Calculated Risk : Next week I’ll update my outlook for housing starts, home sales, house prices and more based on the policy changes.
Econbrowser : So, one thing to look at is Q1 consumption composition, as well as the level. A continued downward movement in “personal care and clothing services” might well signal an imminent downturn.
クルーグマンはこう予測した――パンデミック後のインフレは供給側の一時的混乱に起因してる部分が大半で,財政政策・金融政策による部分はそんなに大きくない.ところが,インフレはなかなか収まらなかった.
オリヴィエ・ブランシャールが,今回は単純なケインジアン乗数効果とフィリップス曲線を用いて,バイデンのコロナウイルス救援法から大きなインフレ効果が生じると予測した.
大不況の時期にクルーグマンがたえず頼っていたタイプの標準的な古典的ケインジアン・モデルが,やっぱり有効だったんだ.
溜池通信 : 日本経済の外患(関税)と内憂(人手不足)
http://tameike.net/pdfs8/tame809.PDF
溜池通信 : 日本経済が「トランプ関税」から身を守る方法はそれほど難しいことではない。要は「目立たないこと」である。今はカナダと EU がいじめられっ子になっていて、メキシコは要領よく体を交わしている。
溜池通信 : おそらく「鉄鋼アルミ」も「自動車」も、日本は他国と同様に課税されるだろう。「日本だけが例外」となることは考えにくい。ただし勝負はそれからで、「これでは経済の現場が持ちません」という話が、かならず米国側から出てくるはずだ。
溜池通信 : そこから地道に例外措置を獲得していけばいい。通商問題はくれぐれも「感情」に走ることなく、しっかりと「勘定」を立てたいものである。
河野龍太郎 : 2013 年の異次元緩和の際に、日銀が 2%インフレ達成の短期決戦に踏み切ったのは、「団塊世代の退職で人手不足が始まり、賃金が上昇する」と見込んだから。 しかし実際には高齢者と女性の労働参加率が上昇し、2010 年代は一貫して労働供給が増えた。その結果、賃金上昇は抑え込まれた。
河野龍太郎 : 団塊世代が全て後期高齢者となった現在、「ルイスの第 2 の転換点」が訪れている(=新たな労働力のプールが枯渇し、需給逼迫から実質賃金の上昇が始まる臨界点)。つまり黒田総裁の異次元緩和がなくても、その後の就業者数の大幅増加は必然であった。
河野龍太郎 : むしろ異次元緩和を10年も続けたことにより、超円安となって、実質賃金の低下を招いたのではないか。
溜池通信 : 例えば現在、北海道ではラピダスの建設が急ピッチで進み、新千歳空港近くには巨大な建造物が姿を現しつつある。ところがその一方で、北海道新幹線の札幌延伸は実に 8年遅れて2038年になるという。日本経済に足りないのはカネではなく、人手なのである。
溜池通信 : まともな経済政策論議が急務だと思うのだが、昨今は「103 万円の壁」のような「パイの分け方」に関するものばかりが世間の関心を集めている。「パイを大きくする」ような話は見当たらない。
大型プロジェクトには、カザフスタンのテンギス油田やブラジル沖のバカリャウ油田、サウジのベリ油田やマルジャン油田の拡張が含まれる。今年と来年の見通しには遅延や変更もあり得る。
これに加え、ガイアナやブラジルなどで新たな生産が始まることから、米エネルギー情報局(EIA)や国際エネルギー機関(IEA)は25年の供給超過を予想。さらにトランプ米大統領の通商政策が、世界のエネルギー需要減少に対する懸念をあおっている。
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