内閣府が発表した2013月6月の景気ウォッチャー調査(街角景気)は、現状判断DIが、前月よりも2.7ポイント低下して、53.0ポイントとなりました。
3ヶ月連続の低下です。
3ヶ月連続の低下です。
良いと悪いの分かれ目である50ポイントは、5ヶ月連続で上回りました。
先行き判断DIは、前月よりも2.6ポイント低下して、53.6ポイントとなりました。
2ヶ月連続の低下です。
良いと悪いの分かれ目である50は、7ヶ月連続して上回りました。
2ヶ月連続の低下です。
良いと悪いの分かれ目である50は、7ヶ月連続して上回りました。
【景気ウォッチャー調査結果】
現状判断DI: 53.0(-2.7)
先行き判断DI: 53.6(-2.6)
現状判断DI: 53.0(-2.7)
先行き判断DI: 53.6(-2.6)
括弧内は、前月比。
上のグラフは、2000年12月からの現状判断DIの推移です。
ノイズを減らすために、12ヶ月移動平均をプロットしています。
ノイズを減らすために、12ヶ月移動平均をプロットしています。
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ITバブル崩壊時ならびにリーマンショック時の景気後退では、どちらも、現状判断DIが大きく落ち込んでいました。このように、米国発の不況では、実需の減少を補えないため、日本で景況感の落ち込みが激しくなる傾向があります。
一方、直近の景気後退では、現状判断DIの低下は僅かでした。これは、不況の原因が日本単独の円高の進行であったためで、このようなケースでは、競争条件の悪化を、輸入コストの減少がある程度、相殺出来るので、日本で深刻な景気の落ち込みが起こらないのが、一般的です。
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