個別要因による景気後退です。

その後、日本はITバブルによる株高が発生し、2000年3月の2万337円が日経平均の最高値となりました。同時期には、米国でも連動して、ドットコムバブルによる株高が発生していました。

しかし、2000年7月7日に米国債イールドカーブの逆イールド(90日移動平均)が発生し、その、5ヶ月後の2000年12月に、日本が景気後退に入り、さらに、その、4か月後に、米国が景気後退に入りました。

従って、この時期も、米国債の逆イールドが日本の景気後退の先行指標として機能していたわけです。

景気後退の終了は、米国が、2001年11月で、その2か月後の、2002年1月に、日本が景気後退を終わらせています。

ここで、米国債のイールドカーブを利用した日本株の投資パフォーマンスを、逆イールドを検知した2000年7月に、日経平均を売却した場合(1万5724円)の機会損失と損失回避の差として、以下のように算出してみます。

機会損失・・・景気後退入り前の最高値である2000年3月の2万337円で、売却しなかったことによる利益機会の損失割合。

  (20337 - 15724) ÷ 15724 × 100% = 29.3

損失回避・・・景気後退期間中の最低値である2001年9月の9774円まで保有しなかったことによる損失の回避の割合。

  (9774 -  15724) ÷ 15724 × 100% × (-1) = 37.8

投資パフォーマンス = 損失回避 - 機会損失 = 8.5

この時期には、日本の方が、米国よりも早く、景気後退に入ったために、日経平均の投資パフォーマンス(8.5)は、米国株のS&P500指数の投資パフォーマンス(21.2)を下回っています。しかし、ITバブル後の株安を早い段階で回避したという意味では、比較的に良い投資パフォーマンスだったと言えます。

次回は、さらに、時代を遡って、1990年の米国の景気後退におけるイールドカーブと米国株の関係について述べたいと思います。

2015/2Q 米国の家計・政府債務負担余裕率 67.3% △



FRBが発表した資金循環表によると、2015年2Q末時点の米国の家計・連邦政府債務負担余裕率は、前期比0.1ポイント増の、67.3%となりました。

上のグラフは、1966年1Qからの米国の家計・政府債務負担余裕率の推移です。
見易さのために、縦軸の初期値を50%に設定してあります。

注)
・家計・政府債務負担余裕率とは、米国の家計及び非利益団体の正味金融資産が、その時点の全政府債務残高に対して、あと、どの程度をさらに負担が可能かを計算したものです。

・例えば、余裕率が100%であれば、その時点の全政府債務をもう1回分、負担する余裕が家計にあることになります。

・また、ここで計算している政府債務は、連邦政府の債務のみで、州レベル以下の地方政府債務は、含まれていません。

・日本の家計の金融資産は、預貯金が大半を占めるのに対して、米国の家計では、株式の割合が高いため、政府債務の負担に関して、質的な相違があります。

A:家計・総金融資産・・・Total Financial Assets - Assets - Balance Sheet of Households and Nonprofit Organizations (TFAABSHNO)

B:家計・総負債・・・Total Liabilities - Balance Sheet of Households and Nonprofit Organizations (TLBSHNO)

C:家計・正味金融資産 = A - B

D:米国の全連邦債務 Federal Debt: Total Public Debt (GFDEBTN)

E:家計・政府債務負担余裕率

E=(C - D)÷D ×100%

注)
・ 家計・正味金融資産は、預金や株式、債券などの金融資産から、住宅ローン、消費者ローン、ショッピングローンなどの負債を控除した残高です。
・家計・正味金融資産には、住宅価格は含まれていません。
・総負債には住宅ローンが含まれています。

2015/9 FRB総資産 対GNP比 25.0% =>


2015年9月24日の週におけるFRBの総資産は、4兆5399億ドルとなり、GNPとの比率で、25.0%となりました。
前月と変わりませんでした。

上の最初のグラフは、1929年からの、米国のGNPに対するFRB総資産の比率の推移です。

上の二番目のグラフは、2005年からの、米国のGNPに対するFRB総資産の比率の推移です。
注)
直近年のGNPは、直近の四半期の名目GDPの前年同期比の平均値を前年のGNPに乗じ、さらに、経過月数を按分比例して求めています。

