一年間の物価上昇の影響を加味した実質ベースの個人金融資産の伸びは前年比0.2%減と2四半期連続で前年の水準を割り込んでいる。
定期性預金(定期預金など)は小幅ながら純流入(0.2兆円)となった。純流入となるのは2015年10-12月期以降9年ぶりのこととなる。
日銀は昨年7月末に公表した計画に基づいて、国債買入れの減額を続けていくとみられる。日銀の国債保有高が減少を続けていくなかで、他のどの投資家がどれだけ肩代わりをしていくのかが引き続き注目される。
ノア・スミス : 首尾一貫した政治経済的な世界観は,創り出した当人たちの手の中にあるときは強力なツールだけれど,他の人たちが応用しだすとすぐさま柔軟性をなくしてイデオロギーの拘束衣に変わってしまう.そして,どんなイデオロギーも,最終的にはいきすぎてしまう.
吉崎達彦 : アメリカという国は、定期的に反知性主義が支配的になる歴史を繰り返してきた。たぶんこの後しばらくは、そういう時期が続くのであろう。ワシントンのシンクタンクにとっては、受難の季節が続くことになる。
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