【FRB総資産】
1914年~2001年・・・Annual Report of the Board of Governors of the Federal Reserve System
2002年~前年・・・WALCL
直近・・・FRB Current Release

【米国の名目GNP、季節調整前】
GNPA

【米国の名目GDP、季節調整前】
GDP

【手順】
1.直近のFRB総資産の書き換え。
2.WALCLのダウンロード。過去のFRB総資産の書き換え。
3.GNPAのダウンロード。過去のGNPの変更を確認。
4.GDPのダウンロード。直近のGNPの算出と書き換え。

2015/8 金属価格指数(実質) 58.06 ▼


2015年8月末時点で計算した2015年の金属価格指数(実質)は、58.06となりました。
前月より0.83ポイントの減少です。

上の最初のグラフは、1866年からの金属価格指数(実質)の推移です。

上の二番目のグラフは、1971年からの金属価格指数(実質)の推移です。

【金属価格指数(実質)】

・1850年を100とする。
・金、銀、プラチナ、銅、アルミニウム、鉛、亜鉛の価格から、物価変動分を除去し、実質価格を求めて、指数化したもの。
・構成比は、金(16%)、銀(10%)、プラチナ(10%)、銅(22%)、アルミニウム(22%)、鉛(10%)、亜鉛(10%)とする。

2015年9月25日金曜日

2015/8 米・住宅販売レシオ 9.6 ▼



2015年8月の米国の住宅販売レシオは、9.6となりました。
 
中古住宅販売(年率)A:531万戸
新築住宅販売(年率)B:55.2万戸
住宅販売レシオ(=A/B):9.6

上のグラフは、1994年からの新築住宅販売と中古住宅販売を重ね合わせたもので、住宅バブル崩壊でギャップ(=住宅販売レシオ)が拡大していることを示しています。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
Comments on August New Home Sales

平常時の住宅販売レシオは、6ポイント程度ですので、現在は、平常時の約1.6倍のギャップが存在していることになります。

これは、米国の住宅バブルの崩壊で、過剰な中古住宅在庫が発生し、その結果、割安となった中古住宅の販売が、新築住宅よりも優勢となったためです。

今後は、主に、新築住宅販売の増加によって、ギャップが解消に向かい、その間は、住宅投資の波及効果によって、米国経済が堅調に推移するものと考えられます。

2015/8 米・新築住宅販売 年率55.2万戸 △



米・商務省が発表した2015年8月の米国の新築住宅販売は、季節調整済みで前月比5.7%増の年率55.2万戸となりました。


上のグラフは、米国の新築住宅に関する以下の推移です。(1963年~)
・販売戸数
・供給月数(=在庫戸数÷販売戸数)
・在庫戸数・・・緑色:未着工、青色:建設中、赤色:完工

拡大図は、以下のリンクを開いて、各グラフをクリックしてください。
New Home Sales increased to 552,000 Annual Rate in August

2015/9/3週 米・失業保険申請 26.7万件 △

米・労働省から2015年9月第3週の米国の新規失業保険申請件数が発表され、前週から0.3万件増えて、26.7万件となりました。

新規申請件数の4週移動平均は、前週から750件減って、27万1750件となりました。


上のグラフは、2000年からの米国の失業保険週間申請件数(四週移動平均)の推移です。

2015年9月24日木曜日

2015/8 米・株式時価総額 対GNP比 148% ▼

2015年8月末の米国の上場株式時価総額の合計は、前月比7.1%減の、24兆9131億ドルとなりました。

上場株式時価総額の対GNP比は、前月比1ポイント低下して、148%となりました。

上のグラフは、1988年からの米国の上場株式時価総額の対GNP比の推移です。

注)
1.未確定の直近年のGNPは、GDP成長率(名目)の直近の4四半期移動平均を前年のGNPに乗じて求め、経過月数分を按分比例して、調整しています。
2.時価総額の対象企業は、ニューヨーク証券取引所とナスダック市場の上場企業のうち、外国企業を除く米国国内企業です。

【データ源泉】
1988年~2012年の時価総額・・・World Bank, Market capitalization of listed companies (current US$)
2013年以降の時価総額・・・World Federation Exchanges
GNP・・・GNPA
GDP・・・GDP

2015/8 エネルギー価格指数(実質) 197.56 ▼




2015年8月末時点で計算した2015年のエネルギー価格指数(実質)は、197.56となりました。
前月から、4.36ポイントの低下です。

上の最初のグラフは、1901年からのエネルギー価格指数(実質)の推移です。

二番目のグラフは、1971年からのエネルギー価格指数(実質)の推移です。

【エネルギー価格指数(実質)の構成比】
・WTI・・・95%
・米国内天然ガス価格・・・5%

【データ源泉】
1901年~2012年
EIA Crude Oil
EIA Natural Gas...Well head price
2013年~2015年
IMF Primary Commodity Prices

2015/8 米・建築請求指数 49.1 ▼

米国建築家協会(AIA)から、2015年8月の米国の非住宅建設ABI指数(建築請求指数)が発表され、前月から5.6ポイント減の49.1ポイントとなりました。

強気と弱気の分かれ目である50ポイントを、4ヶ月ぶりに下回りました。

上のグラフは、1996年からのABI指数(建築請求指数)の推移です。

拡大図は、以下のリンクを開いて、グラフをクリックしてください。
AIA: Architecture Billings Index indicated slight contraction in August

ABI指数(建築請求指数)は、非住宅部門(ホテル、オフィスビル、学校、病院など)の建築活動の先行指標です。

商業用ビルのデザインなどの請求増減を調査したもので、商業用不動産の9~12カ月後の建築活動を示す先行指標とされています。

2015年9月23日水曜日

2015/2Q 米国の家計・正味金融資産 +0.2% 前期比 ▼

FRBが発表した米国の資金循環表によると、2015年2Q末時点における、米国の家計が保有する金融資産の正味残高は、前期比、0.2%増の55兆4955億ドルとなりました。
2四半期連続の増加です。

前年同期比では、3.7%の増加です。

注)
家計・正味金融資産は、預金や株式、債券などの金融資産から、住宅ローン、消費者ローン、ショッピングローンなどの負債を控除した残高です。
家計・正味金融資産には、住宅価格は含まれていません。
総負債には住宅ローンが含まれています。

A:家計・総金融資産・・・Total Financial Assets - Assets - Balance Sheet of Households and Nonprofit Organizations (TFAABSHNO)

B:家計・総負債・・・Total Liabilities - Balance Sheet of Households and Nonprofit Organizations (TLBSHNO)

C:家計・正味金融資産 = A - B

上のグラフは、2005年1Qからの米国の家計・正味金融資産の推移です

2015/8 米・長期金利 2.17% ▼

2015年8月の米国の長期金利(※)は、前月より、0.15ポイント低下して、2.17%となりました。
2ヶ月連続の低下です。

米国の長期金利のトレンドを表す、12ヶ月移動平均は、前月より0.02ポイント低下して、2.19%となりました。
トレンドは、13ヶ月連続の低下です。

※10年物米国債流通利回りの月間平均値

上のグラフは、1871年1月からの米国の長期金利(10年物米国債利回り)の推移です。
トレンドを明らかにするために、12ヶ月移動平均をプロットしています。

2015/8 農産物価格指数(実質) 170.00 ▼


2015年8月末時点で計算した2015年の農産物価格指数(実質)は、170.00となりました。
前月から1.88ポイントの低下です。

上の最初のグラフは、1866年からの農産物価格指数(実質)の推移です。

上の二番目のグラフは、1971年からの農産物価格指数(実質)の推移です。

【農産物価格指数(実質)】
・1866年を100とする。
・トウモロコシ、大豆、小麦、綿花、砂糖、コーヒーの価格から、物価変動分を除去し、実質価格を求めて、指数化したもの。
・構成比は、トウモロコシ(22%)、大豆(22%)、小麦(22%)、綿花(22%)、砂糖(6%)、コーヒー(6%)とする。


【注意】
・直近データは、暦年平均。それ以前のデータは、穀物年度での平均。

2015年9月22日火曜日

2015/7 米国債・海外保有残高 -1.6% 前月比 ▼

米財務省から、2015年7月末時点での海外保有分の米国債残高が発表され、6兆766億ドルとなりました。前月比で、1.6%の減少でした。
前年同月比では、1.2%の増加でした。


上のグラフは、上位10か国の国別の米国債保有額を表しています。
紺色が直近、赤色が前月、緑色が前年同月の値を示しています。

【順位】
1.China, Mainland(1)
2.Japan(2)
3.Carib Bkg Ctrs 4/(3)
4.Oil Exporters 3/(4)
5.Brazil(5)
6.Switzerland(7)
7.Ireland(6)
8.United Kingdom 2/(8)
9.Luxembourg(10)
10.Hong Kong(圏外)

括弧内は前月順位

2015/8 商品価格指数(実質) 509.90 ▼


2015年8月末時点で計算した2015年の商品価格指数(実質)は、509.90となりました。
前月から、7.67ポイントの低下です。

上の最初のグラフは、1866年からの商品価格指数(実質)の推移です。

二番目のグラフは、1971年からの同指数の推移です。


【商品価格指数構成比】
・農産物価格指数・・・35%
・エネルギー価格指数・・・44%
・金属価格指数・・・21%

2015/8 米・中古住宅販売 年率531万戸 ▼



全米リアルター協会(NAR)から、2015年8月の米国の中古住宅販売と中古住宅在庫が発表され、中古住宅販売戸数は、前月より4.8%減少し、季節調整済みの年率換算で531万戸となりました。
中古住宅在庫は、前年同月比1.3%減の、229万戸となりました。


上の最初のグラフは、1999年からの米国の中古住宅販売戸数の推移です。
上の二番目のグラフは、2001年からの米国の中古住宅在庫戸数の推移です。
上の三番目のグラフは、2002年からの米国の中古住宅在庫戸数の前年同月比の推移です。

2015年9月21日月曜日

2015/9 世界の綿花需給 在庫率 93.7% △

米農務省(USDA)が発表した、2015年9月の世界の綿花需給報告によると、2015/16年度の期末在庫率は、93.7%となりました。
前月比2.0ポイントの上昇でした。

上のグラフは、1982/83年度からの世界の綿花需給における期末在庫率の推移です。
注)
点線は、全期間の期末在庫率の平均値(53.1%)です。

Production, Supply and Distribution Online=>cotton=>World Cotton Supply and Distribution =>DownLoad Files (1983年~直近)

2015/9/3週 日本の倒産 大型 0 中小規模 5

2015年9月第3週の日本の大型倒産(負債200億円以上)は、有りませんでした。
20週連続で大型倒産が発生しませんでした。

負債200億円未満の中小規模の倒産は、5件でした。
TDB

中小規模の倒産の中で最大の負債額は、ヴィンテージリゾート株式会社の113億円でした。

2015/9/3週 黒点数 52=>74 Max:74 Min:52

2015年9月第3週の黒点情報・・・黒点数は、70台と変わらず。フレア活動が活発化。



2015/ 9/16 12:31 500km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏の活動も高まっています。
2015/ 9/17 12:11 2415黒点群の活動が高まっています。太陽風はやや高速の状態が続いています。
2015/ 9/18 12:08 2415黒点群でM1.1のフレアが発生しました。フィンランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 9/19 09:55 2415黒点群の活動は弱まっています。太陽風は平均的な状態です。
2015/ 9/20 09:09 太陽風は平均的な状態です。太陽も穏やかです。
2015/ 9/21 11:11 Mクラスのフレアが2回発生しています。高速太陽風が到来しています。フィンランドのオーロラをどうぞ。

2015年9月20日日曜日

2015/2Q 日本の実質GDP(改定値) -1.2% 年率換算 △

内閣府が発表した日本の2015年2QのGDP(改定値)は、物価変動の影響を除いた実質で、前期比0.3%減、年率換算で、1.2%減となりました。


上のグラフは、1994年1Qからの日本の実質GDP(季節調整済み、実額)の推移です。
見易さのために、縦軸の初期値を、40兆円に設定してあります。

2015/8 首都圏マンション平米単価 82.4万円 ▼

民間の不動産経済研究所から、2015年8月の首都圏マンション平米単価が発表され、前月比2.6万円減の、1平米当たり82.4万円となりました。
前年同月比では、6.3%の増加です。

首都圏マンション平米単価のトレンドを表す12ヶ月移動平均は、前月比0.4万円増の、1平米当たり74.0万円となりました。
3か月連続の上昇です。


上のグラフは、2005年12月からの首都圏マンション平米単価の12カ月移動平均の推移です。

見易さのために、縦軸の初期値を50万円に設定しています